女は過去の恋を引きずらないなんてウソ。
泣いた。 ツチダと同じ様な気持ちになった事がある。 胸が締めつけられて、苦しくて泣いた。 それでも誰かを愛したい。 愛してほしいと想ってしまう。 きれい事だけじゃ生きていけないけれど、素敵な作品でした。
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魚喃キリコの代表作『南瓜とマヨネーズ』を『パンドラの匣』の冨永昌敬が臼田あさ美を主演に迎え実写映画化。ツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)のミュージシャンになる夢を叶えるために、内緒でキャバクラで働き生活を支えていた。一方、無職で曲が書けずスランプに陥ったせいいちは毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。しかし、ツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。そんな矢先、ツチダにとって今でも忘れられない昔の恋人・ハギオ(オダギリジョー)と偶然、再会を果たす。過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくツチダだったが……。
(C)魚喃キリコ/祥伝社・2017『南瓜とマヨネーズ』製作委員会
泣いた。 ツチダと同じ様な気持ちになった事がある。 胸が締めつけられて、苦しくて泣いた。 それでも誰かを愛したい。 愛してほしいと想ってしまう。 きれい事だけじゃ生きていけないけれど、素敵な作品でした。
漫画の世界のまんまでした。 誰にも共感できない中、 きっとふとしたことで自分もこんな風になってしまうのかなという気持ちになった。 映画と音楽は切っても切り離せないものと思っていたけど、無音の世界も悪くなかった。 とにかくオダギリジョーさんがハギオそのものだった。
試写会にて。 日常を映し出しているだけなのに、胸にずんと響くのは気づかぬ間に自分に重ねているからなんだろうな。 部屋にゴミがたまっていたり、洗い物がたまっているのは2人の関係性を示してる気がした。そうやって人に頼ってみても、頼ってもらえないって気づくと心は離れていく。人間って独りよがり。 ツチダの「せいちゃんがフってくれたら楽なのに」と言いつつも 実際フラれたらタオルで顔を覆って流す涙の痛々しさと、せいいちと再会した時に顔を何かで覆わずにぐしゃぐしゃにして流す涙の清々しさ。この対比が印象的だった。 映像がきれいで好みでした。
ツチダの気持ちは今もこれからもおそらく共感できないし、近いようで遠い話だけど、登場人物が痛くて愛おしくて、なんかヒリヒリした。 最後のせいちゃんの歌が堪らなく良い。せいちゃんとツチダが、どうか幸せでありますように。
原作を読んで映画化しているのを知り映画を見ました。すごく切なくていい映画でした。ハギオがイメージ通り。臼田あさ美ちゃんも可愛いかったです。
臼田あさ美さんと太賀とオダギリジョー このキャストじゃなきゃこのなんとも言えない人間模様は描けなかったんじゃないかなと思います。とてもせーちゃんが嫌いになって好きになりました。
ダメな人がダメな人を愛し、愛される。 若い頃に経験した淡い記憶がよみがえりました。 かなり生々しくて、ハギオ演じるオダギリジョーがとんでもなくリアルでした。 誰かのために頑張るっていうのは結局エゴでなんですよね。 頼られてるようで、現実は離れられなくて縛られているだけ。
太賀の『普通ぽっさ』に吸い寄せられるように鑑賞したが、こんなに余韻が続き、ぐるぐる紐付き昔のことやら色んな感情が引っ張りだされる映画はあまりない。 主人公の行動は突拍子もないけど、本質は普遍的なことだからかな? 『当たり前にある日常』が続いていくことって奇跡なんだと。 恋愛だけじゃなく、仕事・家族・友人関係・行動全てにつながっていく気がした。すごくヒリヒリするけど。 刹那的な甘い蜜と、愛おしい退屈。 なんだか、クリープハイプの歌詞の世界観と似てると思ったら、Vo.尾崎世界観は原作の漫画に影響されたらしい。 魔性の男のオダギリジョー、普通にいそうなバンドマン役の太賀、心が揺れ動く主人公・臼田あさ美。それぞれの役のピースがピッタリとハマった良作。
一番近くにいる人が、ずっと一緒にいられる人とは限らない。 時間が過ぎるほどに感じる存在の大きさと、キラキラした時間が尊い。 タバコの匂いを想像してすごく懐かしい気持ちになって、うるっと視界がぼやけた。
ずっと楽しみにしてた映画! キャストも配役もぴったりだし、 なんといってもダメ男を支える女。っていうあるあるな感じがなんとも言えない。 誰もが言われたことありそうな言葉が飛び交ってて、葛藤。 現実と理想は違って、上手くいかないのがまたもやもや。 その後が気になるところだが、やっぱりせいちゃんの歌で終わっていたのがよかった。。。 生活音のエンディングはたまらなく余韻が残った。 監督さんもこだわったようで、ここが一番の心にぐっと残るものがあったなあ。 きっとこの先もずっと観たい作品になると思う。