My Little Lover11年ぶりの映画主題歌が解禁!『起終点駅 ターミナル』最新予告編

佐藤浩市と本田翼が初共演し、My Little Loverが主題歌「ターミナル」を提供した映画『起終点駅 ターミナル』の最新予告編が公開された。釧路を舞台に“運命を変えた出会いと別れ”、歳の差30歳の孤独な男女の恋が描かれる。

My Little Lover アー写

『起終点駅 ターミナル』は、「ホテルローヤル」で第149回直木賞を受賞した北海道在住の作家・桜木紫乃が2012年に発表した短編集「起終点 ターミナル」の表題作を、『深呼吸の必要』の篠原哲雄のメガホンで映画化したヒューマンドラマ。司法では罰せられない罪を抱え、ひとり寡黙に生きる55歳の弁護士・鷲田完治を佐藤浩市が演じ、彼が担当したとある事件の被告人として現れた心に傷を抱えるヒロインの椎名敦子役を『アオハライド』の本田翼が演じる。

このほど公開された新たな予告編では、目の前で学生時代の恋人・冴子(尾野真千子)が線路に飛び込むのを止められなかった鷲田の25年前の過去からはじまる。その後、息を潜めるようにして生きてきた弁護士・鷲田と、彼が担当することになった事件の被告人・敦子の運命的な出会い、そして微笑ましいやりとりを通して、彼女に冴子の面影を見るようになった鷲田と心に傷を抱えていた敦子の2人の距離が少しずつ近づいていく様が描かれている。

また、My Little Loverが同じ篠原哲雄監督作品『深呼吸の必要』以来11年ぶりに歌う映画主題歌「ターミナル」の切ない音色、凛とした歌声が、終わりとはじまり=“起終点駅”へと歩みだす完治と敦子、彼らを取り巻く人々の人生が交錯する様をエモーショナルに盛り上げている。鷲田が敦子に語りかける、「ひとつやふたつ、あの世に持っていかなきゃいけない事もあるんだよ。人はそれを背負って生きていくんだ」「生きてさえいればいい、生きていてくれさえすれば」といった言葉の数々も胸を打つ。

映画主題歌「ターミナル」は、本作の音楽を担当する小林武史が書き下ろした楽曲。My Little Loverとしても、2011年に発売したシングル「ひこうき雲」以来4年ぶりの新曲で、20周年プロジェクトのリードシングルとなる。

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さらに、My Little Loverボーカルのakkoと篠原哲雄監督よりコメントも到着した。

【akko(My Little Loverボーカル)のコメント】

絶望的なことが起こるのに、心の中の小さな灯火がずっと温かい。重苦しいのに、なぜか瑞々しさのようなものを感じる。それはそれぞれの終わりと始まりが、これからもずっと続いていく予感がしたからかもしれません。私はこの世界に凛とした姿で寄り添いたい、そんな想いで主題歌を歌いました。この映画にとって、よき脇役となれますように。

【篠原哲雄監督コメント】

ずっと心を閉ざしてきた男とたったひとりで生きてきた女が出逢い、最果ての地からそれぞれ旅立っていく。My Litle Loverの楽曲、akkoさんの透き通った歌声が、必死で生きてきた彼らとその未来に優しくエールを送ってくれました。『深呼吸の必要』以来、二度目の奇蹟に感謝致します。

映画『起終点駅 ターミナル』は11月7日(土)より全国公開

(C)2015桜木紫乃・小学館/「起終点駅 ターミナル」製作委員会

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