『指輪物語』の原点
若き日のトールキンを知ることによって、『指輪物語』の原点を垣間見た思いがした。仲間との友情、運命の愛、豊かな想像力……そのすべてが作品という形になったと思う。ニコラス・ホルトは『ライ麦畑の反逆児』でサリンジャーも演じたので被るかと心配したが、別物として観ることができた。
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メガホンを取るのは、第90回アカデミー賞の外国語映画部門でフィンランド代表に選ばれた映画『トム・オブ・フィンランド』で知られる監督のドメ・カルコスキ。作家トールキンを演じるのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のニコラス・ホルト。のちにトールキンの妻となる最愛の女性エディスを『あと1センチの恋』のリリー・コリンズが演じる。そのたぐいまれな博識と想像力で「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」で知られる幻想的な世界観を自ら創り出し、ファンタジー文学のジャンルを新たに切り開いた“J.R.R.トールキン”。本作は、世界中で愛されているあの作品群の原型となった、母親を介しての物語との出会い、大きな夢を追いかけた学生時代の”仲間”との固い友情、運命の女性エディス・ブラットとの生涯をかけた恋、そしてその全てを引き裂いた第一次世界大戦の過酷な体験といったトールキンの激動の前半生を描き出す。
若き日のトールキンを知ることによって、『指輪物語』の原点を垣間見た思いがした。仲間との友情、運命の愛、豊かな想像力……そのすべてが作品という形になったと思う。ニコラス・ホルトは『ライ麦畑の反逆児』でサリンジャーも演じたので被るかと心配したが、別物として観ることができた。
最後のシーンまで感動はあまりなかったです。 ただ最後に感動しました。 最近このパターンの映画が多いと感じます。 戦争の恐ろしさ、破壊性を感じます。 主人公のトールキンが助かったのが不自然でした。 実話に基づいてますが、戦争のシーンはご遺族にとっては辛すぎる誇張したシーンにも思えました。
この映画の友情は素晴らしい。 どれほど実話なのかわからないですが号泣しました。ヘルヘイマ(地獄を支配する女神への挑戦)をするシーンは最高です。世界とまでは言わなくても彼らの手が届く範囲の世界は変えることをしてたり感動しました。 サーチライトの作品はどれも素晴らしいなぁ。 4.3 9
ホビット、ロード・オブ・ザ・リングの作者であるJ.R.R.トールキンの半生が繊細に描かれていて、2作品に対する造詣が更に深まると共に、友情をテーマにした最近見かけない心洗われるような映画でした。
文学的な映画を観たなという感じ。
戦前のイギリス社会をうまく表現した作品と感じました。
「指輪物語」といえば、人工言語も面白い。トールキンの言語学への興味もこの映画で描かれており、また「指輪物語」「ホビット」を見たくなった。
『ロード・オブ・ザ・リング』の大ファンで、学生の時に出会って以来、あの時に感じた感動は今でも忘れることなく、私の指標となる作品です!! そんな作品を生み出したトールキンの軌跡を知れたのはとても興味深かったです。 程よいファンタジーを感じながら、彼の紡ぐ言葉にとても感動しました!!
もう、ありがとう。 生き残ってくれてありがとう。第一次大戦から、現代のわたしまで。 繋がっている奇跡を実感し、涙が出ました。 万物、そうなんだよね。 この情景はあそこなのかな… ああ、仲良し4人組はそうか、君たちなんだね… そしてサムは絶対に見 捨 て な い号泣!!!!(いやもはや精神状態を考えると実在するのか怪しいと途中で思ったけど、エンドロール見ると実在したのかな) 最後の「彼らは地面の穴に…」でこみ上げるもの。 ロードオブザリングで4人が故郷に帰還した時と、同じようなものがこみ上げました。 大変な目に遭ってもう以前とは違う自分たち、 別世界のような(守りきった)平和と、 おかしみさえある安堵。 だって彼らは地面の穴に住んでいるんですもの涙 ←ここが泣きポイントになる人と会いたい。 あの映画が大好きすぎて、もしかして旅の仲間公開から20年経ちそうなんて信じられません。 自分がちょっと尋常じゃなく指輪に魅入られてる自覚はあるので笑、同じ熱さを語れる相手はいません。みんな大人になっちゃったし。 でもわたしがどれだけあの物語が好きか知っている大事な人たちに、本当に感動したよ! 映画館で観れて良かった!と伝えたい映画でした。
“指輪物語””ホビット”どちらも映画でしか知らなかったけど、改めて原作をよみたくなった。 むしろこの、トールキンの人生を知ってから観る映画はさらに重みがあって、感動できたと思う。 それにしても、子役のHarryくんといい、 皆んな目がキレイでずっと見てられる。
トールキンの半生を描いた本作。 「指輪物語」「ホビットの冒険」の著者 のであるトールキン。 トールキンを演じるのは 『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』に続く 作家役第二弾となるニコラス・ホルト ニコラスホルト君に期待する反面、 伝記作品なのでちょっと構えてしまい 観るのを少し迷っていたのですが 観て良かった。 緑豊かな田舎町の風景 木々に生い茂る美しい葉 ジャム瓶と大きなスプーン 走馬灯に映る赤い影 人の丈ほどもある銅板画 鏡に映し出される二人の後ろ姿 とても美しい映像のなかに描かれる 様々な描写が印象的。 トールキンと親友たちが育む 彼らの友情もとても尊く 羨ましくもあり胸が熱くなりました 4人のほっこり姿は本当に素敵でした 勝手な想像なのですが、彼はトールキンに 友情以上の感情を持っていたように うつったのですが…どうなんだろう? トールキンのなかにあった秘めたものは 母や仲間たち、そして愛した人によって 引き出されてゆきやがて 「指輪物語」「ホビットの冒険」の 世界観が拡がってゆくんですね 伝記物といっても僕が思っていた 構えてしまうような脚色や演出ではなく 序盤からエンドロールまで余すことなく 見いってしまう描き方でした 美しい描写だけではなく 激しい戦火の最前線も映し出される、、 トールキンが戦火を生き抜いたことは ホビットシリーズやロードオブザリングの映画を生み出すことになった事を 考えると感慨深いものがあります ちょっと微笑ましかったのが ニコラスホルト君の背の高さ 親友たちと集まったときに 1人抜きん出てるのがなんだか可笑しかったw ニコラス君の演技はサリンジャーを 演じたときとは又違った演技力で 彼の優しさが滲み出ている顔が 本当に素敵でした 素敵と言えば リリーコリンズ! リリーは僕のなかに強い印象が なかったのですが、 凛々しい顔つきの中にある 可憐さが眩しかった 言葉を知り新たな言葉や世界を 創造するって素敵だなぁ
トールキンの内面には踏み込まず、「こんなことがあったよ」と切り取るような構成だったことと。 アートで世界を変えたいという志をもった学生時代の親友(悪友)たち4人の青春物語が軸なので、割とよくあるたくさんの青春ものとの差別化は足りず。 とはいえ、1900~1910年代のイギリス美術は素晴らしいし、ニーベルングの指環のエピソードなどもあって、ニヤッとしながら観られました。
英国、西ヨーロッパの人々にとって、戦争の酷さを伝えるソンムの戦い。映画「ロング・エンゲージメント」でも登場する塹壕戦。「指輪物語」の著者トールキンもオックスフォードの学生ながら、この戦いに参戦していたとは知らなかった。 ファンタジーの世界の闘いにこの経験・記憶があったのだ。 20世紀初頭の英国の世相も含め英国人を理解する上でも良い作品。
ちょっと今回のは純粋なレヴューというよりはファンの愚痴に近いものになってしまうが… なんでトールキンを映画化するのにこの時期だけを切り取ったかな〜? 私は勝手に『ホビット』〜『指輪物語』を執筆している時期のトールキンの苦悩や、それがどう作品に反映されたのか、を見られると期待しちゃってたんだよね〜。 というのも、原作の小説を全て読んだ人ならわかるだろうが、『ホビット』ではただの透明になるだけの魔法の指輪だったものが、『指輪物語』では「ひとつの指輪」となり世界を支配できる力を持つ指輪に変わってくるし、最後にはそれを捨てに行く話になる。 また同じ『指輪物語』内でも、最初はホビット庄の呑気な描写から始まる物語が、途中から全く違う作品か(?)と思えるほど暗く苦しい話に変わり、その変化が第二次世界大戦中だったことから「ひとつの指輪」とは「核兵器」の比喩ではないかと囁かれていたからだ。(トールキン本人は否定している) どちらにせよ、楽しかった児童書が、諍いを生む絶対的な力を捨てる話になった、トールキンの心の変化を描いてくれると勝手に期待していたんで、肩透かしを食らった感満点! もちろん、幼少期〜青年期までを描いた本作の出来が悪いわけじゃない。のちに「中つ国の物語」を書くことになるトールキンの、言葉や中つ国のの世界観の創造、のちの小説内でも重要な要素となる「仲間」の重要性などが語れれているのは興味深かったが、それだけでは物足らない。 一番見たかったところが全部エンドロールの字幕だけ、というのは、いやはやなんとも… 主演は『X-MEN』でビースト役のニコラス・ホルト。トールキンの恋人エディス役にリリー・コリンズ(かわいい!)。キャストも良いし、青春映画としては悪くなかったんですけどね。
今年一番の感動作品。出会いに満ちた主人公の激動の時代を感動で締めくくる素晴らしい作品。