お元気ですかー?
映画館でお元気ですかが観れて本当ラッキーだった。 岩井俊二の作品は、本当に映像が綺麗。自然光の取り入れ方や、わざとらしくない人物の立ち位置がとてもいい。
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神戸に住む渡辺博子 (中山美穂) が、山の遭難事故でフィアンセの藤井樹 (いつき) を亡くして2年が経った。三回忌の帰り道、樹の家を訪れた博子は、樹の中学時代の卒業アルバムから彼がかつて住んでいた小樽の住所を見つけ出した。 博子は忘れられない彼への思いをいやすために、 彼が昔住んでいた小樽=天国へ一通の手紙を出した......。ところが、あろうはずのない返事が返ってきた。やがて博子はフィアンセと同姓同名で中学時代の同級生、ただし女性の藤井樹が小樽にいることを知る。博子の恋 樹の恋。一通のラヴレターが埋もれていた二つの恋を浮き彫りにしていく。
映画館でお元気ですかが観れて本当ラッキーだった。 岩井俊二の作品は、本当に映像が綺麗。自然光の取り入れ方や、わざとらしくない人物の立ち位置がとてもいい。
岩井俊二監督長編第1作『Love Letter』が公開30周年を記念、4Kリマスターで鮮やかに蘇り、4月4日から全国の劇場でリバイバル上映中。 昨年12月急逝された中山美穂氏への哀悼の意を込めてテアトル新宿さんにて30年ぶりの鑑賞。 『Love Letter』(1995/117分) 本作が公開された1995年はリュック・ベッソン、クエンティン・タランティーノ、ウォン・カーウァイなど新進気鋭のクリエイターが台頭、ミニシアターブームも重なって新風が吹くなか、国内ではテレビドラマ『FRIED DRAGON FISH』(1993)、『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』(1993)や『undo』(1994)で旧来のドラマや邦画とは全く異なる、スタイリッシュな映像美を織り成す岩井俊二監督の登場は衝撃で、長編映画デビューは日本映画も遂にターニングポイントになるかと期待に胸を膨らませて劇場に足を運んだ思い出があります。 岩井俊二監督と撮影監督の篠田昇氏、照明の中村裕樹氏の織り成す、暖かな自然光はじめ明々したストーブやガラス溶融炉、照明の逆光を活用した柔らかな光とそよ風の優しい世界観や空気感は4Kリマスター化でさらに美しさを増しています。 改めて観なおしてみると一つひとつの小道具も細部に渡るまでアンティークのように洗練されていてお洒落。ワンシーン、ワンカットが絵画や絵はがきのような芸術性高いですね。 そして本作のもうひとつの魅力は渡辺博子と藤井樹の一人二役を演じた中山美穂氏。 『ビー・バップ・ハイスクール』『毎度おさわがせします』『ママはアイドル』での圧倒的人気の国民的アイドルでしたが、本作でお淑やかな渡辺博子と少し勝気な藤井樹の一人二役を大げさな演じ分けでなく、見事繊細に演じ切ることで本格的な女優として大きく飛躍、岩井監督の映像美も相まって、どのカットも実に神々しく、個人的に彼女の代表作ですね。 また樹の(少年・少女時代)を演じた柏原崇氏、酒井美紀氏、そして豊川悦司氏も瑞々しい演技も良いですね。 ラスト。 樹が遭難した山に向かい「お元気ですか。私は元気です」と呼びかける印象的なシーンは急逝した中山美穂氏本人との様々な思い出も重なって、胸が熱くなりますね。
中山美穂の一人二役は素晴らしい。でもそれ以上にトヨエツかっこよすぎる! 藤井樹君の図書館のシーンにも惚れ惚れしたし、全てのシーンが大好きです。 だからテレビ放映もカットしないで欲しい…
「お元気ですかー」 映画『Love Letter』を約30年ぶりに再鑑賞しました。岩井俊二監督のデビュー作。4Kリマスター版で映像はより繊細に、音声はドルビーSRから5.1chデジタルサラウンドへ。監督のこだわりで、センターにはあえてフィルム音が残されていて、あの頃の空気を感じさせてくれます。 中山美穂さんの一人二役、本当に素晴らしかった。静けさの中ににじむ感情、丁寧に積み重ねられた演技……今あらためて観ても、やはり名作でした。 懐かしくて、切なくて、気づけば涙がこぼれていました。 終映後、思わず心の中で美穂さんに呼びかけました。 「お元気ですかー」――その声が、どうか届いていますように。
岩井俊二作品が好きになって過去作に遡ろうと思いつつ、なかなか見る機会がありませんでしたが。ほかの作品でラブレターの話が出たので良い機会なので鑑賞です。 スタートからちょっとねじれていて、これがどういう意味なのか考えてしまいます。時間軸がズレている?想像しているキャラクターが入れ替わってる?死んでる人間が死んでない?逆に他にも死んでる? などなどいろいろ考えてしまいますが、そんなに複雑ではありません。もっとピュアな物語です。 そういえば、あの岩井俊二監督の30年前だもの。 30年前のストーリーと絵作りは、ノスタルジックで今風ならエモい。昭和っぽい演技で、上手いとかそういうものでは無い。今ならもっと違った演技になるかと。 「ラブレター」の2つの意味と、、最後の終わり方。良かったですね。 多分、今夜ベットで噛み締めて、、明日はもっと良くなるのでしょう。岩井俊二監督作品ですから。
もう劇場でもDVDでも何回観たかわからない。セリフも覚えているくらいなのに、いつも最後は何とも言えない感動を味わえる。 ストーリーや出演者の演技もさることながら、全体を通した静かなトーンと美しい映像も見どころだ。今は亡き名撮影監督 篠田昇さんの最高傑作だと思う。
亡くした婚約者に、ふと手紙を出したら返事が来た…!という奇想天外な始まり。似たような展開の作品は他に観たことがないので、誰が見ても面白いはず。現在と過去が交錯するので、そのような作品が好きな人にお薦め。景色も音楽も綺麗で映画らしさ満点です。最後の最後にほろっと泣けるけれど、決して悲しい映画ではなく、感動で終われるので、辛いのはニガテという人でも楽しく見れる作品。
小樽の街並みや風景がやたらと綺麗だと思ったら、この頃から撮影は篠田昇さんと組んでたのね。 思い出って美化されたままにしておいた方がいい事もあるよね。 観終わった後、自分の過去の記憶を辿りながら余韻に浸った。