約3.31秒の撮影に1週間『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』スタジオライカよりメイキング映像

スタジオライカ発、ストップモーションアニメ映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』が11月18日(土)より全国公開される。この度、制作現場よりキャラクターやセットのメイキング映像が到着した。

KUBO/クボ 二本の弦の秘密

本編103分の本作を制作するのに費やされた期間はなんと、約94週。1週間で制作される尺の平均は3.31秒ほど。映像では、実際の撮影の様子や、精巧なセット、人形が作られる過程が捉えられている。

キャラクターたちの風になびく衣装や、滑らかに動く髪、指、表情の細やかさが見所である本作。メインキャラクターであるクボの表情はそれぞれのパーツをはめ変えることで4,800万通りの変化が可能、サルの顔の周りの毛は1本1本を接着剤でつけることで調整している。

また、劇中でクボたちが戦う巨大骸骨は、ストップモーションアニメで作られた人形の中では最大の全長約4.9メートル。“ヘキサポッド”という装置を本作で初めて使用し、巨大骸骨の動きを操作することに挑戦した。 世界最高峰のクリエイターたちによる、想像を絶する努力と作品への深い愛情、こだわりを垣間見ることが出来る。

—制作過程驚愕のトリビアー
■94週……総制作期間
■1,149,015時間……総作業時間
■3.31秒……1 週間で制作される尺の平均
■133,096コマ……総コマ数
■30体……クボの人形の数
■4,800万通り……クボの表情の数
■3,000万通り……サルの表情の数
■408個……一つのカットで使われた顔の最大個数
■177,187本……使われた綿棒の総数
■4.9メートル……巨大骸骨の身長(ストップモーションアニメ史上最大)
■5センチ……折り紙でできた小さなハンゾーの大きさ(ライカ作品の中で最小の人形)
■250,000枚……落ち葉の船に使われたカラーペーパーの数
■19ヶ月……落ち葉の船のシーンの撮影期間
■75分……骸骨の大広間で使われた 1枚のタイルに色をつけるのにかかった時間(制作された総タイル数380枚)

映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は11月18日(土)より新宿バルト9ほかにて全国公開

【CREDIT】
監督:トラヴィス・ナイト 
声の出演:アート・パーキンソン、シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、ルーニー・マーラ、レイフ・ファインズ

©2016 TWO STRINGS, LLC. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で