米ソニー・ピクチャーズとマーベルが新たに映画化する『スパイダーマン』の主演ピーター・パーカー役に19歳の英国人俳優トム・ホランドが抜擢されたことが明らかになった。
米ソニー・ピクチャーズとマーベルの共同プロジェクトで、『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールドに代わる新スパイダーマンの選考が進められていたが、当初から有力候補に挙がっていたトム・ホランドに正式決定した。トム・ホランドは、これまでにロンドンのウエストエンドの舞台でミュージカル版「リトル・ダンサー」の主演を務めたことがあるほか、『インポッシブル』（13）の出演経験や英国吹替え版『借りぐらしのアリエッティ』（10）で翔の声を担当したことなどがある19歳の若手英国人俳優。2015年12月全米公開予定の『白鯨のいた海（In the Heart of the Sea）』では『アベンジャーズ』のソー役で知られるクリス・ヘムズワースともすでに共演している。
まだ無名のホランドの起用について、ソニー・ピクチャーズの映画部門会長トム・ロスマンは、「スパイダーマン役の候補として、私たちは多くの素晴らしい若い俳優たちに会いましたが、トムのスクリーン・テストは別格でした」と明かし、自信を見せている。
また、ホランドの起用とともにリブート版『スパイダーマン』の監督を、YouTubeに投稿した動画がイーライ・ロスのプロデュースにより映画化されたホラー映画『クラウン』（15）のジョン・ワッツが務めることも発表された。トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』三部作を手がけたサム・ライミ監督同様に、ホラー出身の俊英監督が初めて超大作に挑むことになる。なお、タイトルは未定だが、ピーター・パーカーはこれまでの大学生から15～16歳の高校生という設定に変更される。
最新リブート版『スパイダーマン』は2017年7月28日よりIMAXと3Dで全米公開予定。本作よりも先に、来年公開予定の『キャプテン・アメリカ』シリーズ最新作『Captain America：Civil War（原題）』で初登場すると見られている。
via：http://spidermannews.com/2015/06/23/its-official-tom-holland-is-marvel-and-sonys-new-spider-man/
