みんな違ってみんな良い!“多文化共生”をテーマにした映画2本を学生がチョイス「スローカルチャー映画祭」が18日開催

バンタンデザイン研究所キャリアカレッジの学生による上映会「スローカルチャー映画祭」が2月18日(土)に世田谷ものづくり学校にて開催される。

スローカルチャー映画祭

2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されるが、この年日本には国籍・人種・文化の違う人々が世界中から集まり、異なる文化を持つ人々との交流がますます盛んになっていく。学生たちは映画を通じて、「多種多様な人々が一緒に生きていく未来について考えるきっかけ作り」を目的に、これからの未来を生きていく若者や子どもたちに焦点を当て、“共生”をテーマにした映画2本をチョイス。

『バベルの学校』フランス/2013年/89分/


バベルの学校
「バベルの学校」(c)pyramidefilms

フランスのある多文化学級の子どもたちを一年間追った感動のドキュメンタリー。パリ市内の中学校に20の国籍から24人の子どもたちがやってくる。彼らはフランス語と基礎的な学力を身につけるため、一年間「適応クラス」で学ぶことに。国籍も宗教もフランスに来た背景も異なる子どもたち、彼らと向き合い続けるブリジット・セルヴォニ先生。慣れない環境の中で時に悩み、時にぶつかりながらも彼らは言葉・文化の壁を乗り越え、真の友情を育むことができるのか。

『HAFUハーフ』日本/2013年/87分/


HAFUハーフ
「HAFUハーフ」

ある5人の若者にスポットを当てたドキュメンタリー。性別も年齢も生きてきた環境もバラバラな彼らの共通点は、日本人と外国人との間に生まれたハーフであるということ。彼らへのインビューを通じて、私たち日本人が普段知ることのない、ハーフとして日常生活を送る人々が抱える悩み、本音が明かされる。現代の日本における多様性とは一体何なのか。そして彼らは日々何を感じ、何も求め生きているのか、自身もハーフである女性監督2人が彼らの心の内に迫る。

スローカルチャー映画祭 概要


日時:2月18日(土)
会場:IID 世田谷ものづくり学校
上映作品:『バベルの学校』『HAFUハーフ』※どちらもトークショー付き
料金 : 一作品につき 前売り券1300円/当日券1500円
公式HP:http://slowculture.wixsite.com/slowculture-filmfes

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