中野裕太、Facebookで出会った日台カップルの実話描く主演作をアピール「『国際結婚って素敵だな』と思えるような作品」

映画『ママは日本に嫁に行っちゃダメと言うけれど。』イベント試写会が6日、都内・新宿シネマカリテにて行われ、主演の中野裕太、監督の谷内田彰久が出席した。

ママダメ

本作のモデルとなるリンちゃん&モギさん本人が、2人の日常を紹介するFacebookページ「雖然媽媽説我不可以嫁去日本。」は現在32万人のファンを突破。Facebookの投稿を読みやすくまとめ、公開後大反響を呼んだウェディングフォトを収録した書籍「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」を原作に、リンちゃんをドラマ「あの日を乗り越えて」の台湾女優ジエン・マンシューが、モギさんを『新宿スワンⅡ』などに出演する中野裕太がそれぞれ演じる。監督を、2016年放送のドラマ「拝啓、民泊様」を手掛け、現在韓国に在住している谷内田彰久が務める。

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この日は約40名のツインプラネット所属モデル・タレントが本作を鑑賞。Facebookで出会った国籍の違う2人の男女が結婚した実話を映像化するにあたって、役作りや意識したことを尋ねられた中野。「このお話をいただいた時に、原作のモギさんとリンちゃん、監督と一緒にご飯を食べて、お2人の関係性とか人柄を感じるところからまず入りました。映画を作る上で、モギさんたちの人生をそのままドキュメンタリーのように再現するというより、もっとファンタジックに、『国際結婚って素敵だな』と思えるような作品を目指そうと監督と意識しました」と言及した。

続けて役について「モギさんは言葉が少ないんです。言葉でバーッと感情表現するわけではないけど、何も考えていないわけではなくて。お芝居としては、言葉じゃないところの目の動き、空気感のやり取りとかを一番気をつけましたね」と明かした。

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本作のヒロインを台湾女優のジエン・マンシューが演じている。彼女について谷内田監督は「台湾では有名な女優さん。ちょっと変わった女優さんで、すごく自分の世界を持っているんです。男っぽくてサバサバしていて、何か指示すると大体『バカ』って言われるんです(笑)」と吐露。中野も「覚えてる日本語がそれだけなんだよね(笑)」と言い、笑いを取っていた。

最後に中野は「人生を考えさせられる映画があったり、ジェットコースターに乗ったかのような映画もあって。この映画はサラッと爽やかに観れる。1日のうちの90分をこの映画に使ってくれれば、普段よりほっこりと、気の緩んだ笑顔の多い日を過ごせるかなと思います」とアピール。

谷内田監督は「好きなシーンがあったら、そのまま携帯で撮って持って帰ってシェアしていただいて結構です!」と大胆発言。会場から驚きの声が溢れると、「さすがに90分ずっと撮るのはやめてくださいね(笑)隣の人とおしゃべりしながら観ていただいても構わないし、好きにリラックスして観ていただけたら」と語った。谷内田監督のシェア発言に、中野は「そう観てもらえるように僕たちは作ったので、別に手を抜いてるわけではないです(笑)」と笑顔をのぞかせ、イベントは幕を閉じた。

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映画『ママは日本に嫁に行っちゃダメと言うけれど。』は5月27日より新宿シネマカリテ他にて順次公開

©“Mamadame” production committee

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