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窓辺にて ポスター

窓辺にて

4.2 143分 2022/11/04 公開
恋愛G日本
チケット予約

あらすじ

フリーライターの市川茂巳は、編集者である妻・紗衣が担当している売れっ子小説家と浮気しているのを知っている。しかし、それを妻には言えずにいた。また、浮気を知った時に芽生えたある感情についても悩んでいた。ある日、とある文学賞の授賞式で出会った高生作家・久保留亜の受賞作「ラ・フランス」の内容に惹かれた市川は、久保にその小説にはモデルがいるのかと尋ねる。いるのであれば会わせてほしい、と。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
今泉力哉
キャスト
稲垣吾郎/中村ゆり/玉城ティナ/若葉竜也/志田未来/倉悠貴/穂志もえか/佐々木詩音/斉藤陽一郎/松金よね子 ほか
配給
東京テアトル
公式サイト
https://madobenite.com/

クチコミ

どするん ネタバレ

理性と感情の行方

- 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

めちゃくちゃ面白かった 笑い堪えるのに必死だった 今泉監督作品を全て見たわけじゃないけど 今回も例に漏れず最高だった 恋愛の描き方がすごく心地いい 会話の中の所在なさとか、言葉にできないもやもやとか、すごく人間味が溢れている登場人物が愛おしい。 ここからは理性的に。 茂巳は妻の浮気を知りながら悲しみや怒りという感情が持てない自分にショック受ける。サイコパスにも見えるかもしれないけど、本人はいたって真面目に悩む。 自分にも他人にも正直すぎるんだと思う。 自分の中の感情に従うと好きというものがわからなくなってしまって、それを他者にも正直に言ってしまう素直さがある。 物の少ない部屋にシンプルな服装 無駄のない理性的に見える姿とは裏腹に、 馬鹿正直な言動がどこか子供っぽくもみえる。 だから、留亜はそんな茂巳に惹かれた。 1人だけまっすぐな茂巳が魅力的だったんだと思う。 ただ、感情の発生から決断までの帰結に無駄がないからある種の正しい答えしか見出せないし、冷めた人間にも見える。 茂巳は物語の書き手だったのかも。 ゲームマスターみたいに第三者視点でしか物事をはかれない。登場人物としての自分がない。 浮気の相談をしても他人がどう思うかが知りたくて、自分がどうしたいか見えない。妻がどうしたいのか浮気相手がどうしたいのか、それが自分の意思になり変わる。 自分のため、それも決して嘘じゃない でも妻の意思に従うことが自分の意思になってる。 人にはどう思うのか聞けるのに、 自分自身に同じ問いかけができない。 相談はたくさんされるのに相談できる人はいない。 茂巳は、とても矛盾した存在感に思える。 でも、何事もそう 競馬は嫌なのに馬肉は食べれるのと一緒で 自分の関与しない事象にはみな無頓着で 一度その矛盾に気づくと頭を悩ませる。 その問題も考えれば答えはきっと出るんだろうけど、 そこで悩んだり、葛藤したりするのが贅沢なんだと、 感情が無いことが貧しさで、感情の起伏が豊かさだと そう訴えかけてくるよう。 どこか幸が薄くて透けて見えるような 感情のない無機質な茂巳も人と出会って変化する。 どこか浮世離れした未成年の作家 俗世から離れた似た者同士の元テレビマン タクシードライバーのオモシロ滝田 勝手にライバル視してくる浮気相手の作家 見るからに子供っぽい留亜の彼氏 人に期待を寄せると失望すると言うが、それは言い換えれば自分が求めたものを返してくれる人が少ないということで、カワナベが言ったように茂巳は無意識に、悪意もなしに、人を見下していた。 人を信頼もしてないから裏切られることもない。 何もかも別世界の関係ない話だった。 自分自身さえも客観視した茂巳は 無駄がなく味気なく面白味がなかった。 だからこそ、 時間も金も同時になくなる無駄の極みとも思えるパチンコが"贅沢"という感覚を面白いと思った。 人の意見に流されやすい性格が功を奏する。 ニュートラルな存在だった茂巳が感情が動かしていく。 結婚している時は人の感情がわからない旦那に見えるけど、きっとそんなことはなくて、確かに愛情はあったんだと思う。じゃなきゃ義母の家に通ってケーキ食べるアルバムなんて普通作らない。妻も気づいてなかっただけで好きという気持ちはあったんだと思う。本人も自認してなかっただけで。 妻の紗衣やゆきのさんから見ればダメな旦那に見えたと思う。愛情を持たないおかしい旦那だと。でも客観的に見れば浮気もせず、小綺麗で社交性もあって、妻を気遣い、女性と夜を共にしても手を出さないいい男だった。 一方でマサは妻のゆきのと娘も大切にして家族サービスもする良き旦那である側、女優と浮気をして関係を切らない一次欲求に忠実な身体だけを求めるダメな男でもあった。 旦那としての存在と男としての存在、綺麗な対比。 表面的に見たらマサの方が幸せな家庭で 結果離婚した茂巳の方が不幸に見える。 でも、きっとどちらも幸せの形。 茂巳にとってはやはり小説が大切だったんだと思う。妻に浮気されても怒りがないのに留亜の小説には怒りを持てたし。 そんな大切な"小説を書くこと"を失ったことで夫婦の時間を手に入れていた。 何かを手放すことは何かを手に入れることだった。 妻の紗衣こそ、本当に好きだったのかな。 茂巳じゃなくて"小説を書いていた茂巳"がすきだったんじゃないかな、そしてそれを荒川に投影してたのかも。 2人がお互いを照らしあって存在しあってたはずなのに、お互いに自分の存在価値を疑い、想いはすれ違う。 書いたら過去になった荒川と違って 茂巳は小説を書かないことで 紗衣との時間を今にとどめていた。 だからヨコヅナの方が会いたいんだよね。 きっと。 チーズケーキが本来のパルフェだと思っていた時から、最後はパフェの気持ち悪さを受け入れられるようになってた姿は素敵に見えた。 男と女、恋愛と結婚、感情と理性、 随所で色々な2軸が対立軸として見え隠れして 構図としても捉えやすく展開も小気味良い。 interestingとfunnyが共存して cynicalとcomicalが混ざり合って とっても楽しくて豊かな映画だった。 ここからは感情的に。 稲垣吾郎×今泉力哉の破壊力たるや 若葉くんも顔つきから全然違ったなあ 大人の"私はわかってます"みたいな感覚嫌だったな 自分もあてはまる気がするからなおのこと 感情や欲求に素直な学生カップルに羨望 会話はどこ切り出しても軽妙で皮肉的で 特に浮気の相談するシーンはおもろすぎた どんな三者面談だよ笑 どのツラ下げて相談乗ってるんだよ笑 あと全然関係ないけど彼氏のその服なんだよ どこにポケットついてんだよ笑 もう本編と関係ないどうでもいいことも面白くなってた。 あー、面白かったなあ。 色々言葉を綴ったけど、批評したり分析したり考察したりしてないで、周りの顔色を伺いすぎないで、もっと欲求に素直になっていいんだと思えた。主観的に心の向くままに生きていいんだと肯定してもらえた気分。 正直であることが一番。 一般的にとか、正しいからとか、こうあるべきとか、そんなのは本当はどうでもよくて、自分がどうしたいのか ただ、それだけいいんだと思えた。 トランプしたあの夜を きっと留亜は小説にするんだろうなあ。 読みたいな、茂巳がモデルの小説。

うちゃ

吾郎ちゃんの魅力満載

- 3年前

 今泉監督と吾郎ちゃんが掛け合わされると、こんな素敵な映画になるのだなと、お二方のファンには垂涎ものだろう。  会話劇であり「静」の作品なので、多少好みは分かれるかもだが、なんかオシャレな大人の作品。コドモが観るには少し早いかもしれないが、ちょっと背伸びして観てみるにちょうどよいかも。

whsq

終わり方が秀逸!

- 3年前

長回しも多く、見応えがあった。 映像が柔らかい感じで素敵でした。 最近アクションをよく観ていたせいか、途中ゆったりしたテンポのところで一瞬寝落ちしそうになったが会話がどうなるか気になり持ちこたえた笑 クスクスと笑えるところも結構あって面白かった。 玉城ティナさんがめちゃくちゃ可愛い! あと、倉さんが良いお仕事されてます。 最後の終わり方が好きだったな〜おもしろかったです!

NoriMaki ネタバレ

飽きない会話劇

- 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

それぞれのカップルの愛の重さと表現の違いの対比が見事。143分という上映時間を全く飽きさせない。稲垣吾郎は当て書きだけあってリアリティがあり、女優陣は4人それぞれが強く儚く美しかった。

mui

本をよむような映画

- 3年前

良い本を読み終わったような充実感 観てよかった〜。 後半、パフェはいつかとそわそわしてた。

User20210908181301

淡々としているけど、飽きない

- 3年前

物語の中でもサイコパスと揶揄される、周囲から見ると感情が乏しいようにも感じる主人公に稲垣さんの雰囲気がとてもマッチしていた。 文学の世界の登場人物が多いからか、監督の作柄か、独特ながら心に沁み入ってくる表現が多く、少し長いなぁなどとも思ったけど、飽きずに鑑賞できた。 新進気鋭作家に指摘された主人公の愛情表現が、これまた独特ながら素敵だなと思う。

だるまん

淡々と日常の会話劇、今泉監督らしい

- 3年前
ちょっと長いので水分控えて鑑賞です。 日常を淡々と描かれた独特な雰囲気が良いです。今泉監督らしい。 とくに今作は会話劇だなと思った。 どこまで脚本でどこまでアドリブ?偶然なのか分からない。 シャインマスカットが床に落ちるとか、ちょっとわら… 続きを読む

ちょっと長いので水分控えて鑑賞です。 日常を淡々と描かれた独特な雰囲気が良いです。今泉監督らしい。 とくに今作は会話劇だなと思った。 どこまで脚本でどこまでアドリブ?偶然なのか分からない。 シャインマスカットが床に落ちるとか、ちょっとわらってしまった。 基本は三組の恋愛模様なのだと思いますが、決めゼリフも無ければハッキリとした結論もでるのか?ホンワカしました。ただ、内容は不倫だったり際どいはずですが、淡々と描かれているので、観たあと清々しい感覚もあります。 日常をリアルに。独特の間で、セリフのない行間にいろいろとつまった、映画館でじっくり観るための映画だと思います。やっぱり好きな監督さんなのだと実感しました。 次回作は有村架純さんですか。楽しみです。

もり

うんうん

- 3年前

ひとそれぞれ考え方意見が違うのをあらわしてたのかな

kikimeron

夫婦の対峙

- 3年前

妻の浮気を知ってもショックじゃない自分にショック…という夫。稲垣吾郎の演技が自然で、ちょっと笑えたりもします。夫婦が静かに対峙するシーンはリアリティあり、自分が妻になったかと息を呑む瞬間がありました。 若葉竜也、倉悠貴と今泉監督の常連俳優さんの登場も嬉しく、稲垣吾郎も今泉監督作品の常連俳優になって欲しいです。

mmichiyo

うかつにも

- 3年前

途中でうとうとしてしまいました。体力的にしんどい 長回しのシーンに「迫力があった」「緊張感があった」というコメントがありましたが画面からは伝わってきませんでした。。私には すみません。 体力のある時に、寝ずに鑑賞します。

長い

- 3年前

女の子と一緒に観に行ったら途中で帰られました。笑 特にオチがあるわけでもなく2時間半は長すぎ

貴様、うどん粉

パフェ、パチンコ、ババ抜き。

- 3年前

ワンシーンごとの会話劇が趣あって、話が進むにつれて、茂己の人間味が少しずつ理解していくようで面白く観れた。 終盤の12分の長回しのシーンは、夫婦の互いの想いが溢れて、惹き込まれること間違いなし! 全然関係ないが、茂己役を井浦新で演じたものも観たくなった。後半は井浦新の残像が見えたぐらい、ほぼ井浦新だった。 稲垣吾郎は左利きなことを今更ながら知った作品。

澄海保

良かった、、、!

- 3年前

不倫という重いテーマ。 テレビや配信のドラマなんかでは、グログロとした、人間の醜さとか、欲望を描くようなものが多い。 それをこんなにも鮮やかに、繊細に、爽やかに、でも軽んじている訳ではない表現があるんだなぁ、と感動してしまった。 観終わった後になんとも言えない優しい気持ちになれるような映画。 素晴らしいです。

mami

窓辺にて

- 3年前

感情の揺らぎがわかりにくい主人公に稲垣吾郎のキャスティングは最高に合ってた。 心に素直な女子高生とその彼のカップルと対照的で面白かった。

ムム

ゆっくりだけど観入ってしまう

- 3年前

情報無しに観ると、当て書き?と思ってしまう。 後から監督のインタビューを知ると、やっぱりとなる。 稲垣吾郎さんだったらこうするだろうな〜というところだらけ。 高校生作家・久保留亜との関係性が面白い。

yoko.

久しぶりに、、

- 3年前

いい時間だったと思える映画を観れた。 今泉監督と吾郎ちゃんの組合せなら間違いないと思って観たがやはりそうだった。 何度もクスッと笑ってしまった。 吾朗ちゃんにしか出来ない映画。 よかった。

タク

終わってワクワク

- 3年前

色々な捉え方がある映画でユーモアもあり会話が多い映画の割にはあっという間に終わってしまいました。 稲垣さんはハマり役でしたね。 帰りの列車でもし嫁が浮気したと想像して、どの友人に相談するか?どんな返事が来るか?かなりワクワクしながら家路につきました。

のむにょろ

普通の稲垣吾郎が面白い

- 3年前

号泣も爆笑も無いけれど、ニヤニヤして観てしまう映画。一冊の小説を読み終わったような充実感に浸れます。お勧め。

蛇鶴八歩

なんとなく、ただなんとなく

- 3年前
なんとなく気まずい空気感がよく出てた。 沈黙になってしまいそうな場面がとても苦しい。 暴力的な沈黙。心理的にぶちのめされた感じがしてなんとなくしんどい(笑)。 でもあるあるこの感じ。となる。 まず質問されたことにそうかもねとどちらでも取れ… 続きを読む

なんとなく気まずい空気感がよく出てた。 沈黙になってしまいそうな場面がとても苦しい。 暴力的な沈黙。心理的にぶちのめされた感じがしてなんとなくしんどい(笑)。 でもあるあるこの感じ。となる。 まず質問されたことにそうかもねとどちらでも取れるようなはっきりさせない答え方でなんとなくはぐらかして誤魔化す。これはあとでどっちの答えから責められてもはぐらかせるようにと自分を守る手段でもある。 悩み事を解決するのになんとなく誰かの助言通りにするのはあとでうまくいかなかった時にその人のせいにできるという利点がある。その人を責めるのではなく自分の中で言い訳として採用するだけだけど(人を責める勇気はない)。 私的な話で恐縮だが、なんかこうなんとなく責められてる気持ちがずっとある。それはもう物心ついた頃から。大人になった今でも車を運転しててどこかでクラクションが鳴ったらそれは全部自分に向けられてる気がする。とりあえず悪かったところがないか考える。で、オレはシロだと納得できたら安心する。なんて肝っ玉の小さい人間なんだろう(笑)。 こんな感じかなあとなんとなくこの映画でやろうとすることがわかった気になった。あくまでなんとなくだけど(笑)。このなんとなくが堪らなく心地よいのである。 しかしこれだけははっきりと言える。 この映画、なんとなくではなく確実に心に響いた。 などと、帰りに喫茶店の窓辺にて遅い昼食を取ってパンフレットを読みながら考えた。 (いややっぱり早い夕食と捉えた方が贅沢な気持ちになるからそうしよう)

FRASH

フォトジェニックでした

- 3年前

稲垣吾郎の佇まい、玉城ティナの演技、キャストは良かった。もうちょっと短いほうが良さは増してたと思う

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