映画には2種類ある。
映画には2種類ある。 面白い映画か観た者を成長させてくれる映画だ。 この映画は後者だ。 登場人物と一緒に成長できる映画だ。 というか2つを合わせ持つ映画も存在する。 この映画がその映画だ。
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アレクサンダー・ペイン監督とポール・ジアマッティの名コンビ復活!1970年の冬、誰もが浮かれるクリスマスに、弾けれ者が寄り添い合い、小さな絆を築き上げていく。誰もが優しい気持ちになる物語。
Seacia Pavao / © 2024 FOCUS FEATURES LLC.
映画には2種類ある。 面白い映画か観た者を成長させてくれる映画だ。 この映画は後者だ。 登場人物と一緒に成長できる映画だ。 というか2つを合わせ持つ映画も存在する。 この映画がその映画だ。
クリスマス休暇に寄宿舎に残った口が減らない問題児生徒、教育熱心嫌われて教師、宿舎の料理長の3人。お互いのことを嫌いな生徒と教師。2週間もいると心を打ち解け人間として認めていく過程が語られる。人には消せない過去があってこそ成長し人生の品性を高めていくんだ。 2025.1.6
今から54年前が舞台だが、戦争が生活の陰にあること、親と折り合いの悪い高校生などそれぞれの要素は現代にも通ずる。お互いに厄介者同士であるハナム先生とアンガスの両者には共感が湧かないが、始終一緒にいてウザくあっても、教師と生徒という立場の隙間から見える互いの人間性や寄り添おうとする努力(空回りしがちだが、それが少しでも実ることはある)をしっかりと描いているのがいい。劇場公開も夏じゃなくてこのシーズンまで待てばよかったのに、もったいない。
それぞれのさみしさを抱える登場人物がクリスマスを一緒に過ごす、心が暖まる映画。さみしさを持つ人ならこの成長に胸を打たれるはず
飽きさせない三者三様のロード・ムービー。 生意気なガキンチョ4人が最後まで絡むのかと思いきや、一人だけ取り残されるところでの孤独感とか、やるせなさとか、うまーいストーリーでした。 最後の THEEND のシンプルさに監督の矜持を感じ取りました。 キネカ大森も素敵。
それぞれに傷や痛みを抱えた三人が、徐々に心を開き理解し合い、最後はそれぞれの明日に向かう物語… と言ってしまえばそれまでですが、後半になるにつれ人間らしさがじんわり沁みてくる作品でした。寄宿舎や街の風景やテレビの映像が何処か懐かしい雑多な70年代の雰囲気をうまく出していて、そこに入りきれない、置いてけぼりの三人を浮き立たせていました。 最後まで飽きさせることのないテンポのいい演出。重くなりがちなテーマを、時にクスリと笑わせるやりとりや微妙な表情で軽妙に演じる俳優陣。派手なエンタメとは別のアメリカ映画の良さを感じる映画です。
精神疾患を父に持つ子の思いも少し描かれていた。その人に対して、先生は、keep your head upと最後に言っていた。そのシーンが印象的だった。最近のポリコレ的な配役(白人だけでなく黒人もアジア人もいる、みたいなの)は少し気になってしまったが、良い映画だったと思う
最近見ない感じの映像だった 最初から癖強そうなメンバー、嫌な奴だなあって思いながらそれぞれにエピソードがあると思って導入 皆、色々な過去があるよねえ、1対1になると話す気になるよね 当たり前だけど、子供の頃の孤独を埋めてくれる人に出会えて、思い出せるホリデイになっただろうね タリーに楽しみをって見守ってる先生がいつもキュートだった。 歳は全然ちがくても、憎まれ口でも、嫌われてるって言い合って受け止めることがちゃんと出来る立派なふたり メアリー、タバコが似合いすぎてかっこよかった、、暖かいご飯を作れる人って本当に素敵 右目を見てね
一昨日観た「ホールドオーバーズ」が素晴らし過ぎて今も多幸感に満ち溢れている。 どんな奴でも短所があるし、其々に辛い過去もある。 ただルールを守れば幸せになるという訳では無い。生きていく為には綺麗事だけではどうしようもない事もある。クソッタレパワーが必要だし、どうしてもやりたい事もある。その為に必要な嘘もある。 間違いなく自分の人生で必要な映画ベストテンに入る名作。特にエンディングは最高中の最高である。 上映最終日に滑り込んで本当に良かった。映画館で観ることが出来て良かった。お客さん四人だったけど。
ネットや雑誌での評判をみて、キノシネマ新宿へ観に行きました。 大当たり!見栄とか反発とかやりきれなさをシェアできないもどかしさ。そんな中でポロっとこぼれる本音。生まれる絆。でも思うようにいかないほろ苦さ。 そんな胸の奥をくすぐる感情が70年代の雰囲気と相まって、たまらない一本でした。感謝&拍手👏
お互いに色々なものを抱えている者同士が、ぶつかり合いながら相手を見、自分を振り返って、しなやかさを取り戻していく物語。今そう在るのには、それぞれ理由が有る…。 ベテラン勢の深みのある演技に支えられ、新人くんも光ってましたね。
偏屈で頑固、強そうに振る舞うけど孤独な先生 クリスマスに家に帰れない孤独な生徒 息子を亡くした悲しみを抱えた、学食の女性 3人がクリスマスを共に過ごすことで、 交流で癒されて、自分と向き合い勇気を得ていく話だった! 孤独でささくれた人には染み渡る話だと思う。 こんな素敵な作品を作ってくれてありがとう。
7/13 TOHOシネマズ海老名 宇多丸さんのラジオで、「オールタイムベストに入る!」と絶賛されていたので、急遽鑑賞しました。 批評家さんの生涯ベストに触れるまたとないチャンスをと、このうえなくハードルを上げて鑑賞しましたが、やはり噂はホンモノでした。 主要キャスト三人の表情の移り変りが見事だったと思います。こう、皆んなと語らいでいくうちに段々ささくれだった心の傷が修復していくみたいなね。 でも三人以外の人に対しては、何も変わらない態度で接しているってのがじわぁっとくるんですよ。 あとキャストはもちろん、プロットや劇伴においても全く隙がない作りに監督の作家性を感じました。
CGアクション漬けに飽きた頃、忘れていたこういう映画がさらりと出てくるアメリカはすごい。 何が良かったかっつて、脚本、演出、出演者の演技にため息が出る。皮肉たっぷりのやり取りが小気味いい。 何気ない日常を生きている3人のやり取りの中に、ふと各人の孤独が現れる。それを救うのは思いやる心。 最後の3人の別れのシーンは、粋で堪らない。 My best this year!
切なくもじわっとエネルギーが湧いてくるこの感覚…「今を生きる」を彷彿とさせる。 外からは見えない荷物を抱えて人は生きている。興味本位の詮索や積極的な開示がなくても、なんとなく抱える荷物のフォルムが見えたとき、人は手を差し伸べたくなる。 時にはそっと手を添え、時には力強く支え、時にはその重い荷物を引き受ける。 70年代初頭のアメリカ文化が再現された映像と音楽も楽しめる。 カレールーの箱のような車や、コーデュロイの大きな三角襟のジャンパー。 現代的なテーマと50年前の時代背景が違和感なく溶け合っている。