すごい映画
アウシュビッツでのゾンダーコマンドの悲劇を目の当たりにする怖さ。 アカデミー賞とるかも。
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第68回カンヌ国際映画祭に初出品にして初グランプリを受賞した戦争ドラマ。監督はハンガリーの新鋭ネルシュ・ラースロー。1944年10月、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。サウル(ルーリグ・ゲーザ)は、ハンガリー系のユダヤ人で、ゾンダーコマンドとして働いている。ゾンダーコマンドとは、ナチスが選抜した、同胞であるユダヤ人の屍体処理に従事する特殊部隊のことである。ある日、サウルはガス室で生き残った息子とおぼしき少年を発見する。少年はすぐさま殺されてしまうのだが、サウルはなんとかラビ(ユダヤ教の聖職者)を捜し出し、ユダヤ教の教義にのっとって手厚く埋葬してやろうと収容所内を奔走する……。
© 2015 Laokoon Filmgroup
アウシュビッツでのゾンダーコマンドの悲劇を目の当たりにする怖さ。 アカデミー賞とるかも。
まず撮影方法については、あまり好きではなかったです。意図的じゃなく、そうせざるをえない場面を多く組み込んでいるからっていう理由は理解出来てるんですが、個人的にその撮影方法自体は好みませんでした。 あと、字幕が少ないと思いました。そこの会話なんて言ってるの?、って場面が少々ありまして気になりました。 気になったのはこの2つだけで、他は全て素晴らしいです。 伝えたいことも理解出来たし、考えさせられることも多く、 また、2日間の話を2時間かけてやるって逆に難しい中、綿密なストーリー展開、リアリティがある描写に凄く引き込まれました。 あと、そういう意味で、しっかり集中してみないとわかりにくい部分も多くなってるので、睡眠不足では観ないことをお勧めします。(映画館で私の前と両サイド、転寝してました。)
言葉も表情もあまりないのに、サウルの行動に目が離せない。 収容所で生きるために。 息子を葬るために。 ユダヤ教の教えに忠実なサウルにドキドキしながら。 そして非情な展開に心を持ってかれた。
さがして、さがして、さがして、見つからない、見つからない、見つからない、 顔、顔、顔。 なまえ、なまえ、なまえ。 特徴的な声が今でも耳の奥に残っています。
アウシュビッツがどういう場所か、知っていたつもりだが、改めて恐ろしいさを感じる、そういう出だしと映像。 サウルが息子を見つけてから、話は少し解りにくくなる要素がちらほらと。宗教的な事や息子が◯◯な事。
不可能な状況下でも諦めずに息子を荼毘にふそうとする父親の想いと行動に感動しつつも、不可能は不可能なんだと静かに突きつけられた感じ。決してハッピーエンドではないし、ストーリーだって重苦しいけど、終盤に男の子にみせた父親の笑顔が少しだけ私の心を温めた。 こんなにも複雑な気分になった映画は、私が見た中で初めての作品でした。
この映画は息苦しかった。 覚悟していた以上に息苦しかったです サウルの仕事はゾンダーコマンドと呼ばれ同胞のユダヤ人をガス室に送り、その遺体を積み上げ、焼却炉に運ぶこと サウルを中心としたカメラワークで サウルに焦点を合わせてるから 周辺に遺体が積み上がっていたり、手足が本来曲がってはおかしいところに曲がっていたり、引きずられたりしているのがぼんやり映ってるんです ぼんやりとしか写ってない分、想像が働いてしまって勝手に苦しくなってた たんたんと進む中で後半、「え?」って事実が明らかになって この映画に込められた尊厳のテーマに繋がっていると思います 極限状態の中で人間の性分はこんな悲しい形で描かれてるのか 鑑賞後、ぐったりしました
すごく入り込んで、自分がそこにいる感じになった。カメラの位置なんだと思うけど、すごくリアルだった。
たえず主人公サウルの背中をカメラはおって肝心なものは見えないが想像するとぞっとする。 楽しい気分になる映画ではないが、観ておく必要があることですね。 悪夢にうなされそうですね。
セリフも少なく、画角も限られ、主人公の想いも語られることもないままに緊迫ぎみのシーンがひたすら続く苦しい二時間。 アウシュビッツの日常風景がひたすら生々しく、生きているって何だろうなとか考えてざるをえなかったです。