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せかいのおきく ポスター

せかいのおきく

3.6 89分 2023/4/28 (金) 公開
青春時代劇G日本
チケット予約

あらすじ

阪本順治が自身のオリジナル脚本を映画化。舞台は江戸末期。寺子屋で子供たちに読み書きを教えている主人公おきく(黒木華)は、ある雨の日、厠〈寺所有の公衆便所〉のひさしの下で雨宿りをしていた紙屑拾いの中次(寛一郎)と、下肥買いの矢亮(池松壮亮)と出会う。武家育ちでありながら今は貧乏長屋で質素な生活を送るおきくと、古紙や糞尿を売り買いする最下層の仕事につく中次と矢亮。侘しく辛い人生を懸命に生きる三人はやがて心を通わせていくが、ある悲惨な出来事に巻き込まれたおきくは、喉を切られ、声を失ってしまう。日本映画製作チームと自然科学研究者が連携して、様々な時代の「良い日」に生きる人間の物語を「映画」で伝えていく『YOIHI PROJECT』第1作目。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
阪本順治
キャスト
黒木華/寛一郎/池松壮亮/眞木蔵人/佐藤浩市/石橋蓮司 ほか
配給
東京テアトル/U-NEXT/リトルモア
公式サイト
http://sekainookiku.jp

クチコミ

白も黒もひっくるめて循環する

- 3年前
非常に美しいモノクロ映像で描かれるのはクソの話し。笑 確かにこれ、カラーだとキツイですが。 Odessaの極音を駆使して表現されるクソをかき混ぜる音!すくい上げる音!! モノクロなのにスクリーンから臭ってきそうでした。うげ〜。 そして、ふい… 続きを読む

非常に美しいモノクロ映像で描かれるのはクソの話し。笑 確かにこれ、カラーだとキツイですが。 Odessaの極音を駆使して表現されるクソをかき混ぜる音!すくい上げる音!! モノクロなのにスクリーンから臭ってきそうでした。うげ〜。 そして、ふいにカラーになる瞬間。 モノクロで想像していた色味より鮮やかすぎて、突然現実に引き戻されるような 「これ、今のことだからな。」と急に距離を縮められた気がしました。 しかし、クソ関連の言葉の多いことよ。 人間が生きていく上で誰しも避けては通れない身近なものだから、自ずと言葉も多くなったのでしょうが、1秒でも早く無かったことにしてしまいたいものでもあります。笑 そんなクソに価値を見出して買ってくれる下肥買いが江戸時代にはいた。。。 《もったいない》それは、与えられた資源に感謝して最後の最後まで使い切る日本の精神。 ご存知の方も多いでしょうが、しっくりくる英訳が無く「オリガミ」や「カラオケ」と同様に「モッタイナイ」で通じるらしい。 日本の着物が全て四角いパーツで作られているのはリサイクルを前提にしているからで、その合理性には舌を巻きます。 ただ袖を通して帯で縛る単純な着方だから、成長期には肩上げや腰上げでリサイズも自由自在。 更にお古として兄弟へ渡り、アテやツギを加えながら着たおす。 着る人がいなくなると、別のものに仕立て直してまた着る。 ついに生地がヨレヨレになったら、手拭いになり、赤ちゃんのオムツになり、雑巾になり、下駄のハナオになり、焚き付けになり、灰になってもまだまだ利用される。 なんと長い一生。死んでからも役に立つとは。 江戸時代は循環型社会。 人間も循環サイクルの一つとして、やがて死んだ体は土へと還るのだ。 そんな循環型アイデアに満ち満ちた江戸時代の歪みは、身分制度だと感じました。 クソを巡る価値のすり替えには「いや。どう考えてもおかしいでしょ?」とツッコミ入れたくなります。 サービスの売り買いが逆転しとる。 そんな不条理でドス黒い社会に降る純白の雪。 障子ごしに足音を聞くおきくの、なんと美しいことよ。 名前を書くおきくの、なんと可愛いことよ。 伝えたい思いは身分の垣根をぶち壊し 人を愛する心が世界を変える。 青春ラブストーリーは無敵なのだ! 常連の石橋蓮司さんは言うまでもなく、 佐藤浩一、寛一郎親子の共演も素晴らしかった。 クソの臭いで始まりますが、ラストは爽やかな気持ちになれます。

ナオト ネタバレ

黒木華が良い。

- 3年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

何と言ってもおきく役の黒木華が良かった。モノクロにしたのも良い。

うんこの話ですがなんて爽やか!

- 3年前
白黒でよかったと思うほどリアルなうんこがひたすら出てきますが、映画で描いているのはとても爽やかな青春です。 淡々と、身分制度やエッセンシャルワーカーの辛さなどが描かれますが、あちこちに今の時代にも通じる大切なことが散りばられており、思わず… 続きを読む

白黒でよかったと思うほどリアルなうんこがひたすら出てきますが、映画で描いているのはとても爽やかな青春です。 淡々と、身分制度やエッセンシャルワーカーの辛さなどが描かれますが、あちこちに今の時代にも通じる大切なことが散りばられており、思わずクスッと笑ってしまうセリフもあり、最後はとても爽やかな気分で映画を見終わりました。 池袋の舞台挨拶を拝見しましたが、所々カラーの場面があるのは、カラーにすることで現実味が生まれ、決して過去のことでなく、今の自分事として考える事が出来ると阪本監督は仰っていました。 また、「せかい」の意味を子どもたちに説明する場面があるのですが、その「せかい」の意味こそがこの映画のテーマだと感じたと寛一郎さんは仰っていました。 江戸も令和も、人は食べて出して、生きていくんだなぁと、淡々と、でも希望を持ちつつ、シンプルに丁寧に、明日も生きていこうと、そんなことを思いました。 あ、久しぶりに真木蔵人さんを役者さんとして拝見出来たことも嬉しかったです😊

心地の良い映画でした

- 3年前

モノクロで始まり ウッと目を逸らしてしまうシーンもありましたが、 とてもキレイで心地の良い映画でした。 黒木華さん、池松壮亮さんもハマり役でした。 とても魅力的でした。 江戸の人々の暮らし方、整備されたインフラなんてなくても気高く豊かな精神だったんだろうな。 漫画を読んでる様な心地の良い時間を過ごせました。 映画っていいものだなぁと改めて感じる映画でした。

ただただ 面白くない

- 3年前

作品になんのメッセージが込められているのだろう? 幕末で世の中が変わっていく時代 だからと言って、それが描かれているわけでもなく 恋愛映画?その要素もあるにはあるが そういうわけでもなく ミステリー?ではない 時代風刺?もあるけど、中途半端 結局、何が言いたいのか? モノクロの映像で、何が感じ取ってね? って、作品 すみません。何も感じ取れませんでした。 あくまでも、個人の感想です。

長屋暮らしの目線のドラマ

- 3年前

陣取り合戦ではない、このような庶民を描く時代ものは、江戸風俗資料のようで興味深い。 本作品は台詞もわかりやすく庶民派で楽しめた。

せかいのおきく

- 3年前

糞尿を扱う作品なので、白黒で描かれていて良かった。カラーだとキツい。 白黒だからか、いろんな音が妙に耳に入ってくる。 糞尿を扱っているのに、微笑ましく清々しい気持ちになる作品だった。

なんとなく

- 3年前

 思っていた話・展開とは違ったのである。テーマはいまいち理解出来なかったが、つまらなくはなかった。青春なのですって。

う〜ん

- 3年前

結局は何を伝えたいストーリーだったのかイマイチ分からなかった。俳優陣の演技は良かったと思う。

黒木華は良い

- 1年前
汲み取って貰わないと困るだろうに、お屋敷の奴はなぜ馬鹿にしたりするんでしょうね 人間は皆上から食べて下から出す 出したものを肥料にしてまた食べるものをつくる 究極の循環社会である 向田邦子は子供の頃バキュームカーが来ると、父親から「皆が嫌が… 続きを読む

汲み取って貰わないと困るだろうに、お屋敷の奴はなぜ馬鹿にしたりするんでしょうね 人間は皆上から食べて下から出す 出したものを肥料にしてまた食べるものをつくる 究極の循環社会である 向田邦子は子供の頃バキュームカーが来ると、父親から「皆が嫌がる仕事をして下さっているのだから、きちんと挨拶しなさい」と躾けられていたそうで、臭いなどと言おうものならこっぴどく叱られたらしい 本当にその通りだと思う この映画は青春映画?恋愛映画だったのかな もうちょっと膨らませても良かったかもね あと寛一郎は美形なので、役者にでもなれば良いのにとも思った

声を失った意味は?

- 2年前

新しめの映画だが白黒でレトロな感じに。  この時代、この状況で、声を失うだけで済むとは思えない。声を失ったことによる困難がそれほど描かれているわけではない。声を失うという設定の意味は?声なしで表情で思いを表現する黒木華の美しさはある。

江戸時代が懐かしく思える佳作

- 2年前

黒木華を始め主要登場人物がそれぞれにいい味出してる。面白かった。

恋ばなかい!

- 3年前

めのつけどころは、よい。こいのあいては、いけめんすぎで、りありてぃーけつじょ。 はなは、まあよい。ちちは、いつものこういちのまま、はしかたないか。 げんさくあるんだろか?もっとちがったえいがにできるんじゃね、このねた。もったいないとおもうが、どうよ。 今回の白黒は、よそよそしさを感じた。吐きそうになっても、カラーが良い、かな。

せかいのおきく

- 3年前

人間に限らずどんな生き物も食べれば排泄し死んでゆく。死んだ者は地に還るから、排泄物だって大地の養分として実に有益だ。身分や職業で差別される人間も、皆等しく排泄するし、働いて食べて愛することも平等。最下層の仕事をしても、家族と声を失っても、落ちてしまってもまだ「せかい」に向かって愛と未来を拠り所にするように日々を生きるおきくたちに幸せがあってほしい。

黒 白でぴったり

- 3年前

カラー映画したら 見えたくなくなるかもしれません。

食べたら出るという約束

- 3年前
阪本順治監督場はわかっていたと思う。 この題材で大ヒットはしないことを。 まず「それでも撮りたかった」という心意気を買いたい。 おそらく制作者側から見るに耐えないビジュアルなのでせめてモノクロでお願いしたいと要望があり、その通りにしたが、… 続きを読む

阪本順治監督場はわかっていたと思う。 この題材で大ヒットはしないことを。 まず「それでも撮りたかった」という心意気を買いたい。 おそらく制作者側から見るに耐えないビジュアルなのでせめてモノクロでお願いしたいと要望があり、その通りにしたが、やはり監督の意図としては見せたいので一瞬カラーで見せた。初めにおきくさんのピンクの着物を一瞬カラーで見せてコレを象徴的に見せたいがためのモノクロですよと主張しておきながら本当のところはこの「凄まじい現実」を見せることが本心なのです。裏に忍ばせたメッセージなのです。と、勝手に邪推する者です(笑) 「うんこ」とは、生々しいので「うんち」と言い換えます。「うんち」とは、誰でも出す普遍的なもの。そしてやはり醜く臭いも放つため隠そうとするが確かにそこに存在する「本音」であると言えます。我々は誰しもこの「本音」を隠し持っています。 それを扱う仕事、それはとても尊いものであり、本音をだす=心を開くということを意味しているかもしれません。つまり心を扱う仕事。 うんちをしながら話をする佐藤浩市。 (未だかつてこんなシーンみたことない笑) 本音で話す。 SNSなどで隠れた悪意が渦巻いている現在に必要なことかもしれませんね。 以前に認知症の方の家にヘルパーとして入らせてもらうことがあって、たくさんおしゃべりをされるのだが普通に考えるとすごい世界。「今からおしっこを食べる」「おしっこ、もうできたかな」「あんたもおしっこ食べていき」と。よくよく行動を見ると「ご飯」という言葉が「おしっこ」という言葉に入れ替わっていることがわかる。そんなある日今度は「約束に行ってくるわ」「約束したかってん」「もう約束が出そうや」と。ついていくとトイレに行かれ、そうかなるほど「うんこ」と「約束」が入れ替わっているのかと理解した。そこでハッとした。あれ、でもあってる。うんことは、食べたら出るという「約束」でもあると(笑) 何が言いたいかというと、身近にあって普遍的なものには深掘りするほどの意味があると。 ここの話だけで、うんちには「現実」「本音」「約束」というメタファーがありました(笑) なんかまとまらなくなってしまいましたが、このテーマには老若男女を引き込むテーマがあります。タブーであればあるほど。誰も踏み込まないけどね。そこに踏み込んだ阪本順治監督にはリスペクトしかありません。 ごちゃごちゃ言いましたが、単純に子供が言う「うんことちんちん大好き」という感覚で楽しみました。

色のあるせかい

- 3年前
全編、白黒かと思っていたらところどころ色が着くのですね。 白黒も慣れると勝手に頭の中で色づいているようで、実際に色が着くとせかいが、日常でもちょっと感動しますが、、、白黒のままでもよいのに、あれは。 でも色が着かないところもあってなにか意味… 続きを読む

全編、白黒かと思っていたらところどころ色が着くのですね。 白黒も慣れると勝手に頭の中で色づいているようで、実際に色が着くとせかいが、日常でもちょっと感動しますが、、、白黒のままでもよいのに、あれは。 でも色が着かないところもあってなにか意味がありそうですが、私には分からなかった。 黒木華は白黒でもきれいで可愛らしい。 佐藤親子の共演も微笑ましい。 マリオのせいで、他の映画の回数が減って、午前に1回だけだったので、混んでいてびっくり。 最前列で見上げることになってしまったことと、昔のTVサイズの画面で見にくかった。 でも、ヒット作も映画館にとっては良いことですよね。2000円が普通のせかいにはなって欲しくない。

文化考証の面ではタメになりました

- 3年前
5/2 TOHOシネマズ海老名  トレーラーを見てすこ〜しだけ気になっていた所、好きな批評家さんの文を読み背中を押されて今回鑑賞。  江戸時代の職業差別、汚穢屋の知られざる実態を余す所無く描かれていた点は大変タメになりました。 あと黒… 続きを読む

 5/2 TOHOシネマズ海老名  トレーラーを見てすこ〜しだけ気になっていた所、好きな批評家さんの文を読み背中を押されて今回鑑賞。  江戸時代の職業差別、汚穢屋の知られざる実態を余す所無く描かれていた点は大変タメになりました。 あと黒木華さんの和服姿が素晴らしい! でも鑑賞後そこまでいい作品を観たという感じにならなかったのは、脚本にスキがあったせいなのか… もう少し各キャラクターに寄り添って、個性を引き出す展開が欲しかったです。 それと章割の構成は好みですが、ちょっと多すぎてウザかったです。 キャッチコピーに“本年度ナンバーワンの呼び声”とありましたが個人的には違いました。

青春?

- 3年前

中次が青春という語を使う場面で、一気にこの映画が嘘っぽく思えた。青春は中国古典にも見られる語だが、今のように、若い時代を意味する言葉として一般的に使われるのは明治に入ってから。日本の古典をほんのちょっとでも読んだ人なら、時代劇に出てくると違和感。そこまではいい感じだったのに、あの三人のラストは本当に蛇足。

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