松坂桃李が濡れ場初挑戦、蒼井優×阿部サダヲ『彼女がその名を知らない鳥たち』で竹野内豊と揃ってクズ男演じる

ラブストーリーに夢を見られなくなった大人の女性たちに「究極の愛とは何か」と突きつけ、読者を虜にした沼田まほかるの20万部を超える同名ミステリー小説を、蒼井優×阿部サダヲW主演で映画化した『彼女がその名を知らない鳥たち』が10月に公開される。この度、松坂桃李と竹野内豊の出演が発表された。

彼女がその名を知らない鳥たち

沼田まほかるのミステリー小説を原作に、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌がメガホンを取る本作。8年前に別れた男が忘れられず、同棲相手の稼ぎに頼りながら他の男と関係をもつ女・十和子(蒼井優)と、不潔で卑屈、十和子に異様な執着を見せる陣治(阿部サダヲ)の2人を軸に物語が描かれる。

彼女がその名を知らない鳥たち

今回、新たに出演が発表された松坂が演じるのは、高級デパートの時計売り場主任・水島真。端正なルックスと柔らかな物腰、一見誠実そうな風貌ながら、自分の性欲のためだけに動いており、ロマンティックな夢や趣味を臆面もなく語るが内容は薄っぺら。十和子と不倫関係となる最低の男を演じる。一方、竹野内が演じるのは、十和子の昔の恋人であり、自身の出世や保身のためなら女を道具に使うことも厭わない男・黒崎俊一。十和子と別れる時に、彼女の体にも心にも残る手ひどい仕打ちをした過去を持つ。ほか村川絵梨、赤堀雅秋、赤澤ムック、中嶋しゅうらが共演する。

松坂桃李 コメント


自身の役柄について
水島真と書いて、ペラペラぺラ男と読む。薄っぺらい男だと思いました。

白石組初参加の感想
油断のできない現場でした。台本を読んだだけでは想像ができないことが現場で次々と襲い掛かってくる。巻き起こるんじゃなくて襲い掛かって来るんです。すごく面白い体験でした。

蒼井優との初共演について
蒼井さんは「すごい」の一言。数々の作品の先頭に立って、走って、何かを残して続けてきた人のすごさを、お芝居を通して体感できました。とても貴重で有難かったです。僕は映像作品で初めての濡れ場だったのですが、相手が蒼井さんというのはとても光栄でした。

竹野内豊 コメント


自身の役柄について
救いようのない人物でしたので、役柄に対し共感出来る要素は一つもなかったです。黒崎を演じるにあたり、この人は幼少期からどの様な人間関係の中で、どんな人生を辿って生きて来たのか、時折ふと思い浮かべていました。そして、初めて白石監督とお会いした時、役柄について相談した所「黒崎は最低で最高です!!」と意味不明な事を仰っていて、この人面白いなーと思いチャレンジしてみたくなったんです。救いようのない役に挑む事で、白石監督に私が救ってもらいたかったのかも知れません(笑)。

蒼井優との初共演について
僭越ながら、表現の場は様々な誘惑も多く、自意識過剰になって必要以上な欲をつい出したくなりがちで、私自身、大切な事を見失った苦い経験が幾度となくありました。蒼井さんは役者である前に、人として生きて行く指針をご自身の中にしっかり持っていらっしゃる方。だからこそスクリーンの中に映る蒼井さんは偽りが見えない…そう思います。近い未来で、また別の役柄を演じる蒼井さんをぜひ目の前で拝見したいです。

白石和彌監督 コメント


今ノリに乗ってる松坂さんにこれ以上ない軽薄な男の役をお願いしました。とても誠実に演じて頂き、薄っぺらい男が不思議と奥深く魅力的な人間になりました。クズはクズなんですが。松坂桃李、さすがです。

竹野内さんもいつもとは真逆な男の役でしたが、これほど最低なクズが似合うとは思いませんでした。編集で何度も見ながらニヤついてしまいました。私の映画に出てくるクズなキャラクターの中でも断トツの酷い男です。それでもカッコイイ竹野内豊をスクリーンで見て頂けると嬉しいです。

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』は今秋、全国公開

【CREDIT】
原作:『彼女がその名を知らない鳥たち』沼田まほかる著(幻冬舎文庫・刊)
出演:蒼井優 阿部サダヲ
   松坂桃李/村川絵梨 赤堀雅秋 赤澤ムック・中嶋しゅう/竹野内豊
監督:白石和彌
制作:C&I 配給:クロックワークス

(C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

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