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ノマドランド ポスター

ノマドランド

3.9 108分 2021/03/26 公開
ドラマGアメリカ
チケット予約

あらすじ

大きな反響を生んだ原作ノンフィクション「ノマド:漂流する高齢労働者たち」(ジェシカ・ブルーダー著/春秋社刊)をもとに、そこで描かれる実在のノマドたちとともに見つめるロードムービー。ネバダ州の企業城下町の住処を失った60代女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)。彼女の選択はキャンピングカーに全ての思い出を詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。その日その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく……。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
クロエ・ジャオ
キャスト
フランシス・マクドーマンド/デヴィッド・ストラザーン/リンダ・メイ ほか
配給
ディズニー

クチコミ

どするん ネタバレ

絶対的貧困と相対的貧困

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

淡々と物語は進むが、その中でも多くの葛藤がある。 日本人には文化的に理解しにくいが、だからこそ価値があるのかもしれない。 作中で教え子から「ホームレスなの?」と聞かれ、 「ホームレスじゃない。ハウスレスだよ。」というシーンがある。 ホームレス支援をしていた身からするとまさにこの言葉が本質的に感じた。 今作でも、ファーンは携帯を持ってるし、家に住もうと思えば家にも住める。お金が潤沢にあるわけではないが生活は出来てる。あえて自らあの環境を望んでいる。 でも、夫を失い、街を失い、仕事も失った彼女はどこか空虚な日々を過ごしているように見える。彼女にとっては快適なゲストハウスよりもキャンピングカーがホームなわけで、たまに会うノマドたちが家族なんだと思う。心の穴を補い合っている存在なんだと。 だから、物質的な家はないけど、ホームはある。 誰か人との繋がりを持てていることが重要なんだ。 物や情報にあふれた今の日本を貧困国だと思う人は少ない。 ただ、幸福度ランキングみたいなもので日本が上位に来ないのは相対的貧困国だから。 食べるものがない、飲み水がない、住む場所がない、生活に必要な物資がないといった絶対的貧困ではないが、人との繋がりは希薄になり、目に見えにくい心の貧困に陥っている。 他人事に感じてしまう内容かもしれないけど、 当たり前のように学校に行き、会社に入り、結婚をして病院で死んでいく生活よりもノマドたちの方が己の人生に向き合って懸命に生きてるように感じた。 幸せの尺度は一人ひとり違うけど、 今ある価値観を疑ってみることも 人生を豊かにする一つの方法なのかもしれない。 追記 アカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞 おめでとうございます。

だるまん

日本人にはちょっとわからないかも

- 5年前
アメリカの田舎を車中泊で暮らす人達の話だけど、日本人にはちょっと理解できないのかもしれません。 私の父もリタイア後は、愛犬と一緒に車中泊で全国を旅するのが趣味でした家に帰ってきては、ハイエースを改造して楽しんでいました。 日本全国の道の駅… 続きを読む

アメリカの田舎を車中泊で暮らす人達の話だけど、日本人にはちょっと理解できないのかもしれません。 私の父もリタイア後は、愛犬と一緒に車中泊で全国を旅するのが趣味でした家に帰ってきては、ハイエースを改造して楽しんでいました。 日本全国の道の駅で色々な人と出会い、特に北海道で出会った方々とは毎年のように道の駅で再開していたようです。 そんな父も、自宅で心不全で急死して、この後も全国の色々な方が父の携帯に安否確認の連絡を頂き、思い出話をされるので、良い人生だったのだと思っています。 ただ、、、この映画とは似て非なる話だと思います。 アメリカにはこういう生活をされている方々がいるのですね。ただ、ホームレスではない幸せな生活なのかも知れません。 アメリカの社会と、大自然の風景は憧れさえいだきますが、日本人の自分には理解はできないかもしれないかと。へぇー、、とは思うけど、感動とは違います。

usato

根源的な問題 

- 5年前
ドキュメンタリーのようなロードムービー。サブプライムローン問題をベースにした作品は結構あったと思うのだけど、その問題というより、人間の根源的生き方を問うてる作品。 こんな世の中になって、自身の生き方に向き合った人は少なくないと思う。私自身、… 続きを読む

ドキュメンタリーのようなロードムービー。サブプライムローン問題をベースにした作品は結構あったと思うのだけど、その問題というより、人間の根源的生き方を問うてる作品。 こんな世の中になって、自身の生き方に向き合った人は少なくないと思う。私自身、子育てもほぼ終わり、一人暮らしをしているので、他人事には思えなかった。 他人に気を遣って人間関係の中に埋没する事で自分の生を感じていた日々からドロップアウトした身である。このアメリカでの生活には及ばないが、私もきっと、どこにいても、揺るぎない他人のいる空間に気後れしてしまうので、孤独の悲哀の中にいて、その気楽さを手放せないから、この先の人生を模索し続けている。 これからの生き方としての選択肢を提示されてる気がした。ただ、観る人を選ぶので沢山の賞を得たというのは、不思議ではある。

ぱリ

どう生きていくか

- 5年前

発作的に予約した映画 予備知識なしで鑑賞 とてもよかった 先日友人が急逝し 「生きること」について考えている これからどう生きていくか 考えねば

みどり

本当の孤独とは一人でいる事ではない

- 5年前
3/28 109シネマズ湘南  タイトルはお笑い芸人のひろしさんの言葉。 鑑賞中、ずっとこの言葉がリフレインしていました。 主人公ファーンには常に仲間がいて、一人の時も心には旦那さんがいたはず。 劇中は物悲しい空気が常に漂っていましたが… 続きを読む

 3/28 109シネマズ湘南  タイトルはお笑い芸人のひろしさんの言葉。 鑑賞中、ずっとこの言葉がリフレインしていました。 主人公ファーンには常に仲間がいて、一人の時も心には旦那さんがいたはず。 劇中は物悲しい空気が常に漂っていましたが、本当の「孤独」ってこういうのじゃないと思わせてくれます。 因みにひろしさん曰く、孤独とは、 「大人数で盛り上がっている話題に入れないとか、パーティーで誰からも話しかけられない状況」 だそうです。

ヒロケン

無題

- 5年前

ノマドライフという言葉が少し前に流行った。何にも捉われず自由に生きるスタイルというイメージだった。おそらく、そう言うイメージを抱いてる人も多いのではないだろうか。現にそういう生活をしている人もいる。 ただ、ここで描かれてるノマドとは、むしろその逆であった。過去に捉われ、すごく荷物が多い人たちだった。 切なく淋しい映画だった。

たませ

自分の人生を生きている人たち

- 5年前
何にも囚われず、生きるために移動をするというノマドの生き方は過酷であるが、とても人間的な生き方であると強く感じさせられた。 ノマドな暮らし方はなかなか出来るものではないが、人間的に生きていくことは可能なのかもしれない。それは、自分の意思で行… 続きを読む

何にも囚われず、生きるために移動をするというノマドの生き方は過酷であるが、とても人間的な生き方であると強く感じさせられた。 ノマドな暮らし方はなかなか出来るものではないが、人間的に生きていくことは可能なのかもしれない。それは、自分の意思で行動をすることなのかもしれない。ノマドランドに登場するノマドたちはみな、自分自身の意思で行動をしている。自分の人生を生きている。改めて、自分の人生を生きようと考えさせられる映画だった。 加えて、空は広いものであるということを何度も感じさせられる映画は今まであまり記憶にない。

蛇鶴八歩

野窓ランド

- 5年前
野原に窓がある。 普通の家の窓ではない。 社会からはみ出して安住することができない移動する窓だ。 ノマドは漢字で「野窓」と書いてもよいと思う。 それぞれにそれぞれの考え方があり生き方があり誰にも否定されることもない。 なりたくないがそうな… 続きを読む

野原に窓がある。 普通の家の窓ではない。 社会からはみ出して安住することができない移動する窓だ。 ノマドは漢字で「野窓」と書いてもよいと思う。 それぞれにそれぞれの考え方があり生き方があり誰にも否定されることもない。 なりたくないがそうならざるを得ない社会のシステムであるのならば話は別だ。 誰もが悲しみや喪失感を抱いて生きている。 高齢者であればある程。 映画はファーンの目線で進む。 映画であるからみんなファーンを見守っている。 観客が寄り添っていける印象で撮影されているように感じた。 実際にはファーンのような人がたくさん誰にも気付かれずひっそりと生きていることも忘れてはいけない。 映画を見終えた後、外に出た。夕方。 夕焼けが広がってた。 砂漠の夕焼けと同じ。 この同じ夕焼けの下に野窓さんたちが誰にも注目されずに生きていると思いを馳せてみる。 小さなことでくよくよしてはいけないと勇気をもらえた。無責任ながら。申し訳なく思うのだが

うちゃ

しんしんと響く

- 5年前

 個人的な意見で恐縮だが、この人が演じるなら必ず見ようと思わせる数少ない役者がフランシス・マクドーマンドだ。  物語はアメリカならではであり、日本の習慣や文化にマッチしないところが感情移入はしにくいが、同じ人間として考えた時静かに心に沁み入る。  人はそれぞれの事情とともに皆頑張って生きていて、世界には美しい自然がたくさんあって。

KZK ネタバレ

自然と共に自由に生きる

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

色んな賞を受賞、ノミネートされてる作品という事もあって自然と期待値があがってしまってる中での鑑賞となったが楽しむ事はできた。 率直な感想としてはアメリカらしい自由について考えさせられる作品である。 ストーリーとしては中年の女性の主人公のファーンが車中生活を送る。その生活のなかで同じく車中生活を送る仲間と出会い彼らとの会話や 気持ちの変化、各々の価値観なんかを個人的には楽しみながら鑑賞していた。 ただこの作品は中々自分に置き換えたり日本国内に置き換える事は難しい。そのためどこか第三者の視点で見てしまう部分は強くなってしまうが、家を持たず特定の生活拠点をおかず色んな場所を巡って本当の自分の居場所を見つける姿、まさにその姿は自然と共に自由を生きる姿として美しく見えた。 そういった生活を送る事で各々の人物達がそれぞれ別の形の方向に進んでいく姿はまた面白い。 ファーンも家で生活を送る選択肢が終盤に二度チャンスは訪れたにも関わらず最後は車中生活を送り続ける選択をする。まだ彼女の本当の居場所を見つけることはできなかったのだろう。人生は人の数の分だけそれぞれの人生がある事を改めて感じさせられた。

きょうこ

高齢者=隠居ではない

- 5年前
知らない町から町に放浪できるのは若者の特権と思っていたが、この映画に出てくるのは高齢者。家を持たず、車内で生活する。年金では生活できず、日雇い労働を求めて転々とする。 周囲は彼らを哀れな目で見つめるが、彼らは自分の意思でノマドを選択している… 続きを読む

知らない町から町に放浪できるのは若者の特権と思っていたが、この映画に出てくるのは高齢者。家を持たず、車内で生活する。年金では生活できず、日雇い労働を求めて転々とする。 周囲は彼らを哀れな目で見つめるが、彼らは自分の意思でノマドを選択している。身内との同居を拒否し、「ベッドより車の中で寝たい」という。 高齢者と呼ばれる歳になった後も、人生は長い。若い頃行きたかった場所、やりたったことを諦める必要はない。こんな生き方もあるのだなと思いました。

silk

ノマドたちの生活

- 5年前

季節労働者として働きながらキャンピングカーで生活するノマドたちを描いた映画。 アメリカの雄大な自然はとても美しかったけれど美しさゆえファーンの孤独がより感じさせられた。

さざなみ ネタバレ

何よりリアル

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

アカデミー賞発表の前日に鑑賞。すっかりのめり込み、映画であることを忘れさせてくれました。 底辺の労働者でも、生きていることを尊び、地球と同化するような、ノマドライフ。 憧れと不安で入り混じった観賞後の気持ちでした。 アカデミー賞三冠、おめでとう!

ヌヌ

自由か不自由か

- 5年前

どちらにも見える生き方と思った。映画の評価としては面白いとかつまらないとかでは無く、生き方を考える機会を作ってくれた良い作品だった。

しゅな

広大な景色がとにかく美しい

- 5年前
広大なアメリカの地をRV車で巡り、行く先々で短期の仕事をしながら車中で暮らす気ままな旅。 都会でストレスにまみれて生きる人々には憧れの生き方。 キャラバンやパオで暮らす遊牧民のような生活そのものと言うより、 文明社会や、しがらみや、人と… 続きを読む

広大なアメリカの地をRV車で巡り、行く先々で短期の仕事をしながら車中で暮らす気ままな旅。 都会でストレスにまみれて生きる人々には憧れの生き方。 キャラバンやパオで暮らす遊牧民のような生活そのものと言うより、 文明社会や、しがらみや、人との交わりから逃げて自由気ままを装う者。 ノマドとして生きる術を身につけ、人生の終の住処としての生きる者。 長い歳月を生きた日々は忘れたくない思い出や置いてきた物が多すぎる。 帰れる場所を捨て、愛しい物達を捨てる覚悟があってこそのノマドなのだ。 そこでは車はおろか自分のメンテナンスも決して怠ってはならない。 スリービルボードのフランシス・マクドーマンドが制作にも加わり、またまた逞しい女性を演じている。 全編、ドキュメンタリーかと思うくらい登場人物の殆どがまるで演じている感じがない。 フランシスが少ないセリフの中で見せる表情や涙で秘めた感情が押し寄せて来て、思わず涙が込み上げる。 壮大な風景と砂埃をあげて走る車と夕日のコントラストが美しい。 劇場の大画面でこそ味わえる映画。 我が家は20年来のキャンプ好き。 高原の空気は最高!って思うけど、設営や撤収や長いドライブの末、帰宅すると、あー、やっぱりウチが一番! なんて言ってるうちはノマド生活は無理だな。

かみやしろ

一部は共感するが

- 5年前

遊牧民になることを選んだアメリカ人女性の話。季節労働しながら大自然と共存する余生。ひとりで生きることと孤独とは違うことを知った。

Atsushi ネタバレ

アメリカの現実

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

あまり期待はしていませんでしたが、想像していたものとも異なりドキュメンタリーのような作品で淡々としたストーリーではあるが飽きることなく見ることができた。 舞台はリーマンショック後のアメリカで、ノマドのようにバンで移動しながら季節労働を続ける中高年たちの貧しくも自由な生活続ける。 最初と最後に描かれているアマゾンの倉庫での仕事が印象的で、一見すると大企業に搾取される労働者のようにも見えるが、他の仕事と比べ待遇も良いので毎年必ず戻ってくのだ。 ただしすべての登場人物が貧しく、彼らの悲しい現実だけを描いているわけではなく、積極的に選んでいる人もいる。自由と孤独のバランスの中で人生を謳歌しているところは個人的には憧れるところもあった。 前半は辛いところが目についたが、見ているうちに決して裕福ではないが、希望がないわけではなく、気楽な老後の生き方の一つとして認めている自分がいた。

$€£

傷付いた時に

- 4年前

家や大切な家族を失った人、何かに傷つきながらも毎日をしっかりと生きる人達。 明るくなれない時や、どうしても前に進めない、そんな時に見たい作品。主人公と同じ様に、少しずつ生きる力を取り戻していく。明日も生きよう、と思わせてくれる作品です。

山本 晴名

スクリーンの裏に

- 5年前

ドキュメンタリーではないが、実際にノマド生活を送る人々が多数出演しているという。一人きりでもクリスマスを祝う主人公の“強さ”。

灯台守

身体丸ごと生贄

- 5年前

ロードムービーとあるが、その印象は残らない。それは彼女がどこに移動しようとも大地こそがホームに見え、ハイウェイが通りに見えるからだろうか。 彼女が誰かといるシーンよりも一人でいるシーンが好きだった。特別なことは何もしなくたっていい。 フランシス・マグドーマンドは演技がどーのこーのとゆーよりは身体丸ごと生贄として映画に捧げる感がある。 でも『ミナリ』に1票。

photoseason

淡々と

- 5年前

ドキュメンタリー映像です

イワモーグ

よかった!

- 5年前

(編集中、そのうち書きます)

きねまる子 ネタバレ

あなたはどうですか

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

何を生業として 何処に 如何に 住まうのか 選んでいるのか 選ばされているのか 振り返ると 我が身

hana

自由ってきくと

- 5年前

自由は憧れるけど、素晴らしい面と厳しい面がある。 ホームレスじゃなくてハウスレスって言葉がなるほどと思った。 周りの人は自分の見たい面しか見えてないから、ノマドの人たちの選択を自分のフィルターを通してしか見えていない。 綺麗な情景を見て、家じゃなく映画館で観れて本当に良かった。

SW1130

まんち

- 5年前

みえんかったな、 まあみらんでいいが

Yuma

持ちつ持たれつ

- 5年前
コロナがなかったら、この作品がアカデミー賞を受賞していたかは正直意見が分かれると思う。 しかしアメリカでも従来の資本市場システムの限界を指摘する声が出始めて久しく、また情報化社会に飲まれる中で自分の心情と行動との結びつきが希薄になりつつあ… 続きを読む

コロナがなかったら、この作品がアカデミー賞を受賞していたかは正直意見が分かれると思う。 しかしアメリカでも従来の資本市場システムの限界を指摘する声が出始めて久しく、また情報化社会に飲まれる中で自分の心情と行動との結びつきが希薄になりつつある中で、この作品が投げかけるものは大きいのではないか。 ノマド的な生き方しかり、やりたいことだけして生きる、フリーランス、などなど色々な新たな生き方をメディアは投げかけているが、果たしてこの作品の主人公程に、皆忠実に自分自身と向かい合っているのかは考えさせられる。 一方、彼女自身も自分の過去のしがらみや他者の思考を取り入れられない中で生きづらさを感じているという点では、一概にノマドという生き方を肯定しているものではない。 少し雑だが、ノマド生活をする彼女と、資本主義市場の中で従来的な生き方をする我々には、それぞれにしか持っていないところがあるといえる。 仮にこの作品をみて、ノマド生活の厳しさと美しさを語るのは、単純に隣の芝が青くみえているだけではないか。本作品が伝えたいこと、それは視聴者である、資本主義市場の中で今まで通り生きている我々に、普段は目に入らないノマド生活に焦点を当てることで、単純な比較ではなく、彼らにしかないものを今の生活の中に見つけられないかという、そんなメッセージな気がする。

mamio ネタバレ

幸せのかたち

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

仕事がなくなり、家を失い、 夫を失った主人公の行く末。 車生活でも、主人公は自然に親しみ、ノマドの仲間と絆を深め、前向きに生きていく。 じわじわと力が湧いてくるような作品でした。 自分はいつも家と会社の往復なので、 この映画はとてもいい意味で刺激的でした。 病気で亡くなった高齢者が見た、燕の風景の箇所では、 人間何が幸せなんだろうと考えさせられます。 精一杯生きている彼らと自分との違いを見たような気がしました。 自分もいつまでもこの仕事ができるとは限らない。 この主人公のような状態になったときに、 こんな風に地球を歩き、ダイナミックに生きていられるだろうか。 ちょっとうらやましくもあります。 一方ノマドは社会全体から言えば、高齢者が多いという 社会問題を扱った映画でもありました。 肉体労働、単純作業、高齢者の負担にしたらかなりしんどいはず。 普段アマゾンプライムにお世話になりっぱなしですが、 安くて便利なものの恩恵を受けることで、 格差社会が生まれ、このような人たちが出てきてしまう そんな現実を知ることができた作品です。 実現は難しそうですが、コロナで引きこもって テレビを見ているうちの母にもぜひ見てほしいなぁ。

ぼぶ

人生に折り合いをつける

- 5年前
思い通りにならなかった人生、愛する人に先立たれ途方に暮れる人生、ファーンはヴァン1台のスペースで自分の人生と向き合い続ける。 心配してくれる家族や友人がいる 裕福で愛情溢れる姉妹がいる 初老でスッピンの素の自分に好意を寄せてくれる男性がい… 続きを読む

思い通りにならなかった人生、愛する人に先立たれ途方に暮れる人生、ファーンはヴァン1台のスペースで自分の人生と向き合い続ける。 心配してくれる家族や友人がいる 裕福で愛情溢れる姉妹がいる 初老でスッピンの素の自分に好意を寄せてくれる男性がいる 自分に向き合い過ぎるのはよくない。 結局、自分のことしか視野に入らなくなるから。 広大な大自然と狭い車内の対比が印象的。 一見自由なようで人生の柵(しがらみ)から抜け出せない人々の心模様を、否定することなく淡々と描いた作品。 柵から抜け出したデイブに共感したけれど、ファーンの旅も見守り続けたいという気持ちにさせるフェアな表現に共感した。

まる

ノマドランド

- 5年前

全体的に暗い映画。 切ない。 このご時世なので、気分が落ちるかも。

どんけつ

自由であることは。

- 5年前

ノマドという生き方は、自由であるが故に、何のために生活し、生きていくのか、自分と向きあう必要があるものだと感じた。 社会に所属し、役割を与えられて生きている私の目には、不安と同時に憧れを抱く生き方として写った。

モンプチ

切ない

- 5年前

なんとも言えない映画でした。

takk1230

ノマドの生活

- 5年前

現代で家がなく車で生活していく日常がとてもリアル

かんちゃん

しみじみと。

- 5年前

しみじみと、しみる映画でした。 淡々としてましたが、完全に絶望していたヒロインが、徐々に希望を見いだせていったように感じたので、良かったなと思いました。

js

淡々と。美しく。

- 5年前

淡々と、美しい風景とともに。 映画ならありがちな主人公の説明調な気持ちの吐露とかも、潔いくらいほとんどなくて。その分観てる方としては、その選択はなぜ?だったりもしたけど。 主人公の、寂しさはあっても一人でいる自由を選ぶ、周りの人達とゆるくしか繋がらない、というのは自分も同じだなぁ。 ノマド達それぞれに厳しい生活の中にもストーリーがあって、それが静かに優しく描かれていたのが良かった。

AYA ネタバレ

高評価のようですが…

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

晩年を何者にも束縛されず、自由に生きる。聞こえはいいですが、実現するにはある程度は稼げる仕事につくことができ、医療も受けられないと。 作中でも高齢者が仕事につく難しさは少しだけで触れられますが、実際はもっとシビアでしょう。 また医療もその状態で、ましてアメリカでまともに受けられない。 途中、がんの脳転移患者が出てきますが、薬を数粒飲んだくらいで症状は治りません。 ずっと高齢者がアップで出続けるのも、個人的には辛かった。

シェリー・ゴメス

アメリカって広いな

- 5年前
ずっと喪失感が漂っているような作品。観る人の年齢によって、全然違う感想になるのではないかと思う。 自分で選んでノマドになった人を主に描いているが、それなりに過酷な生活のはず。でも美しい自然と一緒に描かれていて、小綺麗に収まっている。 この生… 続きを読む

ずっと喪失感が漂っているような作品。観る人の年齢によって、全然違う感想になるのではないかと思う。 自分で選んでノマドになった人を主に描いているが、それなりに過酷な生活のはず。でも美しい自然と一緒に描かれていて、小綺麗に収まっている。 この生活を選ぶ理由はひとそれぞれだけど、どの理由にもやるせないものを感じる。別にそのやるせなさは、定住居がある人だって持っているものだろうけど。気を紛らすためのノマドか、向き合うためのノマドか。 スワンキーの言った事にものすごい共感を覚えた。 色んな形の石が随所に登場するけど、あれは何かのメタファーなんですかね。

maddie

ただのロードムービーではなかった。

- 5年前

間も無く定年を迎え、どうやってこれからを生きていこうか?と考えている人にはホントにお薦め。気楽なキャンピングカーの1人旅の話ではない。 自らのこれまでの人生と、これからの生き方を深く考えさせられる作品。

tsuntsun

寂しくて、美しい

- 5年前
ノマドの人達見てて,ふと学生時代に夏中ツーリング旅してたのを思い出した。 出会うライダーは皆ソロで来てて、観光地で何度か会うんだけど、一緒に行動したりはしない。 情報交換して「じゃあまたね!」って別れていく感じ。 ツーリングバッグ一つでずっ… 続きを読む

ノマドの人達見てて,ふと学生時代に夏中ツーリング旅してたのを思い出した。 出会うライダーは皆ソロで来てて、観光地で何度か会うんだけど、一緒に行動したりはしない。 情報交換して「じゃあまたね!」って別れていく感じ。 ツーリングバッグ一つでずっとこんな旅生活するのも良いな、とも思った。 ノマドの生活は厳しくて孤独だけど、自由で美しい自然と共にある。 息子の家に落ち着いたデイブの生活は何故か色褪せて見えた。

みほ

アカデミー賞最有力と言われてるけど

- 5年前

他の方々が書いているレビューと感じたことは大差無いですが、 この作品に1,900円は高すぎると思いました。 以上です。

イエッタ ネタバレ

自然の中に行きたくなりました!

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

観る前は死ぬまでそんな生き方できる!? って思っていました。 劇中の言葉 家とは心の中にあるもの 時間を無駄にするな 死ぬ前に後悔しないために ものの見方が変わる 人との繋がり おれとやり直さないか 2度と傷つけない お前とならやり直せるから 今は亡き友と飲もう 勇敢で素直なだけ 感想 自然の美しさ 山登りしたくなった 雨の中、荒れた海もいい エンディングの歌もいい 万人に受け入れなくても 家で愛され

Eiko Sugata

孤独でも幸せな生きざま

- 5年前

車で移動し働きながら生活している年金生活者、年金だけでは生活がやっていけないので、家をもたずに季節労働者のように暮らしている。自然を愛し、お互いに情報交換したり、時にはフェスのように集まって楽しんだり。 普通に生活している者には、その過酷さに、腰がひけるけど、自由な生き方にあこがれもある。

Pilot

ある意味自由

- 5年前

生きて行くことの大変さや人と人の繋がりの大切さを教えてくれるとても良い作品だと思います。

Marco Me Mi-So

信じて「また、どこかで」

- 5年前
今年度米アカデミー作品賞最有力。 『ファーゴ』、『スリー・ビルボード』でアカデミー主演女優賞を獲得したフランシス・マクドーマンド主演の熟年ロードムービー。 監督は『ザ・ライダー』の中国人女性クロエ・ジャオ。 原作は、2017年のジェシカ・ブ… 続きを読む

今年度米アカデミー作品賞最有力。 『ファーゴ』、『スリー・ビルボード』でアカデミー主演女優賞を獲得したフランシス・マクドーマンド主演の熟年ロードムービー。 監督は『ザ・ライダー』の中国人女性クロエ・ジャオ。 原作は、2017年のジェシカ・ブルーダーによる『ノマド:漂流する高齢労働者たち』。 2011年12月。ヴァンガードの愛称をつけたヴァンでアメリカ国内を旅する未亡人のファーン(フランシス・マクドーマンド)は、アマゾンや国立公園、ジャガイモ工場、テーマパークなどの短期アルバイトで生計を立てながら暮らしている。 人は彼女のような者たちを「現代のノマド(放浪の民)」と呼ぶ。 2008年のリーマン・ショック以降、貨幣経済や競争社会に馴染まなかった者が往々にしてノマドになっているわけではなく、悲しみや喪失感を持つ(具体的には家族など大切な人を失った)人々が人生と向き合い見つめ直した結果、ノマドとして歩んでいるという事実を見るにつけ、観客は、無論私自身も人生とはなんたるかを今一度考える契機になる作品であることは間違いない。 現代アメリカ社会を切り取った映画であり、人生についてといった重要なテーマであることから作品賞最有力に目されるのは大いに理解できる。 フランシス・マクドーマンド以外はほとんど本物のノマドが出演している。本人の名前が役名に続くのでエンドロールを見ていて笑ってしまった。 それにしてもリンダ・メイやスワンキーが俳優ではないなんて信じられない。 繊細で印象的に作品を彩るピアノの旋律は、『最強のふたり』のイタリア人作曲家ルドヴィゴ・エイナウディの仕業である。

マッキー ネタバレ

哲学的

- 5年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

実際のノマドの方達の出演と 主演の女優さんがナチュラルにその中に溶け込んでいて リアルなドキュメンタリーを見ているよう 同じ生活パターンを繰り返すが 同じ日々ではない 四季は映り変わりを繰り返すけれど 一年前の同じ季節と現在とでは、取り巻く環境も 変われば自分自身も変わっていくもの。 1日として同じ日はない。 大切にしていたものも人も 形のある物はいずれ全てなくなる が、魂に刻まれた 想い出は失われる事はない 諸行無常と言う言葉と共に 形と言うものに執着しなくても 本当の意味で失われるものも 永遠の別れもないと言われてるような気がした。 淡々とすぎて行くノマドの日常で 感情が大きく振れる事はないけど 見終わった後、色んな場面を思い出し 考えさせてくれる映画だった。

ジル

雄大な自然に融合する人間の孤高

- 5年前
まずはアメリカの様々な自然風景に圧倒された。今更ですが、改めてアメリカって広大なのね、、。 出演者は主演他数人を除いて、実際のノマド生活者ですって? 演技が達者過ぎる、というか本当にリアル。 1人の車上暮らしだけど、孤独ではない。家族の… 続きを読む

まずはアメリカの様々な自然風景に圧倒された。今更ですが、改めてアメリカって広大なのね、、。 出演者は主演他数人を除いて、実際のノマド生活者ですって? 演技が達者過ぎる、というか本当にリアル。 1人の車上暮らしだけど、孤独ではない。家族の愛や友情に包まれている主人公の孤高に、同年代の私は価値観の再考を迫られました。 ハラハラドキドキの無い映画、じわじわと深い所に入って来る台詞の数々。 帰宅してからも荒れ狂う波の音と静かな台詞が何度も脳裏に蘇る、良質な映画に出会えました。

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