『亜人』アニメ版主演・宮野真守が実写版に参戦、佐藤健扮する永井圭の“IBM”に声をあてる

累計発行部数540万部突破、漫画家・桜井画門が手がける同名漫画を『るろうに剣心』シリーズの佐藤健主演、『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督の初タッグで実写映画化した『亜人』が9月30日(土)に公開される。この度、アニメ版で主演を務めた声優・宮野真守が、佐藤扮する永井圭のIBM役の声を担当することが決定した。

亜人

【亜人】とは、人間と姿かたちは同じだが、どれだけ傷ついても絶命と共に再生をはじめる死を超越した特殊な能力を持つ新人類。本作は、ある交通事故を機に決して死なない新人類・亜人と認定され、全人類から狙われる事になった高校生・永井圭の“死闘”と葛藤を描く。冷徹で合理的な考え方を持ち、危機に瀕した時は他人を犠牲することも厭わない主人公・永井圭を佐藤健が、最凶最悪の不死身テロリスト・“帽子”こと佐藤を綾野剛がそれぞれ演じる。共演には、厚生労働省・亜人管理委員会の戸崎優役に玉山鉄二ほか、城田優、千葉雄大、山田裕貴、川栄李奈、浜辺美波が名を連ねる。監督を『踊る大捜査線』シリーズの本広克行が務める。

亜人

「亜人」は2015年11月に劇場アニメ版が公開され、その翌年テレビアニメが放送スタート。劇場アニメ版は三部作として展開し、3DCGを駆使した映像は通常のアニメとは質感が異なり、異色な魅力でファン層を広げてきた。そんなアニメ版で主人公・永井圭を熱演した宮野が、佐藤演じる永井圭のIBM役の声を担当する。

宮野は本作の予告・特報映像のナレーションも務めており、バリエーション豊かな表現力に本広監督も信頼を寄せている。宮野は佐藤演じる永井圭のIBM役ということもあり、劇中で共に過ごす場面が多く、時に和やかな会話を交わすシーンや壮絶な激闘を繰り広げることも。実写・アニメとそれぞれのフィールド上で座長を務める2人が、本作でシナジーを生みだす。

宮野真守 コメント


僕にとって「亜人」は永井圭の壮絶な人生を通して、いろんな感情を味わった、とても思い入れの強い作品です。彼と一緒にいろんな想いを抱いて、たくさんの景色を見てきました。なので、「亜人」が実写映画化すると聞いたときも、また新たな「亜人」の姿が見られると思い、いちファンとしてわくわくしていました。そこでまさか自分にもIBMの声としてお声がかかるなんて、びっくりしましたけど、とても嬉しかったです。収録は本広監督にご指示頂き、丁寧に演出してくださったので、とても楽しい収録をさせて頂きました。いろんなパターンを録ったので、どれが使われるのか自分でも楽しみです。

実写映画の映像も拝見したのですが、とにかくすごいです!IBMや亜人たちのド迫力なアクション。圧倒されすぎて楽しんで最後まで見てしまいました。アニメでも僕が印象に残っている人体実験のシーンがあり、佐藤健さんが体当たりで臨んでいる姿を見て、経験したこともない人体実験シーンを僕もアニメの収録のときに悩みながら全力で演じたなと思い返されました。あの残酷なシーンを体験された方が他にもいる!と佐藤健さんに勝手ながら親近感を覚えました(笑)

なんといっても、「亜人」が持つテーマをアニメ・実写共に、原作へのリスペクトで描かれていると感じました。“死ねないからこそ持つ葛藤”、そして“斬新すぎる設定”が魅力の作品です。アニメとはまた違った展開で進むストーリーも楽しんで観て頂けると思います。インパクトのあるIBMですが、実写映画ならではの魅せ方で登場するので、皆さん是非ご覧頂ければと思います。


※IBMとは:インビジブル・ブラック・マターの略。黒い粒子を放出して戦う事ができる、亜人だけの能力。普通の人間には見ることができない。

映画『亜人』は9月30日(土)より全国東宝系にて公開

【CREDIT】
監督:本広克行
原作:桜井画門「亜人」(講談社「good!アフタヌーン」連載)
出演:佐藤健 玉山鉄二 城田優 千葉雄大 川栄李奈 山田裕貴 浜辺美波 品川祐 / 吉行和子 / 綾野剛
配給:東宝
公式サイト:http://ajin-movie.com

©2017映画「亜人」製作委員会 ©桜井画門/講談社

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