これは名作。さすがケン・ローチ。
劇場で見られて本当によかったです。
国内最大級映画チケット予約サービス アプリで開く
イギリス北東部、とある炭鉱の村で唯一のパブ、「オールド・オーク」。活気溢れる時代から30年の時を経て、今は厳しい状況に陥っているが、町に住む人々にとっては最後の砦となる宿り木のような存在だ。店主の TJ・バランタインは、試行錯誤しながらなんとかパブを維持しているが、町がシリア難民を受け入れ始めたことで、パブは居場所を争う諍いの場になってしまう。先行きを危ぶむ TJ だったが、カメラを持ったシリアの女性ヤラと出会い、思いがけない友情を育むことになる。果たして彼らは、互いを理解する方法を見つけられるのだろうか?
劇場で見られて本当によかったです。
ようやく観られて良かった! 繁栄から衰退して気付いたら自分達は負け犬になっていた…そうなると弱者に厳しく当たるのが人間の常であることを改めて学び、そこから一歩踏み出す勇気さえあれば人としての心の豊かさを再び得られるんだと言うことも知らされる静かなる秀作
貧しい村に外国人が移住すれば、たとえ彼らが難民としてやってきたとしても、地元の人は面白くない、彼らに生活が脅かされると思われるのは英国だけでなくこの国でも同じなだけに、村唯一のバーで常連たちが興じるヘイト話は聞いていられなかった。そんな村でバーを守るTJの絶望と、死ぬしかなかった彼が、背水の陣であってもシリアから来た隣人を助けるために動いたことは、自分がどんなに大変であっても、人に親切にすることは大切、というか親切にしてあげねばならないと改めて思った。自分だったらどこまでできるか、どこまで協力できるか、難しく考えずに行動できるようにしよう。
人種差別なんて言語道断だけど、難民にだけ自転車が寄付されると、「なんで?」という気持ちになるのもわかる。朝ごはんはポテチの小袋だけとか、キッチンや冷蔵庫にはろくな物がないとか、やっぱり援助すべき対象は元々の住民にもあるよなーとは思う。 そんなギスギスした空気を打破してうまくいきそうになると、またトラブルが起こり、もう融和はムリかと思いきや、最後に希望をほのめかせて終わる。末永く融和が保たれることを祈念します。日本でも起こりうることで、みんなでどうにか助け合っていきたいと思う。
奇跡が起きるみたいな宣伝で、ハードルを上げる必要があるのか? 奇跡というほど凄いことが起きる訳ではない。 分断は解消されないし、何より主人公にとってはとんでもない悲劇の終幕。 今見るべき映画だとは思うので、もったいない。