“魂のぶつかり合い” 菅田将暉VSヤン・イクチュン『あゝ、荒野』ファイトシーン収めた本編特別映像

大ヒット公開中の映画『あゝ、荒野』後篇より、菅田将暉とヤン・イクチュンによる“新宿新次VSバリカン建二”戦の本編特別映像が解禁となった。

あゝ、荒野

ふとしたきっかけで出会い、ボクシングジム海洋拳闘クラブの掘口(ユースケ・サンタマリア)のもとでボクシングをはじめた新次(菅田将暉)とバリカン(ヤン・イクチュン)。義兄弟のように寝食を共にし、特別な絆が生まれた2人はプロボクサーとなり、新次は宿敵・裕二(山田裕貴)を倒すため、建二は自分の殻を破るため、もがきながらも心の空白を埋めようとトレーニングに明け暮れる日々を送っていた。

あゝ、荒野

やがて「新次のようになりたい」という強い想いを持ったバリカンはジムの移籍を決意。プロボクサー“新宿新次VSバリカン建二”の運命の対戦が決まる。後篇の目玉となる2つの試合、新次VS裕二戦、新次VSバリカン戦の撮影は5日間連続で行われ、最後の試合は「セレモニーにしたい」という現場の熱に押されるかのように、撮影中は異様な雰囲気に包まれていたという。

あゝ、荒野

リングの真ん中で揉み合い、殴り合う2人の姿にリングの外で見守る他キャスト、エキストラによるギャラリーの声援もヒートアップし、何度も「カット!」を叫ばないと現場が止まらないほどに。次第に2人だけの世界へと没入していくファイトシーンの緊張感、衝撃は一瞬たりともみのがせない。リングの上で拳を交えることで、肉体的・精神的にすべてをさらけだし、繋がりたいと切に願ったバリカンの想いに応える新次。5時間超の長尺である本作でその興奮が最高潮に達する2人の死闘に胸が熱くなる。


原作は、1960年代後半に演劇、映画、文学とマルチに活躍し、今もなおカルチャーアイコンとして注目され続けている寺山修司が唯一遺した長編小説。近未来2021年の新宿を舞台に、兄のように慕っていた仲間を半身不随にした男への復讐を誓う新次と、同じ新宿で吃音・赤面対人恐怖症に悩む”バリカン”こと健二が、ボクシングを通じて出会い、生きること、誰かとの繋がりを模索していくさまを描く青春物語。菅田将暉が新次を、ヤン・イクチュンがバリカンを演じるほか、木下あかり、今野杏南、山田裕貴、でんでん、木村多江、ユースケ・サンタマリアらが共演。監督を『二重生活』の岸善幸が務める。

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映画『あゝ、荒野前篇・後篇は大ヒット公開中

(C) 2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

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