良かった。
言葉では言い表せない感動がありました。編集も今までにはない音の演出が素晴らしかった。わざわざ、あざとく描かなくても十分伝わってくる、これぞ映画だ!と言いたくなる。そんな作品でした。
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アカデミー賞主要6部門ノミネート、音響賞・編集賞受賞作品。突如難聴になったドラマーのルーベンは、一緒にバンドを組む恋人ルーに難聴者のコミュニティに連れていかれる。難聴であることをハンディとして捉えていなコミュニティの人々と過ごしながらも、その現実を受け入れることの難しさに直面するルーベンは、自分の人生を前に進めるために、ある決断をする……。
言葉では言い表せない感動がありました。編集も今までにはない音の演出が素晴らしかった。わざわざ、あざとく描かなくても十分伝わってくる、これぞ映画だ!と言いたくなる。そんな作品でした。
主人公ルーベンはヘビメタのドラマーで過去ヘロイン中毒 だったが、元々はイイヤツである。 彼自身はとてもイイヤツなのだ。 人に暴力をしたり、むやみに軽犯罪をするタイプでも ない。 彼の周りの人々も誰も悪くない。 気持ちも理屈も理解できる。 ただ、なにか引っかかる、拭えない違和感。 彼が後天性難聴になり(どうしてそうなるのか)ろう者支援 コミュニティに行けと彼女が突き放す。 行き場の無いルーベンは嫌々ながら、その地に身を 寄せる。 なんかヘンである。 彼女は金持ちのお父さんの所へ帰るというのだ。 ルーベンの耳に異変がない時は汚いヘビメタソング叫んで いたリストカットの跡が光る、恋人が。 困難を恋人二人で乗り越えるのではなく、別々で乗り 越えるという事だろうか。 近い将来や未来すら約束せず離れる。 愛し合っていたら、そうにはならない。 観客は、既にルーベンの、彼女に会いに行ったパリでの 顛末を予想している。 やはり、そうだ。 ふたり依存でしかない関係。 一緒にいても、どうにもならない関係。 ルーベンが独りきりになった無音の世界。 観客は作品の冒頭からルーベンに同化していた。 映画が終わってからも、この一体感に静かな震えが 止まらない。
あまりに価値観がかけ離れている主人公とは感情移入できない。嫌いになる。 反面教師として見る映画だと思った。 これは人それぞれだが。 こういう反面教師的な映画の評価は主人公が嫌いな感じなのでつい面白くないという判断をしてしまうが、演技として演出として生身の人間として見れているので映画として表現として優れていると言えようか。主人公と同化して評価するのは違う。 最低人間を描いた映画もたくさんありますね〜。 今パッと思いついたのは「ナイトクローラー」のジェイクギレンホール。あれは腹立つ。でも面白かった。 映画の見方もいろいろあるというのを再確認しました。
聴覚を失うということはどういうことか。映画は難聴者の音の世界を実感させてくれるところに新しさがある。同時に聞こえてた時の人生と聞こえなくなった人生を対比して見せる。「難聴は直すべきものではないとして生きる」というセリフが印象に残る。
主人公の気持ちが良く分かる。 バンドのドラマーが突然難聴になって、手術しないと治らない。 自分もバンドをやって、片耳だけ難聴になりました。 今でも片耳だけ、高い音が聴こえない! 風邪を引くと映画にあった様なこもった音になるしね。 ラストで彼女のもとを去り、街のノイズに耐えられなくなって、無音になる。 切なさがたまりません。
「サウンド・オブ・メタル」鑑賞。 ツアー中、あるドラマーの耳が突然聴こえなくなる。 その恐れと不安を、まるで観客にも擬似体験してくれと言わんばかりに耳鳴りから始まり、人との会話や周りの音が歪んだりこもったりしてノイジーに再現され、その気持ちが生々しく伝わる。 人は誰しも突然ハンディキャップを背負うことは十分有り得るし、自分がそうなった時、如何にその現実を受け止めてその後の人生を決めるかが非常に重要だとあらためて感じた。 後半どうなっていくのか、非常に興味深かったのだがこのエンディング。 実に素晴らしかった。 バンドマンには勿論、全ての人にお薦めです。 蛇足だが、主人公が演ってるバンドは決してメタルでは無いのになーと思ってたら、何と!中盤でGISMのTシャツを着てた!!!後半ではノイバウテンのTシャツも。
聴覚を失っていくドラマーが主人公のこの物語。その気持ちの葛藤を描くのかと思っていたが、内容ば少し違った。フィナーレに向かい切なさが折り重なってくるが最後の最後の表情は解放を意味していてほしい。
ほんと間違いなく映画館で見るべき映画。感情揺さぶられる。
聞こえるということ、聞こえないということ。 衝撃的な映画体験だった。
サイコーでしたよマジで!!