高橋ヨシキ×平山夢明がイーライ・ロス2作品をメッタ斬り! 人気トークショーが再び!

グリーン・インフェルノ』×『ノック・ノック』の2本を上映するトークショー付き公開記念イベント「部族に喰われて美女に喰われる!イーライ・ロスはやめられナイト」が9日、都内・ヒューマントラストシネマ渋谷にて行われ、デザイナーでありライターの高橋ヨシキ、ホラー作家の平山夢明が出席した。

イーライ・ロス

アマゾン奥地で食人族に襲われた学生グループの悲劇を残酷無慈悲に描き出す『グリーン・インフェルノ』と、イーライ・ロス最新作でキアヌ・リーブス主演の『ノック・ノック』が国内最速上映された。家族思いの献身的な父親・エヴァンが一人で留守番中のある夜に、雨でずぶ濡れになった2人の美女を招き入れたことで訪れる破滅を描き出す。

イーライ・ロス

『食人族』×『グリーン・インフェルノ』の上映イベントで人気を博した2人のトークショーが再び開催。開始早々「いっぱいすき焼き食った後の空気感だな」とあいさつした平山は「食人とゾンビはマヨネーズと一緒、何やっても合うんだよね」と切り出す。高橋は「今年カンヌ映画祭がなにかと食人映画ばっかりだったっていう話で、世界的にも食人がきてる。全部“食人〇〇”ってつけて日本で公開すればいいなと思ってる」と話すと、平山は「『食人ハチ公』とかいいんじゃないの?犬好きが来るし、童話好きの来るでしょ(笑)『食人鬼・野口英世』とかどう!?“手のないあいつが来る”みたいな」と笑いを誘った。

イーライ・ロス

最新作『ノック・ノック』について、高橋は「『メイクアップ 狂気の3P』(1977)ってのがだいたい同じ話で、家族がどっか旅行に行っちゃって、旦那一人が残った家に若い姉ちゃんが2人来てめちゃくちゃやる話。人ん家ってめちゃくちゃにしたいもんじゃないですか。そういう気持ちの人が観ると楽しめる」とコメント。平山は「キアヌが吐き気がするほど幸せな野郎なんだよね。それがめちゃくちゃになるからほんとスカッとする!」と話し、高橋も「ざまあみろって感じですよね!キアヌの役がムカつく設定になってて、『元売れっ子DJで現建築家』で奥さんがつまんないアーティスト(笑)」とばっさり。平山は「もうこっから幸せしかないって時に入ってくんだよ、女王蜂みてーなのが」とニヤリ顔を見せた。

イーライ・ロス

一方、高橋は「今回やってくる2人のうちの片方(ロレンツァ・イッツォ)はイーライロスの奥さんですからね。乳首丸出しで挑んでるんですが、その時のキアヌの心境を思うとやりきれない(笑)」と語り、「監督を前に『どこまでいけるかな』みたいな。奥さんの方も(キアヌに監督が)『もっと強く乳揉んで』とか言ってた時の気まずさ」と会場の笑いをとった。

イーライ・ロス

さらに、平山は「キアヌは役作りでブヨブヨになってたね、白豚みたいな!二郎いっぱい食ったなみたいな(笑)“ジロリアン”な感じが出てていいね」「映画に出るのがキアヌじゃなくてジェイソン・ステイサムだったらすぐぶちのめしてる、『ファック・ファック』ですぐ映画終わっちゃうよ!」と独特な批評を展開。キアヌ宅に訪れる美女2人に「豚みてーにムッチムチしてる!」と毒を吐くなど、2人のトークにファンの興奮冷めやらぬままイベントは終了した。

映画『ノック・ノック』は6月11日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

【CREDIT】
監督:イーライ・ロス
出演:キアヌ・リーブス、ロレンツァ・イッツォ、アナ・デ・アルマスほか
配給:日活/東京テアトル

©2014 Camp Grey Productions LLC

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