『チャッピー』が全米初登場1位! 『第9地区』『エリジウム』に続き、ニール・ブロムカンプ監督3作連続OP1位スタート!

『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督最新作『チャッピー』が3月6日(金)より全米3,201スクリーンで公開され、1,330万ドル(約15億8200万円/1ドル=119円換算)の成績を収め、初登場1位に輝いた。
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エビ型エイリアンとそれを制圧する人類の対立を描いた『第9地区』(2009)、マット・デイモンとジョディ・フォスターを迎え格差社会を描いたSF『エリジウム』(2013)に続き、ニール・ブロムカンプ監督作品は3作品連続で初登場1位を記録。しかし、オープニング興収は大ヒットした『第9地区』の3,735万4,308ドル、『エリジウム』の2,980万7,393ドルと比べると物足りない厳しいスタートとなった。
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かつて発表した短編をベースに、自身の出身地である南アフリカのヨハネスブルグを舞台にした『チャッピー』は、ニール・ブロムカンプ監督の原点的野心作。成長するAIを搭載した人型ロボット「チャッピー」をブロムカンプ監督作ではおなじみのシャールト・コプリーがモーションキャプチャーで演じ、敵対するロボット開発者ヴィンセント役をヒュー・ジャックマン、チャッピーの人工知能を危険視する軍事企業のロボット開発責任者をシガニー・ウィーバーがそれぞれ演じている。

ニール・ブロムカンプ(NYプレミアより)

「これはロボットが成長し、自分が『本当に生きている』ということに気づき、自分をとりまく様々な人やものに出会い、影響を受け、変化していく物語だ」
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ヒュー・ジャックマン(NYプレミアより)

「観客は全員間違いなくチャッピーというロボットの大ファンになるよ。面白いし、アクションも沢山ある。心温まる場面もあり、感動的でもある。僕の妻はエンディングで泣いたよ。誰もが楽しめる作品だと思う」
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シガニー・ウィーバー(NYプレミアより)

「この役柄のほかに私の興味をひいたのは、監督と脚本。ニール・ブロムカンプはとても“オリジナル”な素晴らしい監督よ」
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「ボクを……なぜ怖がるの……?」
世界初の人工知能ロボット、名前はチャッピー。犯罪都市ヨハネスブルグで誕生。

【Story】『第9地区』『エリジウム』のニール・ブロムカンプ監督が、かつて発表した短編を基に、自身の出身地である南アフリカのヨハネスブルグを舞台に描くSFアクション。2016年、南アフリカ。犯罪多発地区ヨハネスブルグで、ディオン(デーヴ・パテル)は世界初の自身で感じ、考え、成長することができる人工知能搭載ロボットのチャッピーを開発する。誕生の喜びもつかの間、ディオンとチャッピーはストリートギャングに誘拐されてしまう。まだ起動したばかりで子どものように純真なチャッピーは、ストリートギャングのメンバーたちによって生きるための術を叩き込まれていく。さまざまな知識を吸収し急速に成長するチャッピーだったが、自身のバッテリー残量が5日分しかないことを知ると恐怖を感じるようになり……。
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『チャッピー』は、5月23日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
(C) Chappie – Photos By STEPHANIE BLOMKAMP

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