草彅剛、魂の熱演
草彅剛がトランスジェンダーの主人公を体当たりで演じている。 草彅剛ではなく、トランスジェンダーの凪沙にしか見えない熱演で圧倒される。 育児放棄された少女を命懸けで愛し母親になろうとする姿に感動する。 トランスジェンダーとしての生き辛さ、葛藤や苦悩がリアルに描かれていて胸が締め付けられる。 草彅剛の代表作になる大傑作だ。
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草彅剛とNetflixドラマ「全裸監督」を手がけた内田英治監督がタッグを組み、トランスジェンダーと少女の擬似親子の物語を描く。故郷の広島を離れ新宿で暮らしている凪沙(草彅剛)は、あるきっかけで親戚から預かった一人の少女と暮らす事になってしまった。母から愛を注がれずに生きてきた少女、一果と出会ったことにより孤独の中で生きてきた凪沙の心に今までにない感情が芽生える。
草彅剛がトランスジェンダーの主人公を体当たりで演じている。 草彅剛ではなく、トランスジェンダーの凪沙にしか見えない熱演で圧倒される。 育児放棄された少女を命懸けで愛し母親になろうとする姿に感動する。 トランスジェンダーとしての生き辛さ、葛藤や苦悩がリアルに描かれていて胸が締め付けられる。 草彅剛の代表作になる大傑作だ。
オンライン試写で見ました。感動とか泣けるとか一言では言えない作品です。とにかく映画を見たあと頭にずっと残り誰かと共有しないと消化しきれないような濃厚な作品だと思います。知らなかったトランスジェンダーの方の苦悩と生きづらさを知り映画の中の彼女たちを何度も抱きしめたくなりました。間違いなく草彅剛の代表作になります。
役者の演技に圧倒され、ドキュメンタリーを観ているように引き込まれる。だからこそ切なく辛い。 衝撃的な場面もあるが、この映画はハッピーエンドなのだろう。謎は小説で補完される。 主要登場人物全てが葛藤を抱え、陰がある。 とにかく観賞後は放心状態にさせられる映画である。
💕に激痛が走る映画です。ドラマ僕の生きる道で感じた草彅剛の身体を張った演技を堪能できます。リアルに実在してるのでは?主人公の生き様が表情で、心の動きは観ているだけで、スーッと流れる様にわかるのです。最初と最後の違いを良く感じて欲しい。ラストシーンはポスターにして欲しい
今年のアカデミー賞はミッドナイトスワン全賞総ナメする事すでしょう。 もし獲れないなら日本の映画界は終わってる。
決して酷評では無いのですが、作品が発する波動が強すぎてもう一度観る事が出来そうもありません。 例えるならば、「火垂るの墓」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ミリオンダラーベイビー」を観た後のような心境。 本作のパンフレットは電子版のみとの事ですが、紙媒体で余韻に浸りながら作品を反芻したかったなぁ。 あと、エンドロール後にファイナルショットが残ってますので、途中退席は厳禁です。 あのショットをもってこの作品は完結しますので!
ちょっと凄いものを観た、、、。 まだ余韻で色々と考えてしまう。 愛とは、、、。人とは、、、。母とは、、、。 とにかく多くの人に見て欲しいと感じた。 なぜならこの映画を観て、愛を知る事が出来るから。 心が震えます。突き刺さって抜けない。 出来るだけ多くの人とその衝撃を共有したいと思いました。 知ってると思っている事も、実はちゃんと『分かって』なかったな、、、と思う事も多数。この映画を観る前と、観た後では、人間が変わりそう、、、。良い意味で。 役者、音楽、オリジナルストーリー。 全てに心を持っていかれます。 凄過ぎる内田英治監督。 そして役者達。 登場人物は、セリフは多くなくても充分に雄弁な演技で魅了されます。 特に凪沙と一果の目の演技が素晴らしく、大きなスクリーンで観るべき演技。 お金を払う価値がありました。 この作品観ずして今年2020年の映画は語れない! 映画好きを語る人は、絶対観ないと恥ずかしいんじゃない?と思うほど。 バレエ好きにも必見の作品。
震えた。 俳優陣の演技は素晴らしく、 ストーリー展開も丁寧かつ、大胆だった。 トランスジェンダーの凪沙は東京のクラブで白鳥として踊り夢のためにお金を貯めていた。 そして、従兄弟の娘で育児放棄にあっていた一果を一時的に預かることに。一果のことを疎ましく思っていたが一果のバレエをきっかけに、徐々にお互い心を開いていく。 この物語はトランスジェンダーに対する偏見や差別を描いているのは間違いない。 お店に来た芸能関係の客も 「綺麗!」「お前たちこんなオカマに負けてるよ」 面接官の課長も 「LGBTとか流行ってますよね」 親戚も 「ばけもの」「病院行って直してもらおう」 でも、今作は性の問題を端緒として親子の形や愛の形が描かれているに過ぎない。 凪沙は最初こそ、お金のために一果を預かると決めた。 一果が問題を起こしても自分に迷惑が掛からなければいいと思っていた。 でも、一果がバレエを習いたいと知り、自分に当たっているのを見た時、「私たちは強くならんといけん」そう言って凪沙は一果を抱きしめた。 あの時、凪沙と一果の心が通い合ったんだと思う。 ハニージンジャーソテーか、はちみつしょうが焼きかなんてくだらないことも話せるようになった。 自覚はなかっただろうけど、一果はやりたかったバレエが出来るようになり、凪沙という居場所もあったから、よく話すようになったし、明るくなったし、可愛くなった。 この時対比としてりんの存在が一果の変化を際立たせる。りんは裕福な家庭でバレエの留学も予定していて何不自由ない生活だったけど、一果の変化を間近で見せつけられたと同時に、自分はバレエが踊れなくなって一気に滑り落ちてしまったんだんと思う…。 一果の変化によって周囲の人々も変化していく。 一度は女を捨てて男として一果にバレエを続けてもらおうと思う凪沙だったが、バレエコンクールで一果を支えたのは実の母親だった。 凪沙がお母さんと呼ばれた時の嬉しそうな顔はとても印象的だったし、凪沙も女性に、そして母親になりたいとこの時強く思ったに違いない。 久しぶりの再会を果たした時、凪沙の姿があまりにもショックで胸が締め付けられた。 それまで凪沙は周りからなんと言われようと自尊心をずっと持っていたし、強く生きようとしていた。だが、自力では生活出来なくなった姿を見た時、言葉を失った。 ごめんなさいと謝る一果は凪沙のことを大切に思っていたから後悔しただろうし、想いを叶えてあげたいと思った。 一果はとても優しい子だった。 実の母親といる時も凪沙といる時も「頼んでない」と、娘を思う気持ちに反抗することがあった。それは自分のせいで他の人が変化していくことを嫌ったから。 凪沙が髪はばっさりきった時、一果は申し訳ないと思った。一果のためにまた大人が自分を犠牲にしていると。 そんな一果を凪沙はしっかりと抱きしめて想いを肯定してくれたし、よしよしと頭を撫で理解を示してくれた。 小さい頃から自分が男の身体も持つことに違和感があった凪沙にバレエという夢を持つ一果の姿は自分の理想の姿を体現していたのかもしれない。もっとも自分も親にそう言って欲しかったのかもしれない。 海辺で綺麗に踊る一果の姿は見えていなかったとしても、あの瞬間は女性として母親として一果といれたんだと。そう思いたい。 2人は衝突しながらも確かに想い合い、尊重し合い、なによりお互い愛を持っていた。 最後、凪沙のコートを着て一果は凪沙に代わり白鳥となって羽ばたいていったんだよね。 見ていて辛い場面も多い。 それでも見てよかったと思える作品。 もっともっと多くの人に見てもらいたい。
久々に「映画」を観た。と言う気持ちになった。この感じわかってくれる人いるかな。 最後のいちかの踊りが、美しければ美しいほどに切なさが増幅する。あのシーンにはなぎさといちかの魂が込められていた。 自分ではどうしようもないことに、もがき苦しむ2人の姿と、なぎさの辿った最期があまりにも苦しくて過酷だった。 いちかには強く生きてほしい。物語とわかっていても心からそう思わずにはいられなかった。 追記、黒田勇樹さんという方がコメントされていた記事 >>>> よく「コメディ映画としてココが良かった」とか「ミステリーとして」と“ジャンル”で作品を語ることがあります。この映画は、分類するなら「ヒューマンドラマ」なんでしょうが… もうね!“映画”!!! ジャンルというか、概念として“映画”! ラベリングする必要のない、純然たる圧倒的な「映画という概念の象徴!」って、感じでした。 >>>> 「映画」を見た。というタイトルは、こういうことが言いたかったのです。 スッキリしました笑
予告を見ただけでも泣ける映画だとわかるが、ただ泣きたいだけで軽く見る映画ではない。 トランスジェンダーの苦悩をリアルに描いていて、辛く重く心を痛めつける。 いろんな感情が混ざって無意識に涙が出る。苦しくて泣くことさえ出来ない事もある。 所々で登場するバレエのシーンは美しく、気持ちが救われる。 孤独だった凪沙と一果が出会い心を通わせる様子は、明るい前向きな気持ちにさせてくれる。 メインの二人の周りの人達もまた、いろんな人生を送っている。 それぞれが一生懸命に生きている。 凪沙役の草彅剛と一果役の服部樹咲の二人の演技が自然で引き込まれる。
先行上映にて。体と性自認の違いを抱えて生きる事の過酷さ、残酷さ。慎ましく都会の片隅で生きる凪沙が見つけた一果という希望。そのために自らの意思を飲み込み、生き方さえ変えようとする凪沙には胸が傷んだ。バレエやピアノの音色の美しさがとても印象的。ラストの海辺の静かなシーンでの草彅剛さんの醸し出す佇まいは大変良かった。
⠀ 鑑賞後、電車を降りてから、後から後から涙があふれてきた。映画館では泣かなかったのに、胸の奥に澱のように、行き場のない切ない痛みが溜まっていた。我々が歩いているのはおそらく舗装された大きな道路で、凪紗たちがいるのは石塊だらけのけもの道のようなところで、そもそもスタート地点から同じではないのだ、と思いながら、月夜の道を涙も拭わず歩いて帰った。 「何で私だけ」こんな思いで「何で私だけ」こんな風にしか生きていくことができないのか、という凪紗のヒリヒリとした痛みが「魂の尊厳」を叫んでいた。「世界で一番美しいラブストーリー」などという安易で陳腐なコピーで表現できる作品ではない。 草彅剛しか凪紗の壮絶な人生を生きることはできなかっただろう。彼の「役者としての覚悟」が随所に感じられた。 バレエの美しいシルエットが観るものを絶望から救ってくれ、テーマ曲のピアノの旋律が作品を上質なものに仕上げている。
場面ごとに「におい」を感じる。 それほどに生々しい感覚を得られる素晴らしい映画でした。
心と身体のアンバランスに苦しみながら都会の片隅で必死に生きているナギサ。 望まれず生まれて、母の愛を感じる事なく育った少女イチカ。 どうしても守りたかった。 母になって抱きしめたい。 父になって守りたい。 男性として生きるには腕力がなく 女性として生きるには身体が悲鳴を上げる。 バレエの先生が思わず放った「お母さん」の言葉に、嬉しさを抑えられず屈託無く笑うナギサ。 初めて笑う少女のようなあの笑顔が脳裏に焼き付いている。 とにかく、草彅剛さんの演技が圧巻。 バレエの申し子のような服部樹咲ちゃんが素晴らしい。 ラストの「見てて」のセリフで、ただでさえゆるゆるになってた涙腺が決壊して、それ以降は視界が曇ってみられなかった。 幼い頃に心と身体のアンバランスに気付いた海。 本当は海が大好きでナギサと名乗っていたのだろうか。 その、海で…。 キュートに着物を着こなしていたバーのママの田口トモロヲさんには助演女優賞(?)を差し上げたい。
ただただよかった。 観ればわかります。 新人の子、すごい!
先行上映で観賞。本作に草彅剛をキャスティングし、オーディションで服部樹咲を見つけ出してくれた内田監督に感謝。全ての登場人物が私達のすぐ隣に生きているようなリアルさで胸に迫ってくる。憑依型俳優と呼ばれる草彅剛は冒頭から凪沙として存在し、一果役の服部樹咲が新人とは思えぬ堂々とした演技を見せる。彼女の才能を見せつけるバレエシーンも秀逸。瞳の中の光で演技をする草彅剛を多くの人に観てほしい。
見終わってから、金槌で頭を叩かれたような衝撃を受けたような気持ちになった。 草なぎ剛さんをはじめとした演者の演技が素晴らしいのはもちろん。 バレエの美しさ、演出の深さには息を飲んだ。
自分を肯定出来ない人達の 人生で もがいてる姿 想像も出来ない哀しい思いを 突きつけられ 誰かを想う気持ちが 溢れてる作品だった バックで流れる ピアノのみの音楽が 作品の世界観そのもので 観ていて違和感がなく とても心地よく 気持ちをかき乱される 物語りの主題は一つだけど 登場人物一人ひとりに 物語りが想像できて 観た後にも 想像をめぐらせ楽しめる 実の母と凪沙 立場は違うのに いちかに対して 「誰のために… …」 違う場面で同じセリフを語らせ 何もかも違う2人なのに 思いからでる 言葉が同じとは。 せつなくなった 草薙さんの セリフ 身体と心の性別を同じにしたから お母さんになれるんだと 語りかける場面 草薙さんの演技に鳥肌が立つと同時に 涙が自然に溢れ出た 観て良かった映画!
胸が苦しくなるような感動。 主演の二人も、まわりの出演者のみなさんが本当に映画に必要な存在感でした。 知らない世界ではありましたが、現実にあるだろう世界に胸が苦しくて涙が出ました。 忘れられない作品なりました。
社会問題や実際の状況の矛盾など それを否定するようなコメントも読みましたが 1つの物語としてとても美しいな、と思えた映画です。 草薙君の演技が本当に素晴らしく…! 作中自分が思ったことが役者のセリフとして出てきたときに「共感」を実感して驚きました。 わたしの宝物が増えたような、大切にしたい映画です。