『そんなんでもなぁ、生きてくんだよ』
いやー。 凄いものを観せてもらいました。 それが正直な感想。 とにもかくにも監督が 「俺には観せたいものがある。 さぁ、これだ。観ろ」 と、そんな映画です。 で、それがまず原点にあって そこからお話が紡ぎあげられたような印象。 でも… 続きを読む
いやー。 凄いものを観せてもらいました。 それが正直な感想。 とにもかくにも監督が 「俺には観せたいものがある。 さぁ、これだ。観ろ」 と、そんな映画です。 で、それがまず原点にあって そこからお話が紡ぎあげられたような印象。 でも、この映画はそれでいいんだと思います。 序盤が過ぎると、もうそこには超スピードの 近接戦闘戦しか出て来ません。 セリフも中盤以降からは、 もはやあってないが如し。 大概そういう映画って 「はいはい、もう戦闘シーンはいいから 話を先に進めなさいよ」 って思っちゃうことが多いですけど、 なぜかこの映画は、延々と続く戦闘シーンの あまりのクオリティの高さとリアルさに まだ観たい、まだ観せてくれ、と思ってしまう 不思議な魔力のようなものがありますね。 (ま、とはいえ限界はあるでしょうが) コミカルさやポップさなど一切排除し ただただ圧巻のポテンシャルと 戦闘クオリティの高さは 個人的には遠い遠い昔、小生が子供の頃に 初めてブルース・リーの映画を、あるいは 初めてジャッキー・チェンの映画を観た時と 似たような衝撃がありました。 それほどに圧巻かつ圧倒的。 こんな日本映画が生み出されたことを、 そして観られたことを純粋に喜びたい。 ちなみに今期の民放ドラマ 「ウチの夫は仕事ができない」に ごく普通の主婦役で出演してる屋敷紘子さん。 元々本来は今作のような戦闘系お姉様ですよね。 久しぶりにそれが観れたのも嬉しかったw それと元AKBの篠田麻里子嬢。 口数少ない美貌の暗殺者ってキャスティングも またイカします。凄くハマってました。 斎藤工くんが意外な役で出てるのも なかなかビックリ。 で、話を戻せば主演のTAK∴さんと いしだ壱成くんとの冒頭の遭遇戦、 さらには篠田さんとの 電話ボックスでの極狭死闘、 そしてもちろんエンディングまで続く 40分以上にも渡る1対多の極限の乱舞戦は 日本アクション映画史に永遠に残って欲しい いずれも伝説の名シーンだと思います。 (無論、"世界"で残ってくれても全然可) 映画の内容はは俯瞰すれば殺戮につぐ殺戮なので もちろん万人受けなんてしない(できない)し、 手放しでどんな人にも勧めたいという ジャンルの映画じゃないのは百も承知ながら… いやー。 それでもやっぱり凄いものを観てしもうた。 それだけです。 きっとみんな、劇場出た後は かつてロッキー観た後に走って帰ったのと同じく あの"ゴーストの肩揺らし"やったに違いない。 実は小生もやりました。 [20:30]新宿武蔵野館 P.S. 長い長い戦闘シーンが始まる直前の 『草食動物は緊張した瞬間に狩られる。 肉食動物は緊張しない。我々は狩る者だ。』は けだし名言でした。 (ちょっと細かい語句、間違ってるかもしれませが)