『LUPIN THE IIIRD』シリーズ最新作、浪川大輔や山寺宏一らがアフレコ収録「五ェ門の美学が貫かれている」

『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』に次ぐシリーズ最新作、若き日の石川五ェ門の姿を描く『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』が2017年2月4日に公開される。この度、9月某日にて行われたアフレコ収録に、栗田貫一、小林清志、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一が参加した。

血煙の石川五ェ門

本作の主人公・石川五ェ門を浪川大輔が演じるほか、ルパン三世役に栗田貫一、次元大介役に小林清志、峰不二子役に沢城みゆき、銭形警部役に山寺宏一が名を連ねる。監督・作画監督を『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』に続き小池健が務め、脚本をテレビアニメ「TIGER & BUNNY」で知られる高橋悠也、クリエイティブアドバイザーを「茶の味」の石井克人が担当した。

栗田貫一 コメント/ルパン三世


仕上がりは、相当ハードでヒールなテイストになると思います。今まで五ェ門の台詞は少ない話が多いから、今までで最も台詞量が多く、若き日の五ェ門が挫折から最強になるまでを描いている。『血煙の石川五ェ門』のアフレコをした今日は浪川大輔さんが、本当に五ェ門になったと言える日だと思う。 「LUPIN THE IIIRD」シリーズのルパンは、ちゃんと悪人。TVでは良い泥棒だけど、このシリーズでは原点の悪人・泥棒として演じている。今回の作品も、殺陣のシーンなど凄くリアルにハードに描いているので、ぜひ劇場で御覧頂きたいです。

小林清志 コメント/次元大介


『血煙の石川五ェ門』は、五ェ門の挫折を描いた作品。挫折から立ち直っていく話です。それを皆さんには応援してご覧頂けたら、ありがたいです。私自身は、若い時代を描いた物語ですが逆にあまり意識しないで演じました。しかし、台本を通して物 語を体感して表現をします。この作品のキャラクター達は、TVシリーズとは顔が違う。漫画っぽくない。次元も緊張感がある顔をしています。皆さん五ェ門の挫折から立ち直る姿を応援して下さい。

浪川大輔 コメント/石川五ェ門


普段の五ェ門は内面の葛藤が表面に出にくいタイプですが、こんなに長時間、敵だけではなく己とも戦っているのかという印象を台本を読んで受けました。若き日の物語なので、若さからくる感情的な姿を出しながら、五ェ門の渋さを失わないバランスと、現代の達人・五ェ門への成長を本当に微妙な変化を徐々に加えながら演じました。『次元大介の墓標』をご覧になって、『血煙の石川五ェ門』にも期待して下さっている御客様も非常に多くいらっしゃると思います。その期待を裏切らないように誠心誠意、 心を込めて演じさせて頂きました。映像も物語も非常に面白い作品になってますので、ぜひ劇場に足を運んでいただきたいなと思います。

沢城みゆき コメント/峰不二子


不二子は大人になってもなお、わりと淡白なところが残っている女性。その人が更に若い時の話なので、ルパン達に対しても、愛情とか仲間意識があるというわけでなく、あまり眼中に入っていないように淡白な距離感で演じました。一番の見所は、“観たことのない若い石川五ェ門”。古参のファンの皆様にも新鮮に楽しんで頂けると思いますし、まだ悟っていない五ェ門の姿は、「ルパン三世」を新たにご覧になるお客様には、どこか身近に感じて頂けるのではないかと思います。ぜひ劇場でご覧頂けたらこれ以上のことはありません。よろしくお願いします。

山寺宏一 コメント/銭形警部


このシリーズは本当に凄い。物語を通して五ェ門の美学が貫かれていて、前作よりも更にハードでバイオレンスな作品。こんなに斬った五ェ門は観た事がないです。銭形もインターポールではなく「公安の銭形」と自己紹介します。おちゃらけ一切無しで、いつも以上に渋くてより実直で、その中の熱さを意識して演じました。今回、相当強い敵が出てきます、誰もかなわないんじゃないかという位に強いです。このシリーズが今後どうなるのか益々、興味が湧いてワクワクが止まらないです。オトナのための作品。美学を持った大人たちを描いた作品になっています。全てのルパン好きの大人にぜひ御覧頂きたい作品になっています。

映画『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』は2017年2月4日より全国公開

原作:モンキー・パンチ (c)TMS

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