キレイごとなし。
よくある戦争ドラマのようなお涙頂戴もキレイごとも一切なく、ひたすらリアル。狂気と飢餓 のみ。 腐った死体がそこらへんに転がっているのに、青い空や植物の緑は美しすぎて本当に狂ってるなと思いました。
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戦争文学の金字塔と称される大岡昇平の同名小説を、塚本晋也監督が20年の構想を経て映画化。昨年の第71回ヴェネチア映画祭コンペティション部門に選出され、過激な描写が賛否を呼んだ。第二次世界大戦末期のフィリピンを舞台に、餓死寸前の日本兵が食料と帰還を求めて彷徨い歩く不条理劇。フィリピン、ハワイ、沖縄、埼玉などでロケを行いながら、塚本監督がボランティアスタッフと作り上げた自主映画である。
よくある戦争ドラマのようなお涙頂戴もキレイごとも一切なく、ひたすらリアル。狂気と飢餓 のみ。 腐った死体がそこらへんに転がっているのに、青い空や植物の緑は美しすぎて本当に狂ってるなと思いました。
誰もが遠慮してた'戦場の描写'思い切りやってくれました。こういうのずっと待ってました。ありがとうございました!
そこには、現実あるのみ。いやはや
東京フィルメックスのオープニング上映で初見。 忘れられず、今年になって再度観ました。 戦後70年だからではなく、戦争とはまさにこういうものなのだと、思い知らせてくれる。 特別な訓練を受けたわけでもない、昨日まで日常を送っていたただの民間人が理不尽な理由で食うや食わずの日々を過ごすし、人を殺し、殺され、同じ人間の肉まで口にしなければ生き抜くことすらできない、尊厳などない。 まざまざとそれを見せつけるのは、それでもなおそこにたたずむ自然の姿。 響く銅鑼の音は警笛か。 帰還してもなお戦争の記憶から逃れられず苦しむ様。 そこまでが全て戦争なのだと。 学校で、自治体で、子供から大人まで観てトラウマにして欲しいとさえ思う。 監督、主演の塚本晋也さんの怪作。
そこにあるのは物語ではない。しかし、これがリアルなのかと聞かれても答えられない。もしかしたらこれ以上のものなのかもしれない。だから言葉にはできぬ感覚です。ただ、こういう時代があって現在があるのは事実。観ておくべき。
年またぎで止めていた野火、鑑賞。スモールバジェットながらメッセージ性は強烈甚だしい。リリーフランキーが最後までリリーフランキーだと確信持てなかった。塚本晋也、いい味出してる。極限の状況ではもはやサルでしかないのか。
フィリピン、レイテ島での極度の激戦の中で、自分ではない何者かに昇華していった男の話。 とことどころ出て来る幻想的な映像は主人公の心象風景であり、観ているこちらも戦争映画を観ているのか夢を見ているのか分からなくなってくる。
第二次大戦末期のフィリピン・レイテ島をさまよう敗兵…。 くらくらしながら見ました。死と隣合わせの、無間地獄のような日々。それを追体験しているような感覚。怖かった。 大嫌いな戦争が、もっと嫌いになりました。 これ、もっと、みんな見たらいいのに。 *ただし、かなりグロいです。要注意。