雄弁なポーカーフェイスにしてやられた!
starstarstarstarstar - 2年前
徐々に真実が明かされる度に、それまでのシーンを誤解していたことに気づき、心が揺さぶられまくりでした!
ミスリードも巧みで、確かにサスペンスですが、濃厚なヒューマンドラマとしても、女性や家の問題に言及した社会派ドラマとしても奥深い。
登場人… 続きを読む
徐々に真実が明かされる度に、それまでのシーンを誤解していたことに気づき、心が揺さぶられまくりでした!
ミスリードも巧みで、確かにサスペンスですが、濃厚なヒューマンドラマとしても、女性や家の問題に言及した社会派ドラマとしても奥深い。
登場人物たちの細やかな心理描写が素晴らしい。
本音を出さないように表面上は取り繕っているけど、ちょっとした態度や仕草から心の声が漏れ出ちゃってますから。
そんな心の声たちに、イラ立ち、傷つき、共感しました。
小泉孝太郎さんのダメダメ夫も素晴らしい。笑
夫婦の会話が絶妙!
適度にモテる感じがするし、母親のことは桃子まかせだし、自分本位のお坊ちゃん。
トドメのセリフには開いた口が塞がりませんでしたが、あれは桃子へ対する誠意だったのかも。
言わずともがな。風吹ジュンさま最高です。
微妙に嫌な感じが素晴らしい。笑
電話の声だけでも裏側の心理を感じ取れる。
桃子への感謝が薄いところは“この親にしてこの子あり”と思わせるけど…
なんだかんだ息子が可愛いんだなぁ。
でも真守は絶対肉派よね。
母親と息子の距離感も絶妙。
とにかく江口のりこさんの雄弁なポーカーフェイスに騙されます!
ガラス戸に向かって「おかぁさーん」と呼びかける声のトーンもたまらない。苛立ちを抑えて明るく聞こえるギリギリの声。
自分の中の“正しくはこうあるべき”を貫き、社会的な属性にこだわる、桃子心理が手に取るようにわかる…
と思っていたら、不意に足元を掬われます。
漏れ出ている桃子の心の声をわかった気になっていた自分が恥ずかしい。
じゃあ、あのシーンは“正しくはこうあるべき”だけじゃなかったのか。。。
サティの名曲『お前が欲しい』が切なくて胸を締め付けられました。
驚きのラストには、見た方それぞれの感想があるでしょうが
私は桃子が社会的な肩書きから解放されて、自分の存在意義を見出すことができたと感じました。
きっと桃子はリフォームした家のオーブンでスペアリブを焼くことだろう。
クスッと笑えるシーンも大好き。
会社の元上司が戻って来ない気まんまん。
急かされたのに相手が遅れてくる。とか笑えました。
誰が乱暴なのか?
starstarstarstarstar - 2年前
どの愛に乱暴なのか
も気になる。
全部乱暴なんだよ。では答えにならないけど
どれと、言えないと、アレもこれも
「総じて乱暴な」映画なのかも。
タイトルは
「乱暴な自己愛に」なのかな。
愛はどこですか?
starstarstarstarstar - 2年前
泥棒猫の自分探し。
まさか自分が泥棒猫だなんて不倫している人は自覚しませんからね。
優しそうに見えるけどソレだけで、綺麗そうに見えるけど洗面台の自分の髭すら片付けられない男(小泉孝太郎)。
そんな男の匂いを嗅ぐ、つまらない女(江口のりこ)… 続きを読む
泥棒猫の自分探し。
まさか自分が泥棒猫だなんて不倫している人は自覚しませんからね。
優しそうに見えるけどソレだけで、綺麗そうに見えるけど洗面台の自分の髭すら片付けられない男(小泉孝太郎)。
そんな男の匂いを嗅ぐ、つまらない女(江口のりこ)。
女癖がだらしなく又不倫しても困りながらバカ息子を許すクタクタ義母(風吹ジュン)。
ただ不責めがちに俯く不倫女(馬場ふみか)。
絶妙な感覚。
不倫は幸せにならないよ、
自分だけは違う、と思っても同じだよ、
不幸が見えてるよ、
ってコトですよね、きっと。
(私も手相鑑定の仕事をしていた時に、手相を見れば
まぁ、ああ不倫、と判るので釜かけると、さも
真実の愛なんです
なんて輝いた顔がほざくので、
愛に乱暴しているなぁ
なんて何十回も嘆いたものですよ。
困ったものだ。)
吉田修一x江口のりこ
starstarstarstarstar - 2年前
吉田修一の小説は概ね狂気を感じるが、その世界観が良い感じだった。
普通にしてても周りを少し不愉快にさせる女性を演じた天下一品の江口のりこが素晴らしい。関西弁を封じても余りある個性。
こういう邦画も悪くないな。
江口のりこすごい!
starstarstarstarstar - 2年前
江口のりこの演技がよかった!すごく引き込まれました。なんとも言えない気分になりますね。
小泉孝太郎も初め誰か分からないくらいでした。いつもと全然雰囲気違いました。
ストーリー奥深く面白かったです。
見落としているのか
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
途中までは見応えはあったのだけど、最後がスルッと終わってしまった。浮気、不倫女の妊活、因果応報、嫁姑、セックスレス、嘘、不誠実、ああ醜い。心地悪さから集中できなかった。そしてきっと何か見落としているのだろう,モヤモヤが残る。小説を読むべきかなと思っている。 江口のりこは流石だった。
映画好き向け
starstarstarstarstar - 2年前
江口のりこさんが、さすがという演技で冷静に見えてその内側にはドロドロしたものを隠し持っている演技が素晴らしかったです。
端から見ると大したことないひとつひとつにひっかかってしまい、イライラが蓄積していく様子が良かった。
小泉孝太郎、最初は見… 続きを読む
江口のりこさんが、さすがという演技で冷静に見えてその内側にはドロドロしたものを隠し持っている演技が素晴らしかったです。
端から見ると大したことないひとつひとつにひっかかってしまい、イライラが蓄積していく様子が良かった。
小泉孝太郎、最初は見たことある顔だけど、小泉孝太郎だよね?というくらい爽やかさがなく、ダメ夫、最低な男っぷりがピッタリでした。
こういうタイプの映画にありがちな、何が何だか分かんないということもなく、ストーリーは分かりやすかったと思います。
わかりにくい
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
追い込まれていく主人公に、同情したけれど、そもそもが、永遠に満たされず、幸せになれないタイプと思う。でも、持ってないもの、失ったものに執着していい事ないってわかってても、彼女のようになるのも理解できる。
くず夫は、また同じこと繰り返す未来しか見えない。床下のとこ、誰がどうやって埋めたのか、最後の母屋に入っていくシーン、よくわからなかったので、小説読んでみようと思う。
ありがとう
starstarstarstarstar - 4ヶ月前
ありがとうに救われる
なんでなんで?
starstarstarstarstar - 2年前
が、あ に変わる。
終始不穏な空気感を保ったまま、畳の奥の正体が現れる。
江口のりこさんを追うカメラワークの中に
丁寧な生活を卒なくこなす主婦の残像が見える。
気づいたときには、すでに遅し。
居心地の悪い映画だったな〜
みんな愛に乱暴だ
破綻した夫婦関係を維持しようと家族のロールプレイをし続ける主婦の話。
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
破綻した夫婦関係を維持しようと家族のロールプレイをし続ける主婦の話。スタンダードサイズで主婦の居場所の無さや息苦しさを湿っぽい画で描く。のはよいのだが、どこか芯を喰っていない様に感じるのは何故だろうか。動物や火事や柱といった暗喩を散りばめてキャラクターの外周を描く事で、本質を浮かび上がらせるというアプローチもそれはそれで別によいのだが、それでも狙いとは違うところで芯を喰い切れていないのだ。この原因はキャラクターの目的とストーリーテリングの齟齬にある。彼女の目的は終盤発するありがとうと言われたい、というセリフにある。略奪愛の贖罪として彼女は良き家庭を築く努力をし続ける。そしてそれがいくら贖罪だとしてもどこかで周囲からの、特に夫からの慰めの言葉を欲している。これが彼女の偽らざる真の目的だろう。しかしそこに辿り着くまでに積まれているSNSのミスリードが必要以上に強過ぎる。それ故に観客は彼女の事を最早信用できないのだ。中盤の柱という文字通り家の大黒柱をチェーンソーでぶった切りながら発する、狂ってるフリをしてるの、じゃないと本当に狂いそうだから、というセリフも分裂気味で観客はどう受け取ったら良いのか判断が難しい。だから終盤明かされる本音を聞いても果たしてそれが本当に彼女の本音であり、目的なのか判断しきれないまま終わってしまう。全体を通して核心をセリフにしない事も、暗喩的な表現の多様もこの点にマイナスに作用してしまっている。少なくともなぜ子供服が床下に埋まっているのか、その事は過程も含めて具体的に描写すべきであった。これが最も象徴的なアイテムだからこそである。そしてなぜ主婦はあの家庭を維持したいのか、あの夫と姑との生活に何を期待しているのか、その辺りも描いて欲しかった。江口のりこは大変素晴らしい女優なのだが、彼女の持つある種の強さが実はこの役の解釈をもう一段ややこしくしまっている。これは深い部分において残念ながらミスキャストであったと思われる。しかし危険なのはおそらくこの脚本が一見非常に面白く見えてしまう事だろう。制作陣はこの脚本が出来た時に面白さを確信したはずだ。しかしそれはあくまで読み物としての面白さに過ぎない。脚本はあくまで撮影の設計図として考え書かなければならない。
演技は流石ですが
starstarstarstarstar - 2年前
暗い映画でした。
予想通りの展開でどんどん沈んで行きました。
ラストは少し救われましたが、全体的に暗過ぎる映画でした。
顧みられないこと、蔑ろにされることの孤独
starstarstarstarstar - 2年前
悪い予感を愉しむという意味できっとコレはホラーで、とても嫌な感じて怖くて不穏で面白かったです
また一つ「ヒロインが走る映画」が増えました
顧みられないこと、蔑ろにされることの孤独
可愛くない女を演じ切った
starstarstarstarstar - 2年前
夫より生活の質を大切にする暮らし方、夫が浮気しているのを知りながら知らん顔する、姑には嫁としての最低限の務めを果たす。なんの文句があるの?
・・・いわゆる可愛くない女。
その生活が破綻して行くが、どんなことがあっても、妻の座、嫁の座は手離さない。
最後は、夫は出ていき、家は売られ・・・でも姑の住んでいた母屋で暮らして、姑の姿は見えない、ところで終わる。
この女を見事に演じ切っている。
観応えあり
starstarstarstarstar - 2年前
全体的な構成は良かった。
常に何か伏線が出てきそうで、引き込まれた。
徐々にみんなの化けの皮が剥がれていき、真実が明らかにされていく流れがとても良かった。
愛に乱暴
starstarstarstarstar - 2年前
なんとも言えない息苦しさが続く。心の闇を封印しながらギリギリで生きている江口のりこの演技が凄い。
この親にしてこの息子って風吹ジュンと小泉孝太郎の演技も良かった。
ジャンルはサスペンスと書いてあるが
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
悲劇で喜劇であった。
「丁寧な暮らし」と紹介文にあったけど、カップとか家のインテリアとか服とかどれもイケてなくて、野暮ったかったのが逆にリアルだった。
この服でこのリップ塗るとか髪跳ねてるとかディテールが効いている。しかも匂いをくんくん。変な人なのかお嬢様奥様なのか紙一重。さもダメ男の妻である。
旦那は小泉光太郎に似てるがと思ったら本人だった。失礼ながら演技出来るんだと思ってしまった位、私が知ってる小泉孝太郎ではなかった。言葉はソフトだけど心がない感じ。そして姑である。一見優しそうだが、家族2人なのにあの魚の量とか、ゴミ出しはお願いするとか。
夫婦のベットでの会話(さりげなくおねだりしてさりげなく背を向けられる)とか、本当に描写が素晴らしい。ずっとみてられる。
浮気相手は若い女性でSNSで声のダダ漏れをきいている。なにもかも気づいてるのに。
あゝ女性はやはり歳をとると行き場もなく辛い。そしてカッコ悪く、不細工に終わるのか?
最後に姑が家をくれたのは嬉しかった。女の敵は女ではなかった。
いくつかのミスリードに引っかかるのも嬉しかった。
猫なのにぴーちゃん?
畳の下の板は剥がした形跡があるのにチェーンソー?
略奪愛の報復??
放火魔に仕立て上げられなくて良かった、最後のありがとうが泣けた。
江口のり子がぴったりで他の役者じゃダメな映画だと思った。
あと、略奪愛は略奪される、これは本当です。
愛の行方がわからない
starstarstarstarstar - 2年前
江口のりこの魅力が出て笑える場面が結構あった。全体的に重めのテーマではあるが、日常的にありえる人々の感情の混ざり合わなさや孤独感、やるせなさがじわじわ伝わる作品。個人的には馬場 ふみかとの絡みをもっと持たせてほしかった。
江口のりこ劇場
starstarstarstarstar - 2年前
ストーリーの序盤から、何か違和感があってそれが何に起因していたものなのか除々に理解る感じ。
ずっと前から夫の心が自分にないことはわかっていて、だからこその丁寧なスローライフ。元の職場にも実家にも居場所はなくて、抑圧し続けていた感情が、夫から… 続きを読む
ストーリーの序盤から、何か違和感があってそれが何に起因していたものなのか除々に理解る感じ。
ずっと前から夫の心が自分にないことはわかっていて、だからこその丁寧なスローライフ。元の職場にも実家にも居場所はなくて、抑圧し続けていた感情が、夫からの申し出をきっかけに溢れだしてしまう。
出てくる人達はみんな普通。普通の人の中にある狂気を描いた映画なのかな。最後、観客の受け取り方に委ねられる感じでちょっと解りにくかった。執着していたものを全て失った先の解放感?
江口のりこの演技がすごい。微妙な声のトーン、台詞回し。シャワーシーンも産めないまま若いオンナに夫を取られた中年女性の悲しさが伝わって、苦しかった。
全般を通して、観ているこっちの呼吸が浅くなる映画。でも好き🩷
良い意味で気持ちが悪い
starstarstarstarstar - 2年前
絶妙な気持ちの悪さ。わかる。これイライラするやつ。人間の醜さみたいのが良い。原作知らずでしたが、「悪人」「怒り」の作者ですか。ちょっと納得。
そういうことか、、、なるほど。
救われたのか?それとも??
最後の終わり方も見方のよって違いそう。
映像と演出も良い。引き込まれる。
江口のりこはさすがですね。可愛らしさと可哀想と狂気が共存。