『ルドルフとイッパイアッテナ』 井上真央、制作現場訪問に興奮!LAプレミア開催

1987年に刊行されシリーズ累計100万部を誇る斉藤洋の同名ベストセラーを3DCGアニメーション映画化した『ルドルフとイッパイアッテナ』が8月6日より全国公開される。この度、アメリカ・ロサンゼルスにて井上真央と榊原幹典監督が登壇し、本作のプレミア試写会が実施された。

ルドルフとイッパイアッテナ

本作は、大好きな飼い主と突然はなればなれになってしまった黒猫のルドルフと、東京で最も恐れられている大きなボス猫・イッパイアッテナの冒険を描く。監督は「劇場版ポケットモンスター」シリーズの湯山邦彦と、全米で人気を博した3DCGアニメ「パックワールド」の榊原幹典が務め、脚本を『映画 妖怪ウォッチ』の加藤陽一が担当する。

ルドルフとイッパイアッテナ

LAプレミアの会場は、榊原監督が活動の拠点としている映画業界を目指す若者が集う学校「THE LOS ANGELES FILM SCHOOL」で実施され、映画に触れ感性を磨いている生徒たちが招待された。上映終了と同時に会場からは盛大な拍手が巻き起こり、ティーチインでは「原作を忠実に再現されているのか?」という質問に対し、ルドルフを演じた井上は「原作の要素が忠実に描かれています。日本ではこどもたちによく読まれる本なので、“学ぶことが大切”といったメッセージが込められています」とコメント。

映画で最もこだわった部分を聞かれた榊原監督は「日本には四季があって、それをルドルフの成長と重ねて表現した部分を感じてほしいです」と作品のストーリーについて語り、さらには制作時に使用した具体的なソフトウェアの名前など専門的な質問も飛び出し、アメリカの若者たちと白熱した時間を共有した。

ルドルフとイッパイアッテナ

鑑賞後のアンケートでは「今まで観た動物を題材にした映画の中でも可愛らしく、ストーリーも素晴らしかった」「素晴らしい映画。アメリカでも日本でも家族全員で楽しめる映画だと思う」など大絶賛のコメントが多数寄せられ、「アニメーションの映像が細部までこだわられていて、キャラクターたちはエネルギーに溢れていた。細かく描かれている表現が個性的でした」「日本のアニメーション技術は素晴らしい」といった日本の技術への高い評価も。

ルドルフとイッパイアッテナ
ルドルフとイッパイアッテナ

さらに制作の裏側を知るべく、榊原監督が設立したアニメーション制作会社「Sprite Animation Studios」を訪問。榊原監督の案内で膨大な資料やキャラクターのデザイン画、実際にアニメーションが創り上げられていく工程を目の当たりにし、興奮を隠せない様子の井上。まるで文字を学んでいるルドルフのように目を輝かせながら、キャラクターが創りだされた空間を堪能していた。この模様は8月6日13:30~の日本テレビ「ZERO CULTURE スピンオフ『ルドルフとイッパイアッテナ』ねこだらけSP』にて放送予定。

映画『ルドルフとイッパイアッテナ』は8月6日より全国公開

【CREDIT】
出演:井上真央、鈴木亮平、八嶋智人、古田新太
原作:「ルドルフとイッパイアッテナ」(斉藤洋・作)
監督:湯山邦彦・榊原幹典 脚本:加藤陽一
製作:2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会
配給:東宝 公式サイト:http://www.rudolf-ippaiattena.com/

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