映 映画スキー
“かがやき”とトラウマ
starstarstarstarstar - 6年前
2017年に「IT(チャプター1)」の映画版が世界的に大ヒットしてから、今月初日に「IT(チャプター2)」、くしくも続けて下旬に本作、来年には「ペット・セメタリー(リメイク)」と映画界はちょっとした“キング”ラッシュだ。
スティーブン・キ… 続きを読む
2017年に「IT(チャプター1)」の映画版が世界的に大ヒットしてから、今月初日に「IT(チャプター2)」、くしくも続けて下旬に本作、来年には「ペット・セメタリー(リメイク)」と映画界はちょっとした“キング”ラッシュだ。
スティーブン・キングの小説の映像化は難しいと、かなり昔から自分は思ってきたし、実感してきた。
多くの作品が映画化・ドラマ化されてきたが何故かチープなB級感がぬぐえないものばかり。
それは何故だろう。
たぶんに、苦心して書かれている登場人物たちひとりひとりの内面が描けていないからではなかろうか。
キングの作品の怖ろしさは一級品だが、その恐怖へと向かう登場人物たちの心理描写、状況描写が実に緻密に繊細に描かれているからこそ私たちはあたかもそこにいるかのように感じ、恐怖をまのあたりにして戦慄するのだ。
ホラー映画の金字塔の一つとして、あまりにも有名なスタンリー・キューブリックの「シャイニング」は、昨年のスティーブン・スピルバーグの大ヒット作品「レディ・プレイヤー1」のなかでも重要なキーのひとつとして引用された。
それほどキューブリックの「シャイニング」は映像的に人々に強い印象を残している。
ただし、原作者のキングは「キューブリック版シャイニング」に猛烈に立腹し、後年自身が指揮を執ってテレビドラマ化して『訂正』した経緯がある。
端的に云うと原作では狂気に侵されていくジャック・トランスは、息子のダニエル・トランスを深く愛していたという物語の屋台骨を、キューブリックがちらとも描かなかったからだ。
キングの怖ろしい作品のなかには根底に“愛”がある。
愛があるからこそ失う哀しみ、得られない哀しみなどがあり、愛のために生きようとし、命を投げ出す覚悟も、おろかさも生きてくるのだ。
そんな経緯があった「キューブリック版シャイニング」であるが、今作をキングは珍しく続編としてほめ讃えている。
うかつにも観終わるまで素直にキングの言葉を信じてしまっていた。
観終わってようやくキューブリック版シャイニングの「続編」として今作をとらえていたとわかった。年を重ね、キングはひとつ大人になったようだ(笑)
さて、「キューブリック版シャイニング」の「続編」としての今作。
冒頭の懐かしの不穏なBGMから観客を在りし日に引き戻し、ジャック・ニコルソンやシェリー・デュヴァルによく似せた役者と撮り方で再現性とつながりを持たせている。
映像的にもハラハラと緊迫する物語展開にも、キューブリックにもキングにも敬意をはらって丁寧に作られていると思う。
トラウマを抱え克服できぬまま成人し、さ迷うダニーをユアン・マクレガーが好演し、「ミッション・インポッシブル:ローグ・ネイション」でブレイクしたレベッカ・ファーガソンが華を添える。
ホラーとは云いがたいが、全編なかだるみのないサイキック・サスペンス・エンターテイメントに仕上がっており、「ドクター・スリープ」は、キューブリック版シャイニングとテイストは違うものの、ひとつの物語の着地点を目指した。
個人的にダニーの救い手になるクリフ・カーティス演ずる友人ビリーの存在がよかった。ディック・ハローラン、アブラ同様に、彼もまたシャイニングの導きといえよう。
作中わりとサラリと描かれてしまったが、ダニーが何故“ドクター・スリープ”と呼ばれるのか。誰もが一度は思う終末への問いと恐怖心へ、今作は温かなまなざしを向けている。それはとてもよかった。
おしむらくは──シャイニングに続いて原作とは違った展開になるのは、もうお約束なのかもしれない。
♡ ♡まいまい♡ 続編ではない
starstarstarstarstar - 6年前
これ続編か…?というのが感想ですね💦
得体の知れないものだからこそ怖かったのに、突然のアクションやらファンタジーやらの新要素をぶちこみすぎて、シャイニングの名を借りたまったくの別物だと思います。
なんでも理由をつけたり解明する必要はないと思います。
私的には残念でした。
ユアンマクレガーは作品にあまり恵まれないというか、当たり外れが大きすぎる作品が多いですね…
h harumelly シャイニング感ゼロ
starstarstarstarstar - 6年前
あのキューブリックの世界観をぶち壊し、双子や浴槽女を貞子やジェイソンやフレディのようなホラーアイコン化させた罪は重い。。。
なぜ最後ホテルに行ったのかの説明もまるでなっていないし、悪者の女性リーダーと戦うストーリーもありきたりでただのB級ホ… 続きを読む
あのキューブリックの世界観をぶち壊し、双子や浴槽女を貞子やジェイソンやフレディのようなホラーアイコン化させた罪は重い。。。
なぜ最後ホテルに行ったのかの説明もまるでなっていないし、悪者の女性リーダーと戦うストーリーもありきたりでただのB級ホラー映画を見せられている気になった。
やるならシャイニングの続編とせずにやってほしかった。ジャックニコルソンや母親、ダニーなども似た俳優を使う事で却ってキューブリック作品の品質を今になって貶めていることに気づいてほしい。。。
パ パンダ boltネタバレ
最強シャイニング少女アブラ爆誕
starstarstarstarstar - 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
ダークタワーの強大なシャイニングとガンスリンガーとしての力を併せ持つジェイク
そして恐らくジェイクより強大なシャイニングと数多の術を独自に編み出し数百年も生きた魔女すら手玉に取るシャイニングの天才アブラ
この2人の前に立ちはだかれるスティーブンキングユニバースのヴィランは存在するのだろうか?
映画としては特に文句無しなんだけど少年ダニーが前作映画の方が可愛かったのとホモ犬が出てこなかったのがちょっとマイナス
いくらビジュアルが強烈だからとはいえ腐ったおばあさん酷使され過ぎ
オーバービューホテルの怪異も本作でダニーの手により完全に解決され、ちょっと寂しいけどシャイニングの物語は幕を閉じたのでしょう
ストーリー的にはアブラというキャラクターの確立とダニーの自分のトラウマと人生にケリをつけるという2点に軸が置かれてるのかも
なので「シャイニングの続編」という事だけに囚われてると「こんなのシャイニングじゃない!」って思う人もいるかもね
オーバービューホテル自体最後にローズを倒す為の罠の1つとして使われるだけだし
個人的にはシャイニングと同じ事繰り返すよりは新たな展望も見えたので満足
ち ちゃんたえ あのホテルにまた行けるなんて…
starstarstarstarstar - 6年前
ドルビーシネマ試写にて。
キューブリックのシャイニングのホテルを完全に再現しながら、スティーブンキングの意思を汲み続編としてまとめた監督に最大級の敬意を!
今作はレッドラムレッドラム言うてたあの子、ダニーの物語。これで完結なのだな、という感じです。
上映前トークショーの柳沢慎吾さんのひとりシャイニングが面白すぎたのでみんなググって見てほしい。。。。
t tomnori 期待していたものの
starstarstarstarstar - 6年前
ホラーが苦手な私がこの作品を観たいと思った動機がユアンマグレガー主演だったから(笑)
映画館の予告編を観た感じでは、まさにがっつりホラーといった印象…実際観た感想は怖くない…
シャイニングの続編と聞いてものすごく期待していたものの、なんだか違う作品になってしまった感が否めない
後半も無理やりシャイニング感を出したけど、何か物足りない印象、個人的にはハマらずの作品でした
技 技巧 boltネタバレ
1つの作品としては面白かったが...
starstarstarstarstar - 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
前作「シャイニング」が大好きで見に行ったのですが、蓋を開けてみたら、求めていたものが違った。
「シャイニング」の面白いところは"狂気的な怖さ"で、それを加速させる撮影技術(シンメトリー、鏡の世界、ステディムカメラ、イマジナリーラインなど)が採用され人々を恐怖に落としていた。
だが、「ドクタースリープ」では似たような撮影をしていたが、"狂気的な怖さ"は全く感じられなかった。
なぜ、こんな事が起きたか自分なりに考察してみました。
「シャイニング」では原作に沿わず超能力に極力触れず、スティーブン・キングとの口論も多々あったようだ、また撮影回数も幾千カットを行い役者事態にもストレスを与え"狂気"を出し、世界でも絶賛を受けた。
「ドクタースリープ」では原作に忠実に撮影を行いスティーブン・キングは絶賛だったが、前作と全く違う作品の解釈だったので、前作と今作でミスマッチが起こった。
つまりこの映画の考察をまとめると、
スティーブン・キングがキューブリック(シャイニング監督)から取り戻すための作品でした。
実際に最後の場面の氷漬けのホテルを燃やす辺りがこの考察を加速させる。
A Aya Kikuchi シャイニングとは別モノ!
starstarstarstarstar - 6年前
期待し過ぎたせいか、なんだかなあでした。結局シャイニングで分からなかったとこが解決してないし。スティーヴン・キングあるあるって感じでツッコミどころ満載。
シャイニングと別モノとして見れば楽しめると思います。
お おこめ boltネタバレ
シャイニングへのリスペクト作
starstarstarstarstar - 6年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
兎に角キューブリック版シャイニング大大リスペクトな作品でした。シャイニングでは謎だったダニーの“シャイニング”が詳しく描かれておりシャイニングを理解するのにも良い作品だと思います。
か かみやしろ 前作をオマージュしつつ焦点は超常現象
starstarstarstarstar - 3年前
悪霊レベッカ・ファーガソンに対峙するのは特殊能力を持つユアン・マクレガーと少女。戦いに身を投じる。
シャイニングの名物セットを織り交ぜ前作をリスペクトしており山のホテルが出たときは鳥肌が立った。と言っても雪の迷路は相手にダメージを与えるには… 続きを読む
悪霊レベッカ・ファーガソンに対峙するのは特殊能力を持つユアン・マクレガーと少女。戦いに身を投じる。
シャイニングの名物セットを織り交ぜ前作をリスペクトしており山のホテルが出たときは鳥肌が立った。と言っても雪の迷路は相手にダメージを与えるには弱く無理やりに組み入れた印象。
前半からファーガソン率いる闇の集団が誘拐、殺人、正気を吸引する儀式と説明がなく観る側は混乱する。また、特殊能力を持つマクレガーと少女も魔法のように幻覚を見せたりと撹乱させるが、後半からストーリーの理解と共に慣れてくる。
父が"バットマン"のジョーカー役のジャック・ニコルソン。その息子は"スターウォーズ エピソード1,2"の若きオビ=ワンケノービ役のユアン・マクレガー。
交わらなかった善と悪。
2023.1.3