y yasuhiro shibata 控えめな否定から脳天直撃へ
starstarstarstarstar - 4ヶ月前
マギー・ギレンホール監督 ザ・ブライド! THE BRIDE!
先日観た「落下音」にも通じる(町山智浩さんも一緒に関連づけて紹介されていました)抑圧/搾取される「女性」の解放/自立についての映画でした
I'd prefer not to… 続きを読む
マギー・ギレンホール監督 ザ・ブライド! THE BRIDE!
先日観た「落下音」にも通じる(町山智浩さんも一緒に関連づけて紹介されていました)抑圧/搾取される「女性」の解放/自立についての映画でした
I'd prefer not to という控えめな否定から
脳天直撃 BRAIN ATTACK へ
この「女性の主体性の剥奪」は父/夫に強いられる名前に象徴されるのですが、独自の名前を持たず創造主であるマッドサイエンティストの名前の怪物フランケンシュタインの「主体」がそれに重なります
それなのに、冒頭で自分の孤独の解消のために女性を求めるという矛盾
死んだアイーダを勝手に蘇生させること自体が彼女の人格や尊厳を蹂躙しているように感じられてモヤモヤしました
「女性の軽視」は繰り返される性的な揶揄いや暴力や女性刑事が悉く無視される様子を描くことでテーマとしてハッキリしますが、同じく(男性)社会から虐げられる怪物と惹かれ合うという流れは分からなくはないのですが冒頭の矛盾が引っかかってうまく呑み込めませんでした
でもその過程/結果としての「ボニー&クライド」的な逃避行の展開は映像としてちゃんと楽しめました
実は予告編やチラシ・ポスターでは彼だと気づいていなかったのですがクリスチャン・ベールは流石でした
あと、脚本・監督のマギー・ギレンホールの弟でもあるジェイク・ギレンホールも本作の映画愛を体現していて良かったです
c chakemo 爽快さより切なさ
starstarstarstarstar - 4ヶ月前
消化不良寸前なほどいろんな要素をぎゅうぎゅうに入れ込み、夫や弟の出演とかエンクレで両親への感謝とか監督の一族感すごくて気合いが必要な感じですが、それでも総合するととても良かったです。
韻を踏むような詩的なセリフ、音楽がかなりいい。
主役の… 続きを読む
消化不良寸前なほどいろんな要素をぎゅうぎゅうに入れ込み、夫や弟の出演とかエンクレで両親への感謝とか監督の一族感すごくて気合いが必要な感じですが、それでも総合するととても良かったです。
韻を踏むような詩的なセリフ、音楽がかなりいい。
主役の2人は勿論ですが私は個人的にアネット・ベニング演じる博士と博士のメイド兼助手が癖が強くてすごい好き。もっと見たかった。
それと思ったよりもとても「女性」映画で、観る人によりかなり感じ方が違うかもしれない。
予想していたような爽快さは少なく、とても切ない作品でした。
s sapporo beer 原作者を多少知らないと…
starstarstarstarstar - 4ヶ月前
意味が分かりづらいかも知れない。女性の私には響くところが多々あった。アイダの表面に気を取られず、純粋な部分に目を向けてほしい。
映 映画好き
2連敗〜
starstarstarstarstar - 4ヶ月前
またまた、フランケンシュタインのタイトルに魅せられ観に〜ホラーストーリーに期待してたのに〜好きな人には最高やろなぁ〜と思いつつ観たけど、寝てる方もいたね〜
蛇 蛇鶴八歩 日の目を浴びなかった花嫁
starstarstarstarstar - 4ヶ月前
まず序盤、アイダが嘔吐から始まりぶっ壊れていく様から転落、死亡。この一連の流れがもうしびれる。ここだけでもうIMAXの元は取れた。スクラップandビルドでスクラップの高らかな宣言でもある。ただここから単純なビルドではなくスクラップを抱括しつ… 続きを読む
まず序盤、アイダが嘔吐から始まりぶっ壊れていく様から転落、死亡。この一連の流れがもうしびれる。ここだけでもうIMAXの元は取れた。スクラップandビルドでスクラップの高らかな宣言でもある。ただここから単純なビルドではなくスクラップを抱括しつつ積み上げていく。2人の関係性を。
主役は花嫁。
フランケンシュタインの怪物はフランケンシュタインと名乗ってる。作った人の名を借りて。「父の名前を借りた」と言ってるのも原作を知ってる身としてはせつない。
考えてみると作られる花嫁が怪物を好きになる確証は全くない。一瞬、男の傲慢な考え方で女性の意見など関係ござらんいう封建的な支配マインドと思ったが、それは決してそういう類の「おごり」ではなく、どんな可能性にもしがみつきたい悲しい「願い」であると思い直した。全編を通して観てまさにその通りだった。
これは女性の感性で成り立っている映画。
元々「フランケンシュタイン」というものは男性性の塊でもあり、女性性は希薄だ。
しかし作者はメアリーシェリーで19歳の女性。そのことは、女性が作ったものであると売れないなどの理由で隠されて発表された経緯がある(エルファニングがメアリーシェリーを演じた「メアリーの全て」を参照に)。
なので、女性の感性で作り直したというよりは女性が物語を取り戻したという方が正しい。
さらに原作の中で、花嫁を日の目を浴びることはなかった。作るところまでいったが作成したフランケンシュタインが将来を恐れ自ら破壊したからである。
そんな不遇の花嫁逆襲編である。
PS.最近気づけば女性の感性による映画もしくは小説にどっぷり浸かっている。これは別に意図したものではない。分母が増えたいうこともあると思うが、たまたま見たい映画、読みたい小説がそうだっただけ。もともとワタクシは何事も女性には勝てないというスタンスです。媚びへつらってる訳ではなく笑。やっと「日の目を浴びるようになった」ということなのでしょう。