バランス
starstarstarstarstar - 2年前
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まあ、わからん、
特にラストはわからん、わかる人いない
でも、そういう問いを投げかけるのがこの作品の役割で
どうゆうこと?ってなるのは間違ってないと思う
区長が説明会の時に言っていた上流で起こったことが下流に影響するという言葉と通り、映画も冒頭から終盤にかけて、小さな変化が大きなうねりとなってラストに影響を及ぼした。タバコの煙が霧となって画面を覆うように。
結局のところ、観てる観客も"部外者"なんだと感じた。
急激な変化を嫌う価値観は頑固で傲慢にすら見えるけど、それは観てるこちらもお邪魔してるからで、巧の薪割りに待たされるし、急な攻撃になんなんだと面食らう。
最初は自然など気にも留めない補助金目当ての嫌な奴らだと思ってた2人だったが、より悪質なコンサルと社長の登場、微笑ましい車中の会話で2人の人となりがわかってくる。
巧本人も言っていたように巧たちも開拓してきたわけで、鹿の行き場を奪ってきたはず。自然を破壊する人間という存在は変わらず、違うのはバランス。
悪は存在しないと思わされる。
それなのに…
劇中では慎ましい生活をする現地民と利益優先の東京もんとの対比が悪はどちらなのかと問いかけられていたはずなのに、最後の巧の行いが最も"悪"であり、理解が及ばない行為に違いなかった。
きっと良い人なんだろうと勝手に思い込んでいた巧も思い返せば私は何も知らなかった。花の母は?収入は?なぜ長野に?
巧が善人であるなんて誰も言ってなかった。
善もまたなかった。
最後、どうなったのかはわからないけど、
結局のところ、巧も手負いの鹿だったのかな
娘が怪我をした中で攻撃的になり、これまで見せなかった息を切らした切迫感が画面に満ちて幕を閉じる。
この後もそれぞれの人生が続いていくだろうに
それを観客は知る術もない。
映画序盤の日常は静かで変化もなく、淡々と過ぎる。
説明会のシーンになってようやく人の感情がでてきて、少しずつ物語を紐解いていたはずなのに最後は突き放される。
大衆映画が好きで、明確な答えやメッセージを求める自分にとっては消化不良であり、難解であり、困惑であった。
カメラワークの斬新さに物語以上の価値を置けないし、
問いかけるにしても理解力を試されているようだし、
パンフレットで補足がされるようなのも好きじゃない。
それでも…
なんだかとっても惹き込まれてしまうのも事実
監督の他作品よりはわかりやすく見やすかったのも事実
なんで東京でさえ上映館が2つしかないんだという思いも本心としてある。
もう少し時間をかけて濱口監督作品とは向き合っていきたい。
抽象的
starstarstarstarstar - 2年前
すごいものを観ました
でも抽象的で何を観たのかまだよくわかりません
濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』はそれなりに楽しめましたし本作はとても前評判が良かったので楽しみにしていたんですがドライブ・マイ・カーよりも断然こちらの方が好きです… 続きを読む
すごいものを観ました
でも抽象的で何を観たのかまだよくわかりません
濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』はそれなりに楽しめましたし本作はとても前評判が良かったので楽しみにしていたんですがドライブ・マイ・カーよりも断然こちらの方が好きです
あーここでこのまま終わったらすごいな、と思っていたらそこで終わりでした
最近観た映画の中では1番お客さんが入っていたのですが
派手さもわかりやすさもカタルシスもないコレを観にこんなにお客さんが入るなんてすごい
機会があれば「GIFT」も観たいし「偶然と想像」も観たいです
芸術家が描く人いじめ
starstarstarstarstar - 2年前
自然界からしたら、
悪は存在しないと言えるのだろうか。
鹿を狩る人間たちを、鹿は悪としないのか。
濱口竜介監督、やはり演出が凄い。
緊張感と生々しさ。
人は卑しいということを、目の当たりにするような感覚。
圧倒的な106分を体験したが、も… 続きを読む
自然界からしたら、
悪は存在しないと言えるのだろうか。
鹿を狩る人間たちを、鹿は悪としないのか。
濱口竜介監督、やはり演出が凄い。
緊張感と生々しさ。
人は卑しいということを、目の当たりにするような感覚。
圧倒的な106分を体験したが、もう観たくはない。
監督の特徴は人いじめである。
彼の長編作品を過去6作観たが、どの作品も迷惑かける人や虐める人が現れては周りを乱しまくる。
(『PASSIO』『THE DEPTHS』『ハッピーアワー』『寝ても覚めても』『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』)
ほら、どの作品も。本作も。
まるで人(日本人?)の本性を、
瞬きもしないで直視していたら、こうなった
と言わんばかりに。
救いは芸術作品的なスタイルである。
人間界において、
悪は存在しないと逃げ切ることはできませんよ。
濱口作品に有りがちイヤミを言いたくなりました。
まあ見なくても損はしない
starstarstarstarstar - 2年前
やはり映画祭の賞の胡散臭さが分かる作品。
観た人エンディングについて語り合いたい。
starstarstarstarstar - 2年前
この感想をどのように伝えれば良いものか…。
濱口竜介(監督・脚本)×石橋英子(音楽)のセッションのような作品。
知ってる俳優さんは一人も出てこないし、台詞が少ない作品は寧ろ好物なのだが、睡眠不足もたたり前半は自分を奮い立たせるのに必死だ… 続きを読む
この感想をどのように伝えれば良いものか…。
濱口竜介(監督・脚本)×石橋英子(音楽)のセッションのような作品。
知ってる俳優さんは一人も出てこないし、台詞が少ない作品は寧ろ好物なのだが、睡眠不足もたたり前半は自分を奮い立たせるのに必死だった。
しかし物語が進み始めると俄然面白くなり、この流れはかなり期待通りに進むのではないかとワクワクしながら観てたら…???
兎に角観た人とエンディングについて語り合いたい。
俺の正義なんだと…
starstarstarstarstar - 2年前
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その対義語としての、タイトルと解釈するしかない。
どんな正義かと言うと、この田舎町では、都会との仲介役は便利屋の俺様が、もうこのポジションで、うまくやってるんだから、今さら呑気に、東京の芸能事務所の補助金商売とかで、ノコノコくるんじゃねえよ。なのかな。
元々、普段から学童の娘迎えに行くの忘れがちなんだけど、余計なおもしろい奴らのおかげで、本格的に行方不明になりそうになった俺の娘。見つかって良かった〜
でも、本気でシメ過ぎちゃったかなぁ
まぁ、おめえのせいなんだから我慢しろや。てか
話題になっているタイトルだけれども、例えば「北関東の何処かで」みたいなタイトルだったらこんなに話題を呼ばなかったと思うので、タイトルは大事だと感心する。
原点なのか?原典なのか?2020年イランの監督が同じタイトルの映画でベルリンで金熊賞取っているが…
うーむ…
starstarstarstarstar - 2年前
疲れていたのもあるが、最初の木々が流れるシーン長すぎて寝てしまった人いませんか?
その後の人物のセリフも棒読みっぽ過ぎて…
分かりたいと思って行ったけど、結局途中もちょいちょい眠気が…
最後の衝撃シーンは見たけど、え??って感じで、寝ちまったから意味が分からんかったんかなぁ…ちゃんと前日睡眠とって健康体で行かねば、と再確認。
想像力を養うには
starstarstarstarstar - 2年前
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悪は存在しない。でも悪さをしていることに無頓着でいることはいくらでもできる。
芸能事務所で働くふたりがたまたま投げられた仕事がグランピング施設を開設することだった。その時点で、自然にどれくらいの被害を及ぼすかを想像するのは、自分の暮らしや目先のことでいっぱいいっぱいな都会暮らしの人にとっては難しいことになってしまっているのかもしれない。
でも、ここで《住民たちは村を守ってきたからエライ》、《グランピング施設を建てる人たちが悪い》という構図にならなかったことに濱口監督のニュートラルな目線を感じた。どちらの側の人間も多かれ少なかれ自然から何かを奪っている。「バランスが大事なんだ」「やりすぎるとすべてが壊れる」というたくみの言葉に深く頷いた。
たくみたちにも非がある(というと少し強いが)と感じさせられたのは、水を汲むシーンだ。カメラは一切動かず、定点からその様子を観察する。たくみは汲んだ水を両手に持ち、車に向かう。彼がフレームを出た瞬間、人間がそこに来たことで自然からは確実になにかが奪われていると物語っているような気がしてならなかった。カメラの位置ひとつで伝えられることの大きさに、勝手に心が少し震えた。
誰も悪さをしようとして、悪さをしているわけではない。花を(おそらく)死に限りなく近づけた鹿も、悪さをしようとしてそうしたわけではない。
もちろん悪さをしようとして悪さをする人もいるわけだけれど、大抵の人は悪さをしようとして、しているわけではないのではないか。自分とは違う立場の人の思いや境遇を想像する力に欠けてしまっているから、そういう状況が作られてしまうのではないか。想像以上に、私たちは思いがけず誰かにとって悪になってしまっているのではないか。
どうしたらもっと寄り添えるだろう。どうしたら想像力をもっと養えるだろう。どうしたらよりよく対話できるだろう。考えているだけではどうにもならないのだけど、そういうことをもう少し日々の生活で意識したいとおもった。
少し分かりにくい
starstarstarstarstar - 2年前
悪は存在しない、という思わせぶりなタイトルでアートな雰囲気を醸しているので、訳もわからず絶賛する濱口フリークはいそうだけど、まあまあの佳品という感じ。
いくつかの映像と、芸能事務所の二人のドライブ中の会話に、引き込まれる濱口節は感じられたものの、「passion」や「偶然と想像」のような映画にのめり込ませるような力は薄い。単館公開もやむ無し。
最後までちゃんと観てくれた人にちゃんと伝えるべき派
starstarstarstarstar - 1年前
自然豊かな平穏な村に都会の会社がグランピング施設建築を計画。各々の立場で村民と会社側は意見をぶつかるがそこの現場には確かに悪はいない。善だと思って主張する。
自分はグランピング建設の会社側の気持ちで本作に参加していた。計画も杜撰さは認めるが… 続きを読む
自然豊かな平穏な村に都会の会社がグランピング施設建築を計画。各々の立場で村民と会社側は意見をぶつかるがそこの現場には確かに悪はいない。善だと思って主張する。
自分はグランピング建設の会社側の気持ちで本作に参加していた。計画も杜撰さは認めるがどうしたら共生できるのかを考える。会社の上は認めないくらいから悪が出てくる。
無駄に長いカットが多い。現地の風に揺れる木々と川の水のしか聴こえない静粛な森をインサートしたいんだろうけど"過ぎる"のである。どんな場所で村人かも長過ぎないカットで分かるよ。
問題のラストシート。賛否はあるが私はちゃんと最後まで観てくれた人にちゃんと伝えろ派だ。想像はいくらでも立てられる。答え合わせが快楽なのに。
2025.2.12
衝撃!、どっちなの?
starstarstarstarstar - 2年前
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まず、間が長すぎる。
オープニングから15分くらいは結構睡魔地獄。
何も無いシーンが何度か続きます。初めのうちは、何かあるのかな?と集中しようとしますが、そのうち、帰りなんか食べていこうかな、、、とか他のこと考えてしまいます。間や行間や余韻とか、映画にとって大切だと思いますが、さすがに無意味に長すぎる。
オープニングに余韻はいらないでしょう。
逆にエンドロールは余韻が欲しいけど、バッサリ。
斬新な演習ですね。
ようやく、役者がしべり出して話が展開していくと、キャラクターに没入する感じがあります。日常を普通に見ている感じ。この辺りがとても特長的な監督なのだろうと思います。ドライブマイカーもそうでしたが。
グランピング施設を作るか、自然を守るか、、、というテーマは目新しいものでもなく、特にドラマもありません。
その後ろの人間のドラマの映画だと思いますが、私には難解過ぎたようです。
最後は、、、え!?終わり?、どういうこと?となってしまい、即ネタバレサイトを探しますが、、、答えは自分で考える必要があるようです。
私にはラストは、「助けた」のか「殺した」のかさえ分かりません。ハッピーエンドなのかバットエンドなのかさえ分かりませんでした。
「鹿」=「お父さん」
で、普段は襲わないけど、手負いや家族に危険がある時は別とも思えるし、
そもそもお父さんは変人で、娘に興味が無い様子。娘がジャマで、、、もしかしたら奥さんも、、、とも思えます。
まさに難解な映画です。
せめて、答えが知りたい、、、監督の解説や原作があれば良いのですが。私にはとても気持ちの悪い映画でした。
ポスターだけ好き
starstarstarstarstar - 2年前
パケ買いして失敗しました。
インスタとかで俳優さんが高く評価していたので好き嫌いは分かれるだろうけど大丈夫かと思ってたんだけど
全くタイプじゃなかった。
ポスターはとてもタイプなのにw
受け手次第
starstarstarstarstar - 2年前
浜口監督独特の会話劇が劇中のチャプター前半が見どころ。ラストへの持って行く過程がこんな変化のないストーリーでありながらラストまで引込まれる。そしてラストのえーっ!と言う。どういうこと?でも悪という象徴はないが自分以外は悪なのかも。浜口監督は受け手にどうとでも受け取って欲しいと思っているのかも。決してノーランのようにマウント的に見せつけているのではなく、身を任せる感じだ。
つつぐ緊張感
starstarstarstarstar - 2年前
映像の動と静が統一されていて
淡々としているようで、緊張感が解けず
あっという間にラストを迎えた。
映像の中に散りばめられたセルフや行動に
ラストに繋がるヒントがある気がする。
EVIL DOES NOT EXIST
starstarstarstarstar - 2年前
もう題名が全てを表しているのはいうまでもないのだけど、その一方で「では善は悪の対義ではない」ということか?などと思ってしまった。
都会と地方、自然と人間、企業と個人と、様々な対応事項が描かれているけど、それらは決して断絶はしておらず、時には… 続きを読む
もう題名が全てを表しているのはいうまでもないのだけど、その一方で「では善は悪の対義ではない」ということか?などと思ってしまった。
都会と地方、自然と人間、企業と個人と、様々な対応事項が描かれているけど、それらは決して断絶はしておらず、時には対立に疑問を呈することもありで、単純に受け取れないものである。事象はかように複雑で、歩み寄り理解をしようとしても、それが理不尽な事態を招くこともある。世界とはそういうものだ、ということを受け取ったけど、こんな感じかな。