若干入り込めなかった
いや、そこ? なんでそこでケンカまでなるん? そこでそこまでやるの謎… みたいな、若干熱くなるところがズレてるの 小さな積み重ねでした。 香港映画が廃れた?背景もあまりわからず 感情移入できなくて残念でした。 トワイライトウォリアーズのメンバーが 出てて、そこは楽しかったポイント。 香港の夜景もきれい。 香港映画がんばれ!
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1980年代、売れっ子アクション監督だったサム(森)は、映画の撮影中の事故でその時のスタントマンを半身不随にしてしまい、それがきっかけで業界を離れ、今は細々と整骨院を営み静かに暮らしている。そんな中、かつての仕事仲間に「自分の最後の作品でアクション監督をやってほしい」と依頼され、数十年ぶりに映画制作に参加することに。しかし現代のアクション映画の撮影はコンプライアンスも厳しく、出演俳優のワイ(威)を始め製作陣はリアリティを追求するサムのやり方に反発し、現場はぎくしゃくする。さらに忙しさのあまり娘チェリーとの関係性も悪くなる。サムのアシスタントとなった若手スタントマンのロン(龍)は、サムを献身的にフォローし何とか撮影を進めようとする。
いや、そこ? なんでそこでケンカまでなるん? そこでそこまでやるの謎… みたいな、若干熱くなるところがズレてるの 小さな積み重ねでした。 香港映画が廃れた?背景もあまりわからず 感情移入できなくて残念でした。 トワイライトウォリアーズのメンバーが 出てて、そこは楽しかったポイント。 香港の夜景もきれい。 香港映画がんばれ!
ワークライフバランスがゼロすぎる男サム。 コンプライアンスとか過重労働とか しまいには昭和とか労災とか 色々言葉が浮かぶのですが、 渾身のワンシーンの為に魂を(下手したら人の命まで)かけるその姿。 身体張ってなんぼ。犠牲を伴ってこそ。 全然共感できない! はずなのに、心が熱くたぎる。 トワイライト・ウォリアーズのテレンス・ラウとフィリップ・ン(ンっていいですよね)目当てで、2人ともとても良かったのですが、私はロンの兄ちゃんが最後に見せた「香港魂」にもぐっときました。 サムもロンもワイも兄ちゃんも皆熱い。 作品は香港アクションのそのものではなく、 いわゆる舞台裏もののお話でしたが、更にその舞台裏も観たくなりました。
決して昔の方が良かったという訳ではないけど、いつの時代においても、良いアクション映画を作るためには情熱が必要であり、それを説いた作品だと思う。アクション映画の黄金期を支えてきた自負を持つサムのこだわりの激しさは確かに度を越しているし、それに伴う過ちも描かれてしんどくは感じるが、サム・ワイ・ロンの3人がそれぞれアクション映画の過去・現在・未来を象徴して見えるので、現実の厳しさはわかっていてもそれでも関わっていきたいという情熱は皆同じなのである。ともかく事故も怪我もトラブルもなく、危険を冒すことなく迫力あって観客を魅了させる映画が今後も香港から生まれてほしい、とただただ願う。
正しくはない。 現役を離れて久しいアクション監督が映画内で演じているアナログな努力主義だけでなく、映画内で正しいとして描かれているものも決して正しくない。理解を得られた形になっているが本当に理解を得られるのかどうかも疑問だ。 以前は称賛された。「正しくない」ではなく現代に削ぐわなくなったと言った方が正しいか。 昭和生まれの私にはよくわかるのだが、無理でしょう今の世の中。コンプライアンス問題、労基違反、パワハラ、モラハラ等々。 しかしそんな「そぐわない」だらけの中でもただひとつ圧倒的に真似したいもの。 それは、命を燃やすこと。 スタントマンの誇りや香港映画にかける情熱が圧倒的熱量のガソリンとなって命を燃やし続けている。熱い。 自分の中にも火が灯ってきたのがわかる。 これは引き継がないといけない。 何らかの形で。 という危機感が感じられた。 完全にジャッキーの「ポリスストーリー香港国際警察」ですオープニング。アクションの形や音楽まで。蘇る香港映画黄金期。これも熱くなりました。 普段物静かだが現場に入ると突如熱血アクション監督サム役のトン・ワイ。 驚いた!あの「燃えよドラゴン」でブルースリーに個別で稽古をつけてもらって少年。彼がそうだったらしい。そういえば面影がある(当たり前か)。あの時教えてもらった「考えるな!感じろ」という教えを今も実践しているように思える。そう考えると劇中前半のブルースリー像が移動されて憤慨してたシーンが俄然重みが増す。 香港映画黄金期は過去ではない。現在進行形だ。
香港アクション映画のスタントマン、アクション監督、人気俳優、撮影スタッフと彼らを支える家族たちの物語。 娘との距離を縮められない不器用な父親であり、二十数年ぶりにアクション監督として現場を仕切ることになったサムが、現代の価値観やコンプラを受け止められずに過去のやり方(スタントマンの犠牲とリスクの上に成り立っエンタメ)に固執する場面の数々に胸が苦しくなった。 このスタイルだったからこそ「最高に面白い作品」が作れたという矛盾は物語の最後でも解消できないのだけれど、それでも龍仔やワイが苦境の中で新たなエンタメを作ろうとこの先も懸命にもがくのだろうなと思えた。 カムの妻が夕飯をかっ込む場面、そして広東道での惨劇を龍仔が立ち尽くして見つめる場面、どちらも心にグサグサくる。 それにしてもテレンス・ラウの演技と、龍仔のお兄ちゃんが魅力的だった。弟のために大量のダンボールを持ってきて眉毛をくいっとあげて無言で笑うの、あれは惚れてしまう。仲間思いのワイも素敵。 見終わった後にスカッとする作品ではないけれど、様々な形の愛情や熱意に触れられる名作と感じた。