「今」を重ねる作品
starstarstarstarstar - 8ヶ月前
共産党政権の下で党も含めて民主化への息吹が芽生える中、民主化に懸念を示すソ連が同盟国とともに侵略。そうした中、チェコの市民の側に立って放送を続けるラジオ局を描いた、真実に基づく作品。
政府が検閲により介入を深める中、作り手はそれをうまくは… 続きを読む
共産党政権の下で党も含めて民主化への息吹が芽生える中、民主化に懸念を示すソ連が同盟国とともに侵略。そうした中、チェコの市民の側に立って放送を続けるラジオ局を描いた、真実に基づく作品。
政府が検閲により介入を深める中、作り手はそれをうまくはねつける中で市民の支持を得ていく。
そしてチェコの共産党内部からも民主化の動きが出て「プラハの春」を迎えるが、ソ連などの侵略し、放送自体が徐々に追い詰められる中でも、生き残りを図る局員たちの姿は胸に迫るものがある。
特に主人公は意図せず局員になる中で、弟への思いが軸となり、徐々に変わっていく姿がよく描かれている。
翻って現代もロシアによる侵略が続き、状況は繰り返されている。
ただ、日本でも同じことが起きれば、市民はどれだけ偽情報に惑わされずに済むだろうか。ラジオを含めた「オールドメディア」だからこそ、多くの人の手を経てリスナーたちに真実が届けられている。SNSによる玉石混交の情報が飛び交う現代だからこそ、改めてラジオやテレビ、新聞の重要性を多くの人が感じるのではないか。
1989年ビロード革命へと続く種まきの時季
starstarstarstarstar - 9ヶ月前
ソ連主導の侵攻により、国全体がにわかに先の見えない恐怖に包まれた時、人々が自分たちの置かれている状況を少しでも正確に把握することは、自暴自棄や疑心暗鬼に陥ることなく、落ち着いて行動する上で重要だったと思う。
その意味で、国営ラジオ局 国際… 続きを読む
ソ連主導の侵攻により、国全体がにわかに先の見えない恐怖に包まれた時、人々が自分たちの置かれている状況を少しでも正確に把握することは、自暴自棄や疑心暗鬼に陥ることなく、落ち着いて行動する上で重要だったと思う。
その意味で、国営ラジオ局 国際報道部の行動力は、当時の人々にとって暗闇を照らす灯火になったのではないだろうか。
後に1989年のビロード革命や、1993年のチェコとスロバキアの連邦制解消が、近隣の国々の展開とは比べものにならないほど粛々と遂げられたのも、この時のラジオの呼びかけが人々の心に浸透していたからかもしれない。
自由の尊さと責任
starstarstarstarstar - 9ヶ月前
あっという間の2時間
いくつかの出来事が少しずつ描かれ、テーマが多すぎ?と思ったが、それこそが、市井の人が日々生活しているなかで起きていることなのだと思わされた
今この時に観られてよかった
私があたりまえに享受している自由は
数多の先人たちの闘いと犠牲の上に成り立っている
その尊さと責任をかみしめたいと思う
そしてベネズエラも。大国に翻弄されるということ。
starstarstarstarstar - 10ヶ月前
「プラハの春」と聞いて思い浮かべるのは戦車に蹂躙されるプラハの街。本来は、蹂躙される前の自由化を謳歌できた短い期間を指していて、そもそも「プラハの春」と呼ばれる音楽祭に準えられている。
弟を守るため密告者にまでなった兄だが、弟を外国に逃して… 続きを読む
「プラハの春」と聞いて思い浮かべるのは戦車に蹂躙されるプラハの街。本来は、蹂躙される前の自由化を謳歌できた短い期間を指していて、そもそも「プラハの春」と呼ばれる音楽祭に準えられている。
弟を守るため密告者にまでなった兄だが、弟を外国に逃して、検閲無しのラジオ放送の継続に全力を尽くす。安全な場所に行ったはずの弟も結局帰ってきてしまったけれど、それでよかったのかもしれない。現代の私たちは21年後にはビロード革命が起こると知っているから。
大国に翻弄される国々は今も昔も変わらない。
寸止め感
starstarstarstarstar - 10ヶ月前
よくわからんセックスシーンとか
もっと戦争の怖さ、ロシアの怖さとか出せばいいのに
弟への心配とか 各要素が中途半端
今の時代にこそ観るべき映画
starstarstarstarstar - 10ヶ月前
見応えがあった。情勢の緊迫感と、対する西側の音楽や若い世代の春への期待。記者や市民の尊さ。素晴らしかった!