O OTASUKU boltネタバレ
介護する者、される者
starstarstarstarstar - 5ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
もし介護の当時者ならイタイほどの、数々の感情の機微も、当時者でなくとも判るように表現されていた。ラストに明らかになる映画タイトルの意味。それでもその後の主人公の行動をすんなり理解出来る人が、どれほどいるだろうか?私も見終わった後にかなり考えてしまった。映画の余韻という点で、大変印象深い本作であったし、大森元貴のエンディング曲であった。
まず、主演の2人、菅野美穂と山時聡馬に拍手を送りたい。
文化庁の支援を受けたとはいえ映画は慈善事業でなくて、映画製作も、劇場経営も営業的事業である。もっと儲かりそうな企画も映画もたくさんある中で、こういう映画をつくったり、上映したりし続ける人々に敬意を払いたいし、この映画が多くの若い人に見てもらえたらいいのに、と願う。
ゆ ゆずs 菅野美穂さんの演技力!
starstarstarstarstar - 5ヶ月前
とても考えさせられる映画で家族で観に行きましたがそれぞれ感想が違くて素晴らしい映画です。
ハンカチでは足りずタオル持参でお願いします!
菅野美穂さんの演技の素晴らしさに感服です。
ありがとうございました!!
だ だるまん 嗚咽寸前(T_T) 単純なヤングケアラーの話ではない
starstarstarstarstar - 5ヶ月前
この映画はやばいですね。
嗚咽しそうでしたが、ギリギリガマン。
あらすじや予告の通り、「可哀想な」「頑張っている」ヤングケアラーの話でもありますが、それ以上のものがあります。
子供の立場も親の立場も痛いほど分かるし、答えがないいろいろな想… 続きを読む
この映画はやばいですね。
嗚咽しそうでしたが、ギリギリガマン。
あらすじや予告の通り、「可哀想な」「頑張っている」ヤングケアラーの話でもありますが、それ以上のものがあります。
子供の立場も親の立場も痛いほど分かるし、答えがないいろいろな想いが複雑で奥が深い。
この映画では、とても重要な会話が2箇所、最後まで続かずに、ブラックアウトして最後まで分からないところがあります。この演出はとてもいい。どちらだったのか、いろいろと想像することができる。
タイトルもいい。
原作は?と思ったら中川駿監督の半自伝のオリジナル作品との事。それを知ったらまた泣ける。
とにかくいい映画。
もっとたくさんの劇場で公開されて、いろいろな人にみてほしい。
R RK それぞれの想い
starstarstarstarstar - 5ヶ月前
本当に素晴らしかった。
エンドロールで一番泣いた映画は初めてかもしれない。音楽少なめで淡々と進んでいくんだけど、その分こう考えてるんじゃないか、こう思ってるんじゃないかが自分の頭の中に一杯言葉が浮かんできて居た堪れなくなる。年齢や立場で感じ方も変わるかもしれない。傑作。
蛇 蛇鶴八歩 「きれいごと」の切り口
starstarstarstarstar - 5ヶ月前
他の映画と切り口が違う。
まず予告編がミスリードです。
違う意味で。
予告編のあの「ありがとう」のシーン。入れてほしくなかった。
今世間でもよく言われる「切り取り」問題。そこだけを切り取られることによって意味あいが違ってくる。この映画の伝え… 続きを読む
他の映画と切り口が違う。
まず予告編がミスリードです。
違う意味で。
予告編のあの「ありがとう」のシーン。入れてほしくなかった。
今世間でもよく言われる「切り取り」問題。そこだけを切り取られることによって意味あいが違ってくる。この映画の伝えたいことが捻じ曲がってしまう(いやでも予告編だから集客することが必要です。それはわかります。わかりますがこれで集客することができるかと。正直この予告編ではちょっと見ないでおこうと思ってしまった。でもすみません人によりますねコレは。入口はなんであれ多くの人に届けたいと思います。しかし誤解を生むような気がして。全部染み込んでから見るべき。いろいろ揺れ動いてすみません)。
触れたくないところに果敢に挑んでいった印象があります。いわゆる「きれいごと」と言われることを意に関せず貫いた。
切り口が全く違って、見ていて辛かったがそれでも心底見てよかったと思わせる。
ヤングケアラーとかそんな言葉の上澄みだけに留まることはなく心の「きたないこと」もきちんと描いて誠実さを感じました。
全部が全部、抑制された静かな演技。
邦画特有の叫びまくりうおおおぉぉー演技はない(これがよく似合う映画もある)。ケアマネ及びヘルパーの所作はかなりリアル。プロとして客観性を守るべく感情をセーブしようとするが少しもれる人間性が微妙なニュアンスで出ていた。特に西野七瀬のあえて冷静さを保とうとする姿勢に全てを引き受ける覚悟を見た。「あえて」しているのもよくわかりました。
中川駿監督が語る製作裏話を見た。
主役の「たすく」のオーディションは、役者がその場で実際の自分の母親に電話をしてもらったそうだ。母親に対する態度を見たと。面白いなあ。演技はやはり滲み出る人間性。
この映画は監督の半自伝的映画だという。その通り完全に血の通っている映画でした。
本当に辛いのは誰か。その答えを出せるのは事実、経験した人だけです。重みがあります。
裏話では映画を見た後で客席からの監督への質問コーナーがあったのですが、中川駿監督は全ての質問に的確に答える。全てが用意されていたように。その通り全て答えがあって撮影をしていたのでしょう。きっとどんな質問がきても答えられる。明確に自分のプランがあって映画制作に臨んでいることがよくわかりました。
タイトル「90メートル」の答え合わせが最後あたりでくる。胸にグッときます。90メートルどころの騒ぎではない。無限メートル。
カメラ撮影方法がよい。
あえて手ブレがあったり、引きで定点カメラで撮ったり。その時の感情に合わせて撮影方法を変えてより演出の意図を明確にしていました。かなり効果的に。素晴らしい(ここは意識せずに本来は没頭してみたいところですが)。
「きれいごと」の切り口が他の映画と全然違う。明らかに違うなあと感じました。