マーク・ハミル、レイア姫キャリー・フィッシャーさんへ想い馳せる

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』来日記者会見が7日、都内・ザ・リッツ・カールトン東京にて行われ、マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー役)、アダム・ドライバー(カイロ・レン役)、監督のライアン・ジョンソン、プロデューサーのキャスリーン・ケネディが出席した。

キャリー・フィッシャー

マーク・ハミル、レイア姫キャリー・フィッシャーさんへ想い馳せる


エピソード4/新たなる希望』から同シリーズに出演し、ルーク・スカイウォーカーとは双子関係にあたるレイア姫(レイア・オーガナ)。同役を演じ続け、ファンに愛されるキャラクターを確立したものの、昨年末に亡くなったキャリー・フィッシャーさん。

キャリー・フィッシャー

マークは「出会ったのは彼女が19歳の頃。本当に長い付き合いだった。彼女の存在は唯一無二で、私たちにとってかけがえのない存在。全世界のファンにとっても同じ存在だと思う」と語る。

キャリー・フィッシャー

しょっちゅう喧嘩しては仲直り、本当の兄妹さながらに付き合ってきた存在だと吐露し、「今でも心から愛している。自分の中では彼女が生きているような感じがしてならないよ。特に今回のような、彼女が出演している映画を観てしまうと余計に感じてしまうんだ。彼女の遺作となったことで、この映画がセンチメンタルなムードで覆われてしまうことには少し残念に思うよ」と胸の内を明かした。

続けて「彼女がモットーとしたように『毎日を精一杯楽しんで生きる』。そんなメッセージを心に留めて、この映画を楽しんでもらいたい。彼女も嬉しいと思うよ」と語った。

キャリー・フィッシャー

ライアンは「彼女は今回の映画でも大変美しい演技を魅せてくれた。撮影当時は、これが最後のパフォーマンスになるとは思っていなかったよ。彼女とともに育ったファンの方、スクリーンで彼女をずっと観てきた方、彼女からインスピレーションを与えられてきた方、それぞれの形で喪失感を抱かれていると思う。今回の彼女の演技をスクリーンで観ていただき、少しでも悲しみが薄れることを願っています」とメッセージを贈った。

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日(金)より全国公開

【CREDIT】
監督・脚本:ライアン・ジョンソン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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