この涙は
この涙は、なんの涙なんだろう。 悲しい?感動?悔しい?! 当たり前の権利を主張する弱者、実直で、優しく、寛容な。そんな者が報われない悔しさだろうか。 泣きじゃくりたいほど、涙が流れた。
国内最大級映画チケット予約サービス アプリで開く
イギリスを代表する巨匠ケン・ローチ監督が、最後にどうしても伝えたい物語として引退を撤回してまで製作された本作。労働者や社会的弱者に寄り添い、彼らを取り巻く厳しい現実と、それでも明日を懸命に生きようとする人間たちを描き続けてきたケン・ローチ監督の集大成である。イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳のダニエル・ブレイク(デイヴ・ジョーンズ)は、心臓の病を患い、医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとしたが、複雑な制度により必要な援助を受けられない。悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティ(ヘイリー・スクワイアーズ)と二人の子供の家族を助けたことから交流が生まれる。貧しい中でも、寄り添いあい絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追い詰めていく......。
この涙は、なんの涙なんだろう。 悲しい?感動?悔しい?! 当たり前の権利を主張する弱者、実直で、優しく、寛容な。そんな者が報われない悔しさだろうか。 泣きじゃくりたいほど、涙が流れた。
個人的には『La La Land』をおさえて、一躍今年のトップ映画かもしれない。気が早いけど。お恥ずかしながら全然ノーマークでした。 まず娯楽作品ではないです、念のため。しっかりとした社会ドラマ。 題名の通り、腕利きの大工職人でありながら心臓を悪くして休職中の老齢の主人公・ダニエルを中心に、イギリスの貧しい労働者階級の貧困を浮き彫りにしていくのだけど、ただ怠けて貧しいのではく、これでもかと融通の利かない社会のシステムが、誠実さと善意に溢れた市民をとにかく貧しさに追い落としていく姿が描かれます。 その融通の利かなさったら、もうこっちも映画館で叫びたくなるほど。イギリスってこんな国なの⁉︎と絶望することしきり。EU離脱も決めちゃって、かつての大英帝国ほんまに大丈夫か?アカンやろな、とこんなところからも再認識させてくれます。 彼、ダニエルの無償の善意と献身さは社会にとって無駄なのか?嫌、決してそうじゃない!と勇気を持って言える素晴らしい作品だと自分は感じました。 とにかく登場する人、すべての演技が極上に素晴らしい。もはやドキュメンタリーなのでは、と思えるほど。もう一人の主人公たるケイティ役の彼女もほんとに素晴らしかった。すでに今年の俺的アカデミーの助演女優ノミネートは確定w パルムドールはほんまにこういう名作を見逃しませんね。お見事です。胸を締め付けられるも、大いに感情を揺さぶられる、素晴らしい2時間でした。 P.S. 個人的には劇中にたった一度だけ、最後に1曲だけ音楽が流れるのですが、その瞬間に涙が止まらなくなりました。ご近所のみなさん、鼻すすり音うるさくてすんませんでした。勘弁して下さい。 [10:30]@立川シネマワン・hスタジオ
★『わたしはダニエルブレイク』は、巨匠:ケン・ローチ 監督が、 引退宣言して80歳過ぎたにも関わらず、 「今この映画を作られねば!」と立ち上がり撮っただけある映画でした 昨年2016年・カンヌ映画祭〈パルムドール賞(最高賞)〉納得の素晴らしさ 大きな怒りと、やるせなさと、静かな涙と、ダニエルの笑顔が心に残る映画でした 映画の始まりに、 「この映画の1人の鑑賞料から50円が、恵まれない弱い人々に寄付されます 〜ケン・ローチ」 の字幕が流れます パンフ売場横にも、この説明書き板が 皆さん、ぜひこのケン・ローチ監督の渾身の映画をぜひご覧になられてください 優しき「ダニエル・ブレイク」に会いに行かれてください
貧困者が訴える内容がとても響いて、まさにその通りと感動した。 ダニエルの表情の変化。 隣同士を助ける姿に壁に書いた内容、ラストの手紙には涙した。
つまらなかった………
権力に媚びることはしないが、困った隣人には手を差し伸べる カッコイイです
イギリスの北東部の工業都市ニューカッスルで、心臓を患う元大工のダニエル・ブレイクが社会のセーフティネットからこぼれ落ちていく様子と、それでも力強く生きようとする姿が描かれる。 この映画で描かれていることって現実のイギリスの姿でもあるんだろうけど、イギリスより社会保障の手厚い日本でも起こりうる事だし、将来的には社会保障もどんどん減らされていくとダニエルのような人は増えていくことは容易に想像できる。 自分がそうなった場合、ダニエルのように人間の尊厳を保った生活ができるのだろうか。その生き方に勇気をもらえた気がする。 ダニエルの周囲の友人達が皆ダニエルに優しいのがまた心に染みる。
心臓発作起こして医者から仕事しちゃいけないって言われてるのに、役所は働けるから手当は給付できないと言う。それでも手当が欲しければ、就職活動している証拠を提出しろって、もうメチャクチャ。 役所はクズでも、まわりの人たちがみんな良い人なのが救いだった。 ダニエルの優しい表情がとても良かった。
この監督ならではの作品、テーマ選択です。現状がどれほど厳しいか、観客に赤裸々に提示し、それでもなんとか生きていこうとする小さな温かい人々の気持ちも印象深く描かれています。人が生きていくには時に追い風が必要です。現状改善を望みます。
誰かに頼らなきゃいけない状況だからこそ、誰かの助けになれることは救いになるんだろう。 人は衣食住だけじゃ生きてけない。プライドも必要。物乞いじゃなく、1人の市民だ! 制度を悪用する人がいるから審査が厳しくなる。彼等の罪は二重なんだなって思った。 ルールの被害者。関係ないけど、普段の自分にも、いやいやいや…みたいなルールに押し込められているところがあるから、広い意味で共感するというか、人間の不自由さみたいなものを改めて感じた。