フェティッシュな描写と変態的な設定
フェティッシュな描写と変態的な設定。何度もひっくり返される展開で、長いけどグイグイ引き込まれるような感じ。久々にパク・チャヌクを観たなあという満足感。
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『オールド・ボーイ』のパク・チャヌクがイギリスのミステリー作家サラ・ウォーターズの小説「荊の城」を原案に、物語の舞台を日本統治下の韓国に置き換えて描くサスペンスドラマ。1930年代日本統治下の韓国。スラム街で詐欺グループに育てられた孤児の少女・スッキ(キム・タエリ)は、 “伯爵”と呼ばれている詐欺師(ハ・ジョンウ)にスカウトされ、莫大な財産の相続権を持つ美しい令嬢・日出子(キム・ミンヒ)のメイドとして働くことに。日出子は世間とは隔絶した辺ぴな土地に建つ屋敷で、支配的なおじ(チョ・ジヌン)とひっそりと暮らしていた。実は“伯爵”はスッキの力を借りて日出子を誘惑し、結婚した後、彼女を精神病院に入れて財産を奪うという計画を企てていたのだ。計画は順調に進むが、献身的なスッキに日出子が次第に心を開いていき......。
フェティッシュな描写と変態的な設定。何度もひっくり返される展開で、長いけどグイグイ引き込まれるような感じ。久々にパク・チャヌクを観たなあという満足感。
思い出しました。全くテーマは違うけど。 あと、この監督のオールド・ボーイは、あたし史上一番(文字通り)痛い、映画。 今回もかなり、痛いね。
日本語が思った以上に多くてびっくり。 展開は面白くて あっという間だった。 美しい映画だった。
2018.12.25 アップリンク吉祥寺にて 吉田羊さんが鑑賞されたということで鑑賞。
韓国映画って、コントのメイクか!っていうような違和感のある風貌の人物が出てくることが結構多い。これもそうだった。コントみたいな風貌なのにふざけたキャラクターでもない。 半分以上が日本語のセリフなのに日本語をまともに話せる役者が1人も出てこない!これはキツイ。 とにかく違和感満載のエロ映画。 でも作り手は大真面目に作ってるからどうしょうもない。 ボカシだらけで何も見えないシーンにも唖然とした。これならもう上映しなけりゃいいのに。
純文学的な映画だと想像していたら、ミステリーでびっくりした。 官能的で艶っぽい女性二人の絡みが芸術的で美しかったし、ミステリーとしても2転3転する展開でとても洗練されていて長さを感じなかった。 大切な人を想う気持ちが伝わってきて自然と涙が溢れる作品だった。
韓国映画を観るのは初めてだったので楽しめるか不安だったけどかなり面白かった。 まずスッキが超かわいい。秀子の外見はあまり好みでなかったけど、最後にはすごく綺麗に見えた。 濡れ場も良かった。すごく官能的、耽美的映像で惚けてしまった。 そしてどんでん返しの面白さ。 第一部であれ?ってなったりなんか物足りないな、と思ったところが第二部への伏線だったりして、セリフやシーンをひとつひとつ丁寧に観ることができた。 たぶんストーリー自体はそこまで新しいものではないんだろうけど、魅力的に観せる工夫がされていた。 このあとどーなっちゃうの!ってスリルもあって、とにかくのめり込んで楽しめた。 官能的でありつつ、エログロナンセンスに対するアンチテーゼ的な表現も良かった。 直情的なスッキにグッときたし セットや衣装、全てひっくるめて映像もかなり美しかった。 ただ、みんな韓国人なので日本語がカタコトで時折聞き取りづらかった笑 セリフも独特な言い回しだったりして頭に入りにくかったり。 ずっと日本語ってわけでもないのでそのカタコト具合がまた面白くなるんだけど最初は少し戸惑った。
前情報無しで観たところ、お風呂のあたりから、百合かな→サスペンス?→やっぱり百合だ!!の流れでした。思い切った性描写でしたが、映像が綺麗だし日本語のおかげでマイルドというかコミカルになっていたのでそこまできつくなかったような気がしました。
エロさだけ先行して?周りはなぜか男性だらけの客席で鑑賞。
パク・チャヌク監督の作品である「JSA」は俺を更に映画好きに変えてくれた1本。そんな監督の新作は公開前から色々話題になってたのでどんな未知の世界を見せてくれるんだろうと期待を胸に劇場へ足を運びました。 その期待を裏切らない世界観とストーリー展開に2時間30分があっという間でした。 騙し合いミステリーとしても良いタイミングで目が覚めるような急展開をぶち込んできてハラハラさせられたし、人間ドラマとしても背景と追い詰められ方がわかり易くのめり込んで観る事が出来ました。 そして今回はここまでやっても良いんだと思わせるレベルのエロ描写にドキドキしました。特に驚いたのは朗読シーンで放送禁止用語がバンバン出てくるところ。 外国映画で出演者は韓国の方なのに日本語で話すエロ用語はぎこちなく逆にエロさ倍増です。 パク・チャヌク監督の割にはエグいシーンが少ないなぁと思っていたらクライマックスにかけてはちゃんと盛り込まれててそんなところでも期待を裏切らない作品でした。 主演のお嬢さまは松嶋菜々子に似てたなぁ。 映画で描けるギリギリのところを狙ったかのようなこの世界観と緊張感。 是非大きなスクリーンでの鑑賞をお勧めします。
様式美という捉え方もできるけどあの館の和洋折衷具合はそのまま当時の日本の折衷を示していると思ったし、植民地の本国へおもねったいやらしさがそのまま表れていると感じた。それとは別にお嬢さんたちの逞しい生き方を描ききった爽快感も残る不思議な映画。
確かに過激な性描写はあるけれど、左右対称な構図や動き方など、どこか引いて客観的に見るような視点を作ることによって、かなりコミカルなものになっています。それも含めてコメディ要素の強い、しかし映像の美しい、不思議なバランスがありますね。途中で読める部分があるとはいえ、ストーリー構成もよくできており、150分近い上映時間は短く感じました。
肖像画のレッスンのシーンが好きです
プロットからは全く想像のつかない‥ 聞きしに勝る‥‥変態映画でした。 ビアン同士がどうこう、のシーンも 「あのあどけない女優さんがそこまでやるの?」 っていうくらい 開放的に 描かれていますが 抑圧あってこその奥ゆかしさを踏んで 一段階経ている演出とか、たまらないですね。 ほかにも あらゆる性・性癖にまつわる エログロなメタファーだらけ。 口の中の尖った歯、コルセット、春画、縄、鈴、 そして何あの朗読会は 笑。大蛸は 笑。 カメラのアングルも、そこ、そう撮るーー!? って何度も楽しませていただきました。 背景は日本占領下の朝鮮。 カタコトな日本語セリフと 韓国語での構成。 大豪邸で変態伯父と孤独に暮らす、 “秀でた美しさ”を携えた秀子。 スパイとして送り込まれた珠子ちゃん。 と、示し合わせて秀子の財産を奪いに追ってくる詐欺師。 あらゆる要素がシュールに混ざり合い ながら、 コメディリリーフも多々挟み込まれているんですが 今笑ってしまったけど、笑っていいの? と少し後ろめたい妙な感覚に溢れていた。 視点を変えた3部構成の大どんでん返しも想像に及ばず。 長くはあったけど、ミステリー要素として 格段上を行く巧さ。 エログロ美な世界観に気を取られている間に ミスリードしてた‥うわーやられた!という感じ。 美しいですよ、、回収が。 女同士が結束して手を組むと、 男はこうも非力なのか‥。 どう転んでも悲劇にしか辿り着かないと思っていたのに なんとも気持ちのよい、清々しい着地点でした。 その描写も含めて全ていびつではあるんですが 笑。 3本続けて、話題の韓国映画を観てみましたが どの作品も客に媚びること一切なしのやりたい放題。 伴ってクオリティも高すぎる。 同じアジアというだけで ついつい邦画と比べずには居られないんですが、 興行収入や世間の反応に弱腰な傾向にある 日本の映画マーケットを 少し残念にも思いました。
芸術的な映像表現でド変態のエロくてグロくて哀しい性を描いた作品。 謎解きを三部構成で走らせストーリーに引き込む展開に監督の力量を感じる。 思わず「痛そー」っと呻きそうな暴力的表現や「クスッ」とほくそ笑む要素は韓国映画のオリジナリティに由来か? エロさだけを求めるならポルノで充分…その先にある詩的妄想に浸りたいならこの文学的エロ映画を選んだ方がいい。