秀作
人の感性を描いた秀作 人だからこそ描ける世界観を岸は見事に映像化している ハリウッドでは描けない邦画特有の視座 星はつく
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横浜に暮らす検事の寺井啓喜は、息子が不登校になり、教育方針を巡って妻と度々衝突している。広島のショッピングモールで販売員として働く桐生夏月は、実家暮らしで代わり映えのしない日々を繰り返している。ある日、中学のときに転校していった佐々木佳道が地元に戻ってきたことを知る。ダンスサークルに所属し、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也。学園祭でダイバーシティをテーマにしたイベントで、大也が所属するダンスサークルの出演を計画した神戸八重子はそんな大也を気にしていた。異なる背景を持つ彼らの人生がある事件をきっかけに交差する。
©2021 朝井リョウ/新潮社 ©2023「正欲」製作委員会
人の感性を描いた秀作 人だからこそ描ける世界観を岸は見事に映像化している ハリウッドでは描けない邦画特有の視座 星はつく
原作は読んでないけど、こういう作品が増えたらいいのにと思う。ラストシーンは秀逸だなぁ。 新垣結衣さん、今まで見たことのない役でしたが、とても素晴らしく、女優魂を魅せられた気がしました。 映画というのは、多くを語るものではない。多くを語らないことほど多くを語れることはない。
改めて更新します。。。
いろいろな趣味嗜好があるのは理解しているつもりだけど、自分にはなかなかピンと来なかった 水…それで生き辛さまで感じる物なんでしょうか 夏月が車のハンドルを外していた意味が分からなかったけど、あれってリミッター外し?なのかな 死のうと思ったという事なんですかね それよりジャニー喜多川みたいな人?を罵倒する稲垣吾郎、何だか見ていて複雑な気持ちになりました
人はそれぞれ違ってひとりぼっち。 その中で いなくならないからね って言える、言ってもらえる人がいて良かったね。 これからの人生の中で そう思える時が来るといいね。
自分と重ねて見てしまいました。普通に擬態してる人たちは結構いるのかも?
マイノリティでもマジョリティでも自分を理解・理解してくれようとする人が1人でもいれば幸せ
私自身はマイノリティではない、普通のつまらない大人だと思っているけれど、とても引き込まれた。生を消却するだけの死ぬための人生が続く辛さは想像もできないけれど、マイノリティ中のマイノリティ同士で理解者に出会えたことは恋愛の結びつきよりも強固な絆が得られているようで、とても羨ましく思った。
2023年ベストですわ(終わったけど) 普通ってなんなんでしょう 言葉が一つ一つ刺さったので小説を読んで耳からじゃ無く目に焼き付けたいと思った あんな死んだ魚の目の新垣結衣を初めて観たわ そこから見慣れた新垣結衣になってからのラストに向けての展開にキュッとしてしまった 人間各々自分の中に人に明かしてる部分と明かせない部分があるかもしれない その中のトップシークレットであり自分の中で最大限のアイデンティティであり最も晒したくない弱点を明かしあえる、好きとか利得とかを超えた「本当に分かり合える存在」との出会い、自分もいつかできるのでしょうか 1人じゃないことを感じさせてくれる家族や友人に感謝感謝
東野絢香さんの演技には涙が出ました!
多様性やダイバーシティという言葉が並べられてますが、そう叫んでる人達の自己満足なだけのように思えたりしていたので、内容はとても刺さりました。 神戸役の東野さん、口をすぼめる感じ、こういう人いるよなーと思いながら観てました。 桐生さんと佐々木くんの関係性は、あんな関係ほんとにあるのかなと思いつつ、正直羨ましいと思いました。 最後の桐生さんの一言と、エンドロールで泣けました。
今年のベスト3に入りました 今までに出会ったことのない感情が湧いてきて エンドロールを見ながら涙が出ました
昨今声高にダイバーシティが語られるが、なんとなく上辺だけ形だけの綺麗事みたいでしっくりしなかった。そんなもやもやした部分がこの映画で少しだけ消化できた気がする。 登場人物達の目が本当に真っ黒で死んでいて、それでいてふと希望を見つけて光が挿す。全員素晴らしい演技だった!
生きづらいと思いながら生きてきた。 そして今も、生きづらさがずっとある。 数年前に初版で買った「正欲」だったが、ずっと読まずに本棚にしまっていた。やがて文庫本が出て、書店に平積みされているのを見たがそれでも読まなかった。昨日、書店で好きなアーティストであるVaundyの「呼吸のように」が聞こえて立ち止まった。平積みされた文庫本の上にモニターがあり、映画「正欲」のプロモーションビデオが流れていて見入った。そして主題歌に、「呼吸のように」が起用されていることを知った。そこで初めて、観たいと思った。曲が好きだが、過去の私が書籍を買うほど関心を示していた作品に興味を持った。すぐにスマホで上映館を調べると、明日で上映終了と分かり、上映終了前に観れられて良かったと思った。 主人公の桐生や、佐々木のように性的嗜好がマイノリティの人間ではないが、生きづらさを感じているという点で、とても共感できた。桐生が言った「地球に留学してるみたい」という言葉が印象的だった。漠然と感じる世の中との相容れなさ、正しいとされる人生の行程に明らかに遅れているもどかしさ。理解したい、楽しみたいのにそれができないやるせ無さ。あぁ、そう感じている人は私一人ではなく、居るのだということが分かって嬉しかった。佐々木が「どんな人でもひとりではなくふたりがいい」といったことを言っていたと思うが、私は今、一人で生きているからそう言い合える相手がいたらどんなに良いだろうか、生きやすくなるのだろうかと考えてしまった。 もう一つの物語、神戸と大也は神戸役の女優(東野絢香さん)の演技に涙した。 また、ラストシーンは考えさせられるものだった。普通って何だろう。性的マイノリティの人も普通と称される人々も、それぞれに生きづらさや悩みがある。自分を肯定できるか、合う環境に身を置けるかが生きにくさを緩和する手段の一つなのかもしれない、と、この映画を観終えて感じた。生きることがままならない私にとっても、観て良かったと思う作品だった。
正直なところ私の周りにはこの様な方はいないと思います。秘密にしているかもしれませんが。 もしいるなら理解しようと思いますし、自分と違う価値観を持つひとは好きです。 今の社会は多様性の時代だと思います、我々もその辺りを理解しながら生きて行かなくてはいけないと思います。 ただその為にネガティブな方向には進む人がいなくなる社会であって欲しいです、権力を持つ人がその辺りを理解しないと差別に繋がっていくような気がします。 映画自体はそんなに面白いとは思いませんでしたが考えさせられる映画でした。