悲憤慷慨
starstarstarstarstar - 2年前
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どいつもこいつも勝手だよ
自分のことしか考えてない奴ばっか
ふざけんなよ
自分のことしか考えないで、娘のことをママだなんて、よくも言えたもんだよ。小学校にも行かせてやれないあんたのせいで貧困が再生産されてんだよ。平気で嘘ついて杏から何もかも奪って、それでいて刺されても仕方ないなんて宣うなよ。復讐もさせてくれないのかよ。
本当に杏のことを心配して助けてやってたのに、なんで女に手だすんだよ。わかるだろ、バレたらみんなの居場所がなくなるって。わかってたことだろ。大切なものだけ渡してそれを奪うなんて何よりも残酷だよ。なんで最後まで隣に居てくれないんだよ。
記事にしたら杏も他の人も居場所が無くなるのなんて分かりきってただろ。それを覚悟の上で記事にしたんじゃないのかよ。杏がいなくなってから、たらればなんか言ってんじゃねえよ。
児相から取り返す?恩人?息子ほっぽり出しておいて、被害者面して、惨すぎるだろ。誰が杏を殺したのかって言ったら、お前だよ。人の優しさに浸けいって私は正しいです、ちゃんと母親してますって顔してるの虫唾が走る。
どいつもこいつも利用するだけ利用して、優しさチラつかせて、杏が積み上げてきたものを容易く壊して行く。みんなで寄ってたかって杏を苦しめて、蔑ろにして、追い詰める。
最後は自分で自分を終わらせてしまう。
どうしようもなく悲しい
自助グループもスクールも介護施設も救いの居場所はいくつもあったのに、コロナの影響もあって次第に孤独になっていく。何もできなくて、もどかして、苦しい。
懸命に助けて、寄り添ってくれる人もいたのに
なんで、なんでこうなっちゃうんだ。
何もわからずに流されるまま生きてきた杏が人と出会い、少しずつほんの少しずつ変わっていく話。そして、変わったことも全部なかったことになっちゃう話。
悲しいね、こんなことなければ良いのにね
でも、こればっかりは不運の連続で仕方がないよね
って感想にしか行き着かないけど、
それじゃあ一緒なんだよ、結局自分も加担してるんだよ。
彼女に起こった悲劇は繰り返される。
刑事も記者も母親もみんなで杏を殺したんだ。
杏は自分を守るために命を自ら落としたんだ。
こんなにも感情的になるほど、俳優陣の演技に惹きつけられ、目を疑う演出が多くあり、映画としては印象的だった。
でも、そんな冷静でいられないほど、
怒りに満ちて、悲しみが押し寄せた。
悲しい。悔しい。
☆3.9
starstarstarstarstar - 2年前
日本社会の責任者の不在と脆さを突きつけられた。
保護者としての責任を放棄し、娘を虐待、性を売らせ時折「ママ」と呼ぶ母親。
少女の脱薬物依存のため、生活の基盤を作るため、度々力を貸すも互助グループの指導者である責任を放棄する事態を招いた刑事。… 続きを読む
日本社会の責任者の不在と脆さを突きつけられた。
保護者としての責任を放棄し、娘を虐待、性を売らせ時折「ママ」と呼ぶ母親。
少女の脱薬物依存のため、生活の基盤を作るため、度々力を貸すも互助グループの指導者である責任を放棄する事態を招いた刑事。
就職先を斡旋し、持ち込まれた告発を記事にすることでメディアとしての役割を果たすも、その後の関係者たちの居場所まで責任を取れない記者。
子どもに果たさなければならない責任を他人に押し付け放棄した近隣住民。
危機的状況で、健康で文化的な最低限度の生活を送れる社会を作るべき責任を果たさなかった行政と政治家。
雇用者としての責任を果たそうと努力してくれた職場、同じ境遇の仲間、学校、どこか一つでも支えが残っていれば結末は違ったかもしれない。
責任ある者のいる環境で生まれ育つことが前提になった社会の「普通」の枠外に産まれてしまった子どもに、それでも懸命に責任を果たそうとした彼女に、一体何の「責任」があるというのだろう、何ができたというのだろう。
そんな社会を放置したこの国は、彼女の結末の後どんな「責任」を果たせば良いのだろう。
《余談》
で、父親は?父親死んだん?いつもいつも透明人間になるのやめてくれる?
稲垣吾郎ちゃんの役どころ
starstarstarstarstar - 2年前
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が、一番大事だと思う。二郎さんは日本のソン・ガンホになれる。河合優美ちゃんは、ヤクやってた人にしか見えん。芝居うまい。しかし皆さんの周りに夜間の小学校に行き直してる人なんて、そんなにいないと思うんです。ヨガ教室開きながら、クスリからの更生を手伝ってる現職刑事もほとんどいないと思います。
でも、吾郎ちゃんの役どころです=雑誌記者みたいな人ってよくいますよね。そもそも出版社か上司から言われて、刑事に近付いて、あんちゃんとも、カラオケに行く、居酒屋行く。あなたの役割は何?ってわかっていなかった???
①刑事が、仕事に関連した特権を利用して犯罪
②記者が、犯罪の匂いに内偵して、記事を売る
悪いのはもちろん①だけど、我々普通の市民が落ち入りがちなのは②です。犯罪の告発は正義だと…。それが生業なら正義だと…。
面会室のガラス越しに「僕が記事を書かなければ、あんちゃんは死なずに済んだのですか?」…どの口が言うのかとが思うこのシーン。
この映画の魂が込められているのだろう。
重く苦しく難しい
starstarstarstarstar - 2年前
母親がクズすぎて見てて辛くなってしまった。ウチの母親を思い出した。結局は遅かれ早かれだったのかもしれない。そんなこと分からないけど、杏は更生しようと、生きようとしていた。辛く悲しい物語。素晴らしい作品でした。
辛くてやるせないが、あんの人生を可哀想という一言でまとめたくない
starstarstarstarstar - 2年前
そういう監督の意思を感じた映画でした。
俳優陣の説得力、すごかった。
これが現代の社会で、コロナ禍の日本で、本当に起こったこと。(一部フィクションはありますが)
今を生きる大人である私たちが見るべき作品だと思いました。
エンタメとしての役割のある映画
starstarstarstarstar - 2年前
コロナ禍近くに病院がある為絶えず救急車の音が聞こえ得体の知れない不安と人との繋がりを絶たれた閉塞感を鑑賞して思い出した
実話に基づく映画「あんのこと」
記事の文字だけでは気付く事が出来ない日常にある凄まじいまでの現実世界を映画と言う映像にする事の意義は大きく自分のこれからの人生にも影響があると感じる
どこまでが実話?
starstarstarstarstar - 2年前
どこまでがフィクション?
つらい、重い。。。
starstarstarstarstar - 2年前
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冒頭のあんの表情。とてつもない絶望がそこにはあって、ここからどんな辛い話が話の始まるのかと思った。でも違かった。クライマックス直前の表情だった。
時系列は遡りストーリーが進む。本当に苦しい環境、でもようやくそこから抜け出し始める。でも心温まる終わりにはならないことを我々はわかっている。冒頭にその顔を見てしまっているから。
ようやくできた社会とのつながりがどんどん奪われていく。そんな中さらに押しつけられる厄介。でもそれが唯一あんがまともでいなければならない、まともでいられる理由になる。寸でのところであんを引き止める。
でもそれさえ奪われてしまう。ギリギリのあんの心はもう耐えられなかった。そして再びクスリに手を延ばしてしまう。でもクスリで廃人になるわけじゃない。せっかく積み重ねてきた1日1日を自分で崩してしまったことに絶望するのだ。本当は他人に崩されてしまったというのに。
つらい。重い。
どこにも感情移入しない一歩引いたそのカメラは、どこかにいるであろうもう1人のあんと今の社会を映し出す。人とのつながりが、社会とのつながりが人を苦しめることもあるけれど、そこには確かにそのつながりが人を救う最後の希望としてあった。それをそれぞれの自分勝手が、コロナが奪い去った。
自分には何ができるのだろうか。製作陣はこれを我々に見せつけた。次はどうする。
実話ベースか、これは切ないなあ、、、
starstarstarstarstar - 2年前
河合優実、あっという間に有名女優に仲間入りですね。この映画の撮影の頃はまだ知られていなかったかも。ショートカットが似合うとても良い女優さんです。
多分、この映画は代表作になるのだと思います。それくらい素晴らしかった。
佐藤二朗さんも好きで、… 続きを読む
河合優実、あっという間に有名女優に仲間入りですね。この映画の撮影の頃はまだ知られていなかったかも。ショートカットが似合うとても良い女優さんです。
多分、この映画は代表作になるのだと思います。それくらい素晴らしかった。
佐藤二朗さんも好きで、この映画でも、善人と悪人が絶妙で良かったです。
オープニングから、たぶんこういう話なのかな、、、とと思いつつ。所々泣ける。
さらに実話が元とは、、、これは切ない。
心が痛む。
ストーリーでは、それぞれの心の声が響きますが、キャラではやっぱり佐藤二朗の役に感涙ですね。100パーセント肯定出来ないところも人間らしくて良かったです。
もう少し、公開される映画館が増えるといいですね。以前は通っていた映画館に約3年ぶりにいくことごできましたが。
久しぶりに
starstarstarstarstar - 2年前
心が震えた映画だった。河合優実、佐藤二郎の役の入り込みにしびれた。