描き方が不十分
子供時代のことを描いているが なかなかあれだけでは伝わらない。 間すっ飛ばし過ぎて違和感を感じた。
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ジャン=ポール・サルトルの短編小説「一指導者の幼年時代」から着想を得て、ヴェルサイユ条約締結直前のフランスを舞台に、アメリカから来た政府高官の幼い息子が、やがて狂気のモンスター =独裁者へと変貌してしまうまでの謎に迫る心理ミステリー。1918年。ヴェルサイユ条約締結を目的にフランスに送り込まれた米政府高官。彼に は、神への深い信仰心をもつ妻と、まるで少女のように美しい息子がいた。しかし、その少年は終始何かに不満を抱え、教会への投石や部屋での籠城など、その不可解な言動の数々に両親は頭を悩ます日々であった。その周囲の心配をよそに、彼の性格は次第に恐ろしいほど歪み始める。そして、ようやくヴェルサイユ条約の調印を終えたある夜、ついに彼の中の怪物がうめき声を上げる......。
子供時代のことを描いているが なかなかあれだけでは伝わらない。 間すっ飛ばし過ぎて違和感を感じた。
主人公の少年、プレスコットがとてつもなく妖艶で美しい。 元来センシティブで賢い彼の小さな身体に蠢く両親や大人への鬱屈した想いが「癇癪」とされているが、タイトルをなぞるのであれば彼は癇癪を起こすたびに独裁者になるべく脱皮を続けているのではないか。 物語の行く末は不穏さで満ちていた。 時代背景や文化などについて余計な説明がない分、散りばめられたヒントを見落とすと理解が難しいかもしれないが個人的にはとてもすきな作品だった。
独裁者へと育ってく美しい少年の狂気。序盤の窓のアップから傑作の予感。どこを切り取っても美しいヨーロッパ絵画のようなカットに、不穏な空気を助長させる音響の入れ方のセンスたるや!多くを語り過ぎず、それでいて隙がない。観終わった後にあのカットにはどんな意味が込められていたんだろうとか、いろいろ思い出してはまた噛みしめている。見る人は選びそうだけど、私は凄く好き。最高に心を掻き乱される。
哲学者としても著名なジャン=ポール・サルトルの短編小説「一指導者の幼年時代」(L'Enfance d'un chef 、1938年)を原作に、癇癪持ちの少年がヒトラーを彷彿とさせる独裁者へと変貌していく過程を描く。とWikipediaにはある。 だが、あまりにも突拍子もない展開ばかりで訳がわからない。 何故、癇癪を起こすようになったのか。 何故、神を、祈りを信じなくなったのか。 側から見たら単なる行きすぎた反抗期としてしか映らない。
音楽が思わせぶる。服は良い。理由はなんにせよ中途半端な映画