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時計じかけのオレンジ ポスター

時計じかけのオレンジ

4.8 136分 1972/04/29 公開
SFドラマR18+イギリス
チケット予約

あらすじ

近未来、主人公の少年アレックスは強盗や強姦、暴力を行う日々を楽しんでいた。ある日いつものように強盗を行い、入った家の人を殴り殺してしまう。逃げるアレックスだったが、仲間の裏切りによりあっさり逮捕されてしまった。投獄されたアレックスはある実験の噂を耳にする。洗脳を行われた被験者は、暴力やセックスに手を出そうとすると精神にも肉体にも苦痛を伴うようになる。そうする事で二度と間違いを犯さなくなるという。実験を受ければすぐにでも刑務所を出られると聞いたアレックスはすぐに志願。自ら洗脳の実験台に立たされるのだが......。

場面写真

キャスト・スタッフ

監督
スタンリー・キューブリック
キャスト
マルコム・マクダウェル/パトリック・マギー/エイドリアン・コリ/オーブリー・スミス/マイケル・ベイツ/スティーヴン・バーコフ ほか
配給
ワーナー・ブラザース映画

クチコミ

Marco Me Mi-So ネタバレ

カルト映画の決定版

- 8年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

ます、レビューするような作品ではないし、オススメの映画として人に紹介できない。 だが、まぎれもないカルト映画の決定版、カリスマ的な魅力のあるバイオレンス映画であることは間違いない。 自由放任主義と全体管理主義への強烈な皮肉が込められており、この手の作品に目がない自分にとってはヤラレタとしか言いようがない。 終盤出てくるマッチョは、実はダース・ベイダーの中の人である。

矢萩久登

🎬 40年ぶりの劇場体験:『時計じかけのオレンジ』

- 6ヶ月前
『午前十時の映画祭15』で、40年ぶりに『時計じかけのオレンジ』を劇場で鑑賞。 初めて観たのは映画公開(1987年)からほどない時期で、レンタルビデオだったことを覚えています。 当時、この作品は英国で類似事件が発生したために再上映が禁止… 続きを読む

『午前十時の映画祭15』で、40年ぶりに『時計じかけのオレンジ』を劇場で鑑賞。 初めて観たのは映画公開(1987年)からほどない時期で、レンタルビデオだったことを覚えています。 当時、この作品は英国で類似事件が発生したために再上映が禁止されており、「英国では上映禁止の問題作」というキャッチコピーに、背徳感と好奇心を掻き立てられましたね。 🎨 時代を超越した芸術性とメッセージ 40年前は、圧倒的な暴力シーンや性描写にばかり目がいっていましたが、今回劇場で観て、退廃した近未来のロンドンがスタイリッシュで現代アートのように描かれていることに改めて感動。 セットや小道具の細部にまでこだわりが感じられ、鮮やかな色彩がファッション性や芸術性を際立たせています。半世紀以上経った現代でも輝きを増していることに驚きです。 🎵 映像と融合する音楽 音楽面では、ベートーヴェンの『交響曲第9番』やエルガーの『威風堂々』といった馴染み深いクラシックが、シンセサイザーによってリファインされ、近未来の退廃した世界に完璧に調和していました。 映像と音楽が一体となって、作品の世界観をより一層深めていますね。 🎥 卓越した撮影技術 光と影のコントラストの使い方も実に見事でした。照明の設置位置や、影一つで作品のイメージががらりと変わる、まさに「お手本」のような作品だと感じます。 スタンリー・キューブリック監督の映像に対する徹底したこだわりがひしひしと伝わってきますね。 🧠 今も色褪せないテーマと演技 管理された全体主義社会へのエスプリの効いた洗練された脚本は、50年以上経った現代でも普遍的なテーマを投げかけています。そして、アレックスを演じたマルコム・マクダウェルの怪演も、やはり素晴らしいの一言に尽きます。

ストレンジラヴ

雨に唄えば

- 7ヶ月前
「...完璧に治ったね」 午前十時の映画祭15。 初めて<ビディー>ったのは19歳の頃、放課後の大学の階段教室にスクリーンで映してもらった。事実上の貸切状態。そりゃあもう<ガリヴァー>が<スパーチカ>したものさ。あの"What a glo… 続きを読む

「...完璧に治ったね」 午前十時の映画祭15。 初めて<ビディー>ったのは19歳の頃、放課後の大学の階段教室にスクリーンで映してもらった。事実上の貸切状態。そりゃあもう<ガリヴァー>が<スパーチカ>したものさ。あの"What a glorious feeling"は今でも忘れない。以来すっかりキューブリックの虜。 それから16年経って、今度は正式なスクリーン。いいタイミングで<ビディー>ったと思う。話題が脇道に逸れるが、少し前にSNSにおいて「学校内でのいじめ動画」が拡散した。SNSにそんな動画を投稿する時点で救いようのないアホだ。当然炎上を招き、学校から教育委員会から大人達が説明に奔走する事態に至った。別にいじめを肯定する意図は全くないし、ここで是非を議論するつもりもクソほどもない。だがしかし個人として最も胸糞が悪かったのは、匿名で「許さない」などと非難を浴びせ、当事者の個人情報から何から勝手にアップロードをし、果ては教育委員会にまで誹謗中傷の電話を畳みかけた第三者である。このうちの何人が、これまでの人生で(見て見ぬふりも含めて)いじめに一切加担したことがないと胸を張って断言できるのか。直接にせよ間接にせよ君達だってかつてはその<ドルーグ>のひとりだったのではないか、そう思うとこいつらの<ヤーブロッコ>の<マレンキー>ぶりが実に不愉快極まりなかったのである。 さて、脇道に逸れ過ぎたのでそろそろ荒治療を施して元の軌道に戻そう。つまり本作もそれに近い。結局どこまで行ったって、生物の本能は「残虐性」にあるというのが持論だ。そりゃそうだ、食わなければ食われるのだから。強いて言えば主人公アレックス(演:マルコム・マクドウェル)は、バイオレンス以外には何の才能もなく、「一般人」なら当たり前のように持ち合わせている「本能の見せ方/隠し方」すらロクに身につけられなかった哀れなクソガキなのである。そして穿った見方をさせてもらうならば、あれだけ荒廃した社会で夜間にカーテンと戸締りもまともにやっていない「一般人」の方にも問題がある。結局それぞれがそれぞれに当然の報いを受けたわけだが、その過程で暴力のウエイトが螺旋を描くようにシフトしていくところに本作の巧さと面白さがあると個人的に感じるのである。 哀れなアレックス、だがしかしベートーヴェン好きの朋輩として君を見捨てることはできない。ベートーヴェンを愛する者にロクな奴はいないが、同時にいなくなっていい奴もいないのだ。ちなみにモーツァルトを愛する者は悪魔しかいない。君は素直すぎるのだ。だからアレックス、どうかこれからも私の<ドルーグ>でいて欲しい。また「雨に唄えば」を一緒に歌おうな。

蛇鶴八歩 ネタバレ

映画史上最大のホラーショーをご覧あれ!

- 7ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

久々に映画館登場! 年1回くらいの記念行事になったらいいのにと思う。まあそんな映画はたくさんあるか。1日に1本にその映画の記念日にして毎年必ずやる。あーよく考えてみるとそんな名作は365本は余裕であるので記念日は全部埋まってしまって新作を見れる機会がなくなってしまうことが心配になってきた笑。そんな戯言はさておき、今作。 何回も観てるのに毎回気づくことがある。その映画の懐の広さということができるけど、それ以外に「毎回違う自分」が観てるということもできると思う。こんなしょーもない不甲斐ない自分はなんの成長もないと常日頃から思い知っているが、同じ映画を観て違うところに気付くということは、前に観た時の自分より多少は成長していると言えるかもしれない。いやでも「違う」だけであって成長ではなく後退の可能性もある。十分あるなあ笑。 またまた戯言で失礼。今回、変化した自分が気付いたこと述べさせてください。 ・アレックスの本名がアレクサンダー・デ・ラージ。初めて意識しました。 ・アレックスの袖に飛び出す目玉のアップリケがついてる。こんなんあったのね。 ・「ホラーショー」「ホラーショー」ってやたら言ってて気になった。悪いことは全部ホラーショーなのね。 ・監獄は「地獄型人間動物園」と言ってた。 ・母の衣装は異常。始めからおかしいが、アレックスが出所してきた特は酷かった。カラーヘアーにミニスカのワンピース。ブラックジャックのピノコみたい。子供ってことか(最後はジジイも変なネクタイしてたな)。 ・文豪ジジイの快演。このシーンの一連が今回印象深い。2回目に訪れた時に最初は強盗にきたアイツとはわかってなかった。でもすでにわかったかのような過剰演技。ここはやり過すぎと違うか、次にわかった時のために1つギアは落としておいた方がいいのではと思っていたのだが、アイツだ!とわかった時からの演技はさらにそこから3つくらいギアがあがったね笑。そしてそれに対して猜疑心を持ちながらも流すアレックスの演技。ここはたまらん演技合戦。その流れからのいきなり失神。スパゲッティに埋まる。髪を掴んで上に上げると脱糞まみれのような顔。おそろしく計算された演出。 ・車椅子を使用しているのに家がバリアフリーではない(当時バリアフリーという概念はないだろうがスロープはあっただろう)。もう家の作りを変えるとかそんな考えはない。力持ちを雇う。無理やり車椅子ごと階段を降りる。金とか権力とかで多少の小さな障害はもう力で封じ込める。剛腕主義。 ・病棟ごとを貸し切るという暴挙。完全に金に物を言わせて囲う。医者とナースが不貞をしてるくらいのレベルの病院。そんなの訳ない。他の誰にも触れさせないという利点がある。 ・コレ今回初めて気づいた。自殺して死にかけたので、暴力を振るえなくなるというトラウマがなくなったということ。元に戻ったってことだったのか。これからまた繰り返すね。クライマックスの印象がガラリと変わってしまった。なんで気づかんかったんやろ今まで。情けない。 ・ベートーヴェンの本名の綴りを記者に手ほどきしようとして「知ってます!」と言われる件好き。 ・それにしてもアレックスのご飯の食べ方はいつみてもムカつくわ〜笑。 まだまだありますがキリがないのでこの辺にしときます。しょーもない戯言にお付き合いいただきありがとうございました。 まとめると、ウルトラ暴力が全面に押し出され何かと非難の的になる映画ではありますが、前半の伏線回収や社会状況に対する皮肉もたっぷりで(現代にも通用する普遍性を兼ね備え)、芸達者な俳優たちも総出演で、ある意味完璧な映画と申し上げます。 PS.それにしてもマルコムマクダウェルの演技はもう神。威圧感がもうマジ。絶対に逆らえない空気がある。いやな空気を作ります。かと思えばなよなよした泣き顔。どうなってるのこの人間。観てる方が感情をかき回されて情緒がぐちゃぐちゃになる。 PS2.「カリギュラ究極版」の上映時期に合わせてここでやる?笑。たぶん狙ってはないだろうけど、すごい「ひき」なんでしょう。そんな星の元の映画のような気がします。人智を超えた。

kate

内容みくびってた

- 5年前

最初はポルノっぽくて暴力っぽくて嫌だったけど、どんどんストーリーがわかってきて、最後は好きな終わり方だった。 単純にストーリーが面白い。

しゅな

キューブリックの世界観

- 6年前
前回は配信版をiPadで視聴。 やはりこれはスクリーンで見ておかねば。 とこの機会に。 日曜の午前10時。 話題作なだけに観客はまずまずの入り。 多分ほとんどの人が何度目かの鑑賞、って顔つきのご年配の方々。 圧倒的な映像と暴力が大画面か… 続きを読む

前回は配信版をiPadで視聴。 やはりこれはスクリーンで見ておかねば。 とこの機会に。 日曜の午前10時。 話題作なだけに観客はまずまずの入り。 多分ほとんどの人が何度目かの鑑賞、って顔つきのご年配の方々。 圧倒的な映像と暴力が大画面から襲いかかって来る感覚。 まるで軽い挨拶を交わすかのような、彼らの日常。 初見では全く同調出来なかったアレックスの心情が少し分かった気がする。 泣きじゃくるママの心情に寄り添ってしまった。 それにしてもやっぱりキューブリックのセンスには脱帽。 インテリアやファッション、デザインも色使いにも目を見張る。 なんてオシャレ。 どの時代に見ても色褪せない独特の世界観。 この人の頭の中ってどうなってるんだ? ただ、ママの終盤のファッションがサリーちゃんに見えて笑っちゃたのは私だけ?

ぜるたん

レビューできるような映画ではない

- 6年前

バイオレンスで、セクシャルで、無慈悲で、無秩序な世界 その世界がとても芸術的なものに溢れている。 主人公は悪意の塊のような人間で、それを矯正される治療を受ける。 そして治療を受けた後の世界はうって変わって芸術的なものがあまりみられない。 その対比?が面白いと思った。

トモロウ ネタバレ

文句なし

- 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

There was me.からI was cured, all right.まで、大きなスクリーンで心から堪能しました!まともな人間がほとんどいないけど、それがまた逆にリアルというか、20代の頃に観たっきりだったので、40代の今もう一度見てみると、人間の狂気がよりありありと見えてきます。トリアーやリンチの世界も良いけど、やはりキューブリックには敵わないというのが個人的感想です。

ネタバレ

悪意は矯正で治るか。

- 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

この映画を観たのは2010年くらいだったが、公開から40年経っても十分堪能できる作品だった。 主人公の体をはった演技もさる事ながら、ストーリーが良くできていてオチも納得がいきおまけに笑える出来である。 若者の心に巣食う悪意を矯正して治そうとするのが本作の核とも呼べる部分だが、現実問題可能が不可能かどうかを一視聴者として大変考えさせられた。

Tea

アート

- 9年前
全体を通して描いてるテーマはあるんだろうけど、何がいいたいかとかはけっこうどうでもいい感じ。 映画としての「魅せ方」ってのを最大限に出しててそれぞれのシーンがとても印象的。 セリフの言い回しや音楽やインテリア、とにかくアート色が強くてか… 続きを読む

全体を通して描いてるテーマはあるんだろうけど、何がいいたいかとかはけっこうどうでもいい感じ。 映画としての「魅せ方」ってのを最大限に出しててそれぞれのシーンがとても印象的。 セリフの言い回しや音楽やインテリア、とにかくアート色が強くてかっこいいけどかわいくもあったりする。 主人公はとんでもなく悪党なのになぜか嫌悪感を抱かなくて、役柄としてのああいうクレイジー加減って魅力的ですよね。 ストーリーだけを楽しみたいなら映画じゃなくていい、映画だからこそ楽しめるっていう要素が詰まった映画。

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