『メアリと魔女の花』杉咲花、女優を目指したきっかけは“志田未来”

映画『メアリと魔女の花』大ヒット舞台挨拶が25日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、主人公メアリの声を演じた杉咲花、監督の米林宏昌が登壇した。

メアリと魔女の花

この日、杉咲が演じるメアリの着ぐるみが本邦初お披露目。壇上にたどたどしく上がるメアリちゃんに、杉咲と米林監督は手を差し伸べ迎えた。そんなメアリちゃんの印象を聞かれると、杉咲は「おっきい(笑)」とにっこり。米林監督も「思っていた頭身と違ったのでびっくりしています(笑)特徴的な髪の毛とかよくできてるなと思います」と笑顔を浮かべていた。

メアリと魔女の花

7月8日(土)の公開から100万人以上の観客動員数を記録している本作(7月25日現在)。この報告に杉咲は「この作品に携わらせていただいた一人の人間としてすごく嬉しいです。愛情を持って携わらせていただいた作品なので、本当にたくさんの方に観ていただけることが一番の幸せ。もっともっと多くの方に観ていただきたいです!」と明かした。

本作を観客と一緒に鑑賞したという米林監督は「今日ずっと観ていて、後半にかけての作画の量を思い出してしまって...なんか胸が気持ち悪くなりました(笑)でも良く出来たなと思いましたね!」と感想をこぼした。

杉咲は「監督が実際にロケハンに訪れたイギリスの庭の雰囲気とか、花も本当に綺麗で、ずっと眺めていたくなるような映像ばかりでした。メアリが魔法学校に初めて入るシーン。台本には『すごい...』と書いてあったんですが、私が初めて映像を観たときに、本当に美しくて『きれい...』と思わず言ってしまったんです。そしたら監督が『こっち(きれい)の方がリアルで良い』と言ってくださって、台詞を変えたくらい本当に美しい映像ばかりでした」と米林監督が生み出した世界観に感動しきりだった。

メアリと魔女の花

イベントでは、会場に集まった観客とのQ&Aが行われた。中でも、客席にいた女の子から「女優や映画監督にはどうやったらなれますか?」との質問が。杉咲は「もともとドラマが好きで、やっていたもの全部観るくらい好きなんです。それくらいお芝居を見るのが好きで、見るだけじゃなくて『自分でやりたい』と思うようになっていって...志田未来さんに憧れていて、志田さんが所属している事務所(KEN-ON)のオーディションを受けました。それで今の事務所に入ることが出来て、(女優に)なれました!」とエピソードを披露。

米林監督は「スタジオ・ジブリでアニメーターとしてお仕事をしていて、ある日『監督をやれ』と宮崎駿監督に言われたことが始まり。まずは“なりたい”と思うことからスタートするのではないかと思います。あとは努力と運だと思います」とアドバイスを贈った。

上映時間はこちら

映画『メアリと魔女の花』は全国東宝系にて大ヒット公開中

【CREDIT】
キャスト:杉咲花 神木隆之介/天海祐希 小日向文世/満島ひかり 佐藤二朗 渡辺えり/大竹しのぶ
原作:メアリー・スチュアート(KADOKAWA刊)
脚本:坂口理子 脚本・監督:米林宏昌(『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』)
音楽:村松崇継 プロデューサー:西村義明
制作:スタジオポノック
製作:「メアリと魔女の花」製作委員会

©2017「メアリと魔女の花」製作委員会

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