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愚行録 ポスター

愚行録

3.8 120分 2017/02/18 公開
ミステリー日本
チケット予約

あらすじ

デビュー作『慟哭』で注目を浴び、『乱反射』『後悔と真実の色』と数々の賞を獲得した作家、貫井徳郎のミステリー『愚行録』を今作が映画初監督となる石川慶が映画化。主演を『ジョゼと虎と魚たち』の妻夫木聡が務め、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美らが脇を固める。エリートサラリーマン、その妻、そして一人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から一年。週刊誌の記者をしている田中(妻夫木聡)が改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始。関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像。そして次第に浮かび上がってくる事件の真相とは......。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
石川慶
キャスト
妻夫木聡/満島ひかり/小出恵介/臼田あさ美/市川由衣/松本若菜/中村倫也/眞島秀和/濱田マリ/平田満 ほか
配給
ワーナー・ブラザース映画/オフィス北野
公式サイト
http://gukoroku.jp/

クチコミ

人間の行動の光の中に必ず闇がある。

- 9年前
この映画、面白い!私は、凄く面白いと思いました。原作は、証言者の証言だけで描いて行くらしいのですが、私は読んでいません。でも、この映画、面白くて、凄く上手いなぁと思いました。原作が良いのか、映画の作り方が良いのか解りませんが。でも、一番最初… 続きを読む

この映画、面白い!私は、凄く面白いと思いました。原作は、証言者の証言だけで描いて行くらしいのですが、私は読んでいません。でも、この映画、面白くて、凄く上手いなぁと思いました。原作が良いのか、映画の作り方が良いのか解りませんが。でも、一番最初に出てきた場面(バスでのやり取り)の違和感が、ラストでガッツリ解るんです。人間って、そういうもんだよね。正義感を振りかざしながら、相手を傷つけている。そういうもんなんです。バスでの田中の対応、凄く解ります。私も、こんな事があったらやってやりたいかも。こういう正義感を振りかざす奴、潰したくなるのよね。あ、ゴメンナサイ、私の毒が出てしまいました。 それにしても、最後でゾ~っとしました。愛する人を守る為ではあっても、そこまで出来るんだと思うと、既に人間では無い何かのように見えてしまいました。ラストに、全ての謎が解けるのですが、あまりにも衝撃過ぎて、これこそ息を呑むというのかなと思いました。別に、ハッキリいう訳では無いですよ。あ、もしかしてこういう事なのねっていうのが想像出来て、ゾッとするんです。 でもね、こういう事って、結構、自分の周りにもあると思うんです。自分では、悪い事をしているという感覚が無くやっていることが、凄く人を傷つけているってあるでしょ。自分は忘れてしまっても、相手はそれを忘れない。復讐されても仕方のないことって、この世に沢山あるのかも知れません。そして、それを隠してくれている家族もいるのかも知れない。そこに強い憎しみがあり、強い愛があるのは、人間だからこそなのでしょう。やっぱ、人間って面白い。でも、怖ろしい。 この映画は、言葉では上手く伝えられません。観て頂くのが一番。凄い映画だと思います。その中でも、やっぱり、妻夫木さん、マジで上手くなりましたねぇ。驚くほど上手いと思いました。先日、演劇「足跡姫」を観てきたのですが、そちらの妻夫木さんのイメージとは程遠い、暗くてドロドロしたものを内包している男性が、この映画の中には生きていました。その役にハマって、自分を埋め込んで演じているようで、そこに”妻夫木”という男性は居なくて、”田中”という男が生きているんです。いやぁ、怖かった。 私は、この映画、超!超!お薦めなのですが、とても宣伝が地味だし、内容も衝撃的なので、あまり大きくロードショーしていないようですね。こんなに面白いのに、勿体無いです。でも、子供には大人のドロドロの世界を見せたくないし、仕方ないのかな。でも、これ、大人は観るべきだと思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。

いしい ネタバレ

映画派か小説派か

- 9年前
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正直、私は小説派でした。 この作品を先に小説で読んでいた分、自分の中ではキーポイントとなる田向とクレーマーの事件、夏原さんのママ友の証言などが映画には入っていなかったので、田向さんも、夏原さんもただの我が儘で意地の悪い人間のように描かれている気がしてしまいました。 そもそも映画向きな作品内容ではないのにわざわざ映画にしてしまったような感じさえしました。 しかし、役者さんは本当に演技が上手で本当にこの話が存在するなら、こんな人達なんだろうなと納得しました。そういった点では映画を観て後悔は一切してないし、むしろ面白かったです。 さらに、小説には表現されていなかった兄(妻夫木聡さん)やその他オリジナルの演出はとても観ていて面白かったです。 話自体はとても面白いので、映画を観た後に是非小説も読んでほしい作品でした。

まりりんg ネタバレ

北野作品かと

- 9年前
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妻夫木聡はキレイ過ぎて、あの役にはナニか物足りなさを感じてしまいました。その前に公開された「ミュージアム」のカエル男の方がわかりやすいグロさだったからというのもあるかも。 それを言ったら、満島ひかりもすごいよかったんだけどやっぱりキレイだった。 小学生の時から父親近親相姦され、大学時代に輪姦され、多重人格となり挙げ句の果てに好きになった兄との間の子供は血が濃すぎる上に育たなかったおかげでネグレクトで捕まり、実は一家惨殺の犯人なんてそんな人には見えなすぎてそこにはどうしても気持ちを持っていけなかった。 その代わり、殺された一家の小出恵介と松本若菜の人間設定、その周りの友人や会社の人達との人間関係には恐ろしいほど共感。知り合いがモデルなんじゃないかと思うほど(笑) やっぱり、満島ひかりと妻夫木聡がいて成立した映画でした。

KinA ネタバレ

プツンて音が聞こえた

- 9年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

冒頭で脚が悪い振りをする妻夫木を見て最高だなーなんて思ってたら想像の何倍も重い衝撃がガツンガツンと襲ってきて参っちゃった。 これが観たかった。頭を痛めたかった。素晴らしかった 主に一対一で聴取する場面の連続なんだけど、一人一人に抱えるものや物語があって最後に全てが繋がるオムニバス形式のようでかなり観入ることができた。 基本聞く側の田中がときどき聞かれる側にまわるのが効果的で良かった。 田向の生き様にドン引き笑 その開き直り方に感心するレベル。 夏原さんもまた何考えてんのか分からなすぎて怖い。 あの笑顔と器用な人間関係の裏に何があるのか、或いは何もないのか… 最後まで二人に関しては客観的な話しかないので掴めなくて、より気持ち悪く感じる。 この映画一番の衝撃は田中が宮村を殺すシーンだった。 宮村が光子のことを話してる時点でうわぁ〜やめてくれ〜って思ってたけど、まさかあんな、流れるように静かに殴り殺しちゃうとは。 夢でも見てるのかと思った 光子が田向家殺人の犯人ってのは宮村の話で予想はつくけど、実際彼女の口から語られるとズーンときた。 それと光子が「生まれ変わってもお兄ちゃんの妹でいたい」って言った時に、もしや…と思ったけど本当に兄妹の子供だったとは…! 中盤でそれが分かってもただの衝撃で終わるけど、虐待児童だった二人で、しかも宮村殺人と田向殺人を経たあとでの判明だから余計に重くて重くて とにかく救いのないやりきれない映画。 役者のちょっと抑えめの演技が最高だった。 夏原さんと光子の笑顔が忘れられない… 濱田マリのまっすぐな目付きと妻夫木の伏せがちの目付きが印象的だった。 短編映画の監督だそうでちょっと納得。 愚行録ってタイトルもまさに。 去年の怒り を思い出す、良い邦画でした 2017.8.16 飯田橋ギンレイホールにて再鑑賞。 当たり前だけど初めて観た時と全然観え方が違っていたので追記。 改めて細かく作り込まれた演出、構成と至る所にある伏線にたまらなくなる。 別荘パーティーで後ろに光子を見つけた時には鳥肌が止まらなかった。 メモを取っていない田中、彼の表情も印象がガラリと変わって 悲しく恐ろしかった。 田中兄妹の、歪にゆがんで沈むしかないような愛もどこか虚しく空回るように感じる。 恵美の指している「犯人」と彼女の赤ちゃんの父親について考えに考えていると、もしかして田向が父親なのかも そんで夏原を犯人だと思っているのかも って行き着いてしまった。 一番納得できるのがこのへんしかない…怖いよ… 何回観ても面白く重くのしかかるサスペンス。 今の所今年の邦画でダントツNo.1に好き。 ただし鑑賞後ひどく体力を削がれてしばらくまともに動けなくなる!笑

ああ、それなのに。

- 9年前

一家惨殺事件に、幼児虐待。『愚行録』は愛憎劇の果てに待つ社会問題を丹念に追及。満島ひかり劇場は今回も威力絶大。ああ、それなのに。「そんな方向に行ってくれなくていいのに」経由で、「そんな終わり方しちゃ全部台無しだよ!」で終結しちゃうなんて、本当に残念。冒頭シーンなんて最高なのに。

無題

- 9年前
人は誰でも、大なり小なり 行き場すらない感情や 自分だけが知る事実というものを 内包して生きている。 この作品、そういう人間たちの 各々のエピソードを、会話劇どころか ドキュメンタリーくらいの分量で語るので 観終えた後の疲労感… 続きを読む

人は誰でも、大なり小なり 行き場すらない感情や 自分だけが知る事実というものを 内包して生きている。 この作品、そういう人間たちの 各々のエピソードを、会話劇どころか ドキュメンタリーくらいの分量で語るので 観終えた後の疲労感が‥。 心当たりのある、人(自分も含む)の持つ 嫌な部分を じりじり、じわじわ これでもかとあぶり出す進行なので メンタルやられそうになります。 とくにエモーショナルな演出もないのに なにか得体の知れない壊滅に向かう 緊張感や暗雲が途絶えず。 心の休まるシーンなんてひとつもない。 まさか、からのまさか‥ なエンディングを迎えますが それもまた苦しみの乗算でしかなく。 息もできないくらいの苦痛に喘ぎ、 絶望でしかない状況下の僅かな希望、 あえて言い換えるなら 歪みに歪んだ愛の形が、ああいう結論を 投げかけてくるとは思わなかった。 妻夫木聡と満島ひかりの演技力が 際立ってたなあ。 序盤と終盤のバスの中でのエピソードが巧い。 最後の最後にあれ持ってくるなんてあああやられた。 ‥はい、まだダメージ薄れずです。 1年前に葬られたままの “幸せを絵に描いたような”一家惨殺事件を追う ジャーナリストが主人公でありながら、 犯人は誰?どころか、実は世の中って ここまで計算づくめの嫌なやつばっかりなの? っていう恐怖感の方が強い。 そんな“後味の悪い秀作”でした。

むなくそわるい

- 9年前

むなくそわるい人間描写が多いです。 つい最近にも、同じような事件が多いので、ある意味リアルな人間なのかな?とも思いますが、救いがないのでどんよりします。 前半は取材という名の説明が多く退屈です。後半にかけて、色々な伏線が回収されてくると面白くなってきます

tsuntsun ネタバレ

ちょっと謎が残る

- 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

兄弟二人の話から、どんなろくでもない母親かと思ってたら拍子抜けするほど普通。 エッ?と思ってたらそういうことか…。 群像劇好きだから面白かったけど、主人公が犯罪を犯していたというオチがモヤモヤした。 ちょっと江口洋介の闇の子供たちを思い出しました。 個人的には最初のエピソード、小出恵介と眞島秀和が同僚の女性を弄んで居酒屋で笑ってるシーン、胸糞悪くて憂鬱になりました。

細かいところですが

- 7年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

田中がゆっくり立ち上がって、鈍器を持ち、宮村を殺してから冷静にタバコを置き、尾形を犯人に仕立て上げる。この一連の流れが、何度見ても震え上がります。特に、鈍器で殴った時に音がしないところが好きです。ドンッとか効果音があってもいいのに、本当に静かに立ち上がって、特に何かを起こすような素振りもなく、冷静に…

重たい

- 7年前

かなり重たい内容ですが、ぐっと引き込まれます。Blu-rayも買って、何度も鑑賞しています

無題

- 8年前

面白い作品だと思う。どこかまだ、別のものを信用したくなる念に駆られる。それをさせてくれる演出であった。ただ、もう少し描いても良かったのでは?

面白かったです。

- 8年前

原作が大好きで、満島ひかりさんが出ると言うことで楽しみに見てきました。重くて暗い雰囲気の作品ではありますが、とても考えさせられます

人々のリアルな感情

- 8年前

一見とても怖そうな映画に見えるが、表面的には怖い部分は少なく、グロいシーンが苦手な私には見やすかった。また友人関係や恋愛関係、家族に対する感情などが恐ろしいほどリアルに描かれている作品。もう一度映画館で観たい。

これは!!

- 8年前

冒頭からすごい映画の予感が伝わり引き込まれる。こんな映画観たことない。今年のNo.1になるんじゃないかと感じた。満島ひかりさんが素晴らしいかった。

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