大野智「大吉の方が良かったなぁ」、浅草寺おみくじの結果にタジタジ『忍びの国』大ヒット祈願イベント

映画『忍びの国』大ヒット祈願イベントが26日、都内・浅草寺伝法院にて行われ、主演の大野智をはじめ、石原さとみ、伊勢谷友介、鈴木亮平、監督の中村義洋が出席した。

忍びの国

本作は「天正伊賀の乱」を題材に、織田信長の次男・信雄率いる織田軍と伊賀忍び軍団の壮絶な大合戦を描く。普段は金の亡者で“無類の怠け者”だが、史上最強の忍び・無門(むもん)を時代劇映画初主演となる大野智が演じる。無門の妻・お国役に石原さとみ、伊賀・下山家の嫡男で忍びに失望心を抱く下山平兵衛役に鈴木亮平、伊賀を治める十二家評定集の一人・百地三太夫役に時代劇映画初出演の立川談春、伊賀の国に攻め込む織田信長の次男・織田信雄を知念侑李が演じるほか、マキタスポーツ、平祐奈、國村隼、伊勢谷友介、でんでん、満島真之介、きたろうが共演。監督を『殿、利息でござる!』の中村義洋が務める。

忍びの国

この日はキャスト揃って和装姿で登場。都内最古1400年の歴史を持つ浅草寺での大ヒット祈願を終え、今の心境を聞かれた大野は「歴史ある場所に立たせてもらえること、こういう機会がないと立てない場所なので、非常にありがたく感じます」と笑顔。石原も「ちょっと緊張しましたね。こういう形でのヒット祈願は初めてだったので、すごく新鮮で身が引き締まる思いです。でも皆さんが焼香を終えたあたりから、全部の煙が私の方に来たので、息をするのが大変でした(笑)」とはにかんでいた。

和装姿でのアクションシーンに挑んだ大野は「革を(手から腕にかけて)ぐるぐる巻きにしてやってましたね。ちょっと戦ったり動いたりすると緩んだりしたんですが、(撮影の)後半は試行錯誤して取れないようになりました。現代の力を借りて...マジックテープでくっつけて『これだ!』って感じでやってました」と明かす。走るシーンや飛び跳ねるシーンでの足元の装いについても「足袋ですね。石とかいっぱいあると食らったりしてましたけど、足袋の方が動きやすいんですよ」と撮影を振り返った。

忍びの国

MCから「もし戦国時代に戻ったらどんな生活をしていると思いますか?」と質問が投げかけられると、大野は「戦は恐くて出来ないですね!逃げるんじゃないですかね...忍びですから(笑)忍びにはなりたいけど逃げてしまう弱い男だと思います」とコメント。石原は「旦那の帰りを待つ主婦でいたいです。今みたいに携帯がないので、レシピアプリもなく、ご近所さんや友達とレシピの情報交換をして、ずーっと遊んで楽しんで旦那の帰りを待つ(笑)位が高くなると側室とか出てきてしまうので、そういういざこざは嫌」と答えていた。

忍びの国

伊勢谷は「時代背景とか考えると...年貢をずっと収めつつ...なんか生きた心地がしないですよね。絶対嫌です戦国時代」と吐露。鈴木は「僕も戦国時代は勘弁して欲しいですね。それこそ出家ですよ。戦とは距離を置いて、こじんまりしたお寺で書物ばかり読んでいたいですね」と明かすと、伊勢谷が「ムキムキではないの?」とツッコミ。鈴木は「ムキムキにはならないですね、ジムがないでしょ!」とこぼし、笑いを取っていた。

忍びの国

イベントでは、由緒ある浅草寺のおみくじを引くことに。凶の確率が高いと噂の浅草寺で使われているおみくじを引き、中村監督と鈴木が「凶」、伊勢谷と石原と大野が「吉」を引いた。中でも大野は「なんか良いけど...大吉の方が良かったなぁ」と悔しげな表情をのぞかせ、「『願望:叶えられるでしょうが、大きな願いはダメでしょう』(笑)ダメかよ!」と声を上げる。石原が「大・大・大ヒットじゃなくて大ヒットなんだよ!」となだめると、大野は「『大ヒットになれば良いなぁ』くらいの方がいいよね!あまり大きく願っちゃダメなんですね(笑)」と笑顔をのぞかせていた。

映画『忍びの国』は7月1日(土)より全国東宝系にて公開

【CREDIT】
主演:大野智 監督:中村義洋
原作・脚本:和田竜『忍びの国』(新潮文庫刊)
映画『忍びの国』公式サイト:http://www.shinobinokuni.jp/
製作:映画『忍びの国』製作委員会

©2017 映画『忍びの国』製作委員会 ©2008 和田竜/新潮社

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