上手く表現できないけど
良い作品だと思う。小説も好き。
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遺伝子を研究する泉水(加瀬亮)と芸術的な才能を持つ春(岡田将生)は、一見すると仲の良さそうな普通の兄弟だ。そんな二人の住む街では、謎の連続放火事件が発生していた。泉水と春は事件に深く踏み込み、家族を巻き込みながら次第に家族の過去にも近づいていくのだが……。
良い作品だと思う。小説も好き。
神様に聞いたら、自分で考えなさいと言われた。そうなのだ。何でも答えてくれて何でも叶えてくれて何の問題もない人生を送らせてくれる存在がいるなら、それは神様ではなく悪魔なのだ。あえて試練を与え、それを自分で考え乗り越えることによる魂の成長の機会を与えてくださる存在こそ、本当の神様なのだ。 罪を重ね反省しないまま死んだ人は、反省ができるまで何千年も地獄で苦しむことになる。 心清く生きた人は天国に行くが、別の映画にあったように、自ら命を絶った人を救いに行かなければならないだろう。 物語の続きまで考えさせられる。 重い話だが、兄弟愛により心温まる。
子役 北村たくみだった
とても重いテーマを扱っており、賛否両論のあるこの作品ですが、私はこの作品が本当に好きで、何度も見返しています。 最初は好きな役者さん目当てで観ましたが、この作品自体が本当に好きになり、私が観た映画の中でナンバーワンになりました。 まず、「春が2階から落ちてきた」という始まり方が美しいです。そして印象的な言葉がたくさん出てきます。 配役も本当に見事です。優しさとユーモアと、そして強さを併せ持ったお父さんを絶妙に演じた小日向さん・美しく、そして子供を見つめる優しい目や話し方が印象的なお母さんの鈴木京香さん・素朴で優しくて、なんとも言えない本当にぴったりなお兄さんの加瀬亮さん・美しくて儚くて、原作の描写ぴったりな春君の岡田将生さん・夏子さん役の吉高 由里子さんがまた良い味を出してました。そしてまた、子役が、相当拘って探した、というだけあり、よくここまでそっくりな子を見つけてきた、という位に、成長した兄弟にそっくりの二人でした。 この家族が本当に愛おしいです。複雑な事情のある家族ですが、本当に愛が溢れていて。家族の回想シーンが多く出てくるのですが、愛おしくて苦しくなります。サーカスのシーンは、悲しいシーンではないのに、そのシーンを見る度に涙が出ます。 挿入されている音楽も素晴らしいです。静かで綺麗な音楽で、本来であれば残酷なシーンも、この曲が流れていることによって半分絵空事のように思えて、その絶妙さが私は好きです。また、この映画の中にはたくさん印象的な言葉が出てきますが、その言葉の発し方も好きです。 複雑な思いを抱えて生きている弟・春がお兄さんに電話をするシーンの表情が本当に儚くて惹きこまれます。また、ネタバレになる為内容は伏せますが、最後の方の重要なシーンでの表情もとても良いです。この映画の役者さんの演技は本当に素晴らしいと思います。 この映画が気に入り、原作も読んだのですが、原作も勿論本当に素晴らしく、どちらも好きになりました。映画と原作では少し違うところもありますが、どちらも素敵な作品だと思いました。