か かみやしろ 女たちの浮き足ぶりが楽しい
starstarstarstarstar - 1年前
邦題に「欲望のめざめ」とか付けなくてもいいのに。
男子禁制の女学校に負傷した敵兵士が舞い込んでくる。回復するまでかくまうが、女子生徒の他だけ校長や教師までもが兵士に興味を持ち色気を巻く。すっかりモテ男となった兵士であるが秩序の歯車が崩れた学… 続きを読む
邦題に「欲望のめざめ」とか付けなくてもいいのに。
男子禁制の女学校に負傷した敵兵士が舞い込んでくる。回復するまでかくまうが、女子生徒の他だけ校長や教師までもが兵士に興味を持ち色気を巻く。すっかりモテ男となった兵士であるが秩序の歯車が崩れた学校内であることを機に兵士の立場が暗転する。兵士は自業自得とは言え、行く末は無念。
映画「マリー・アントワネット」に続き、キルステン・ダンストが美しい。
2025.5.31
ㄹ ㄹ ㄹ ㅣ ㅣ ㅋ ㅏ 2018.5.22
starstarstarstarstar - 8年前
衣装がとにかく全部可愛かった。
男がもっと憎めないような若いイケメンだったらよかったのになと思ってしまった。
チ チィ.。oO 私的いちばんの見どころ
starstarstarstarstar - 8年前
ソフィア・コッポラ作品は何よりファーストカットを楽しみにしているんだけど、奇抜さはなく珍しくよくある始まり方だったな。と思いつつラストカットとセットで物語の表紙と裏表紙のようなまとまりのある不思議な印象だった。北部南部の物語というよりは、ひ… 続きを読む
ソフィア・コッポラ作品は何よりファーストカットを楽しみにしているんだけど、奇抜さはなく珍しくよくある始まり方だったな。と思いつつラストカットとセットで物語の表紙と裏表紙のようなまとまりのある不思議な印象だった。北部南部の物語というよりは、ひとつの森の中に佇む禁断性のある屋敷の話で淡々とジワジワと進む全ての展開が屋敷内でおさめられていたことが好きだった。何よりどんな年齢でも異性に対する態度が異なる表面はみんなお友達だけど簡単に裏切るのよ…感が嫌いで苦手で素晴らしかった…。苦々しい気持ちになるのが正解だと思っているので、女って怖いし、ソフィア・コッポラがいちばん怖くて上手い。
お おやまのやまだ boltネタバレ
女が怖い、だけでは語れない作品
starstarstarstarstar - 8年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
一貫して淡い優しい光に包まれる画面が印象的。美しい画の中で起こる各人物から透ける思惑や衝撃の展開の対比で凄いダメージを受けた。これは「女は怖いね〜」だけで済まされない様な様々な要素が複雑に絡んでいる。女としての欲や優越感のぶつけ合い、保護者としての責任感、凶行に及ぶ集団心理、戦争中という緊迫した状況下で敵と暮らすことで疑心暗鬼になる心。伍長を敵ではなく自分達と同じ一人の人間と捉え一度は絆されたのに、最終的に殺してしまうという結末に「うわっこれは凄い映画だ」と思った。伍長が迷い込んだのが女学校だから殺されたのか?違うと思う。そして、この話を善悪で語るべきではないし、誰が悪いかを決めるべきでもない。伍長自身も女性だけとはいえ敵地の中、無事生き延びたいと考えた末の結果だし。
そして、特筆すべきは画面が本当に綺麗なこと。衣装、セットから、光、自然に至るまで全てが美しい。そして、女性達が仄かな恋心に目覚めることで変化する表情の美しさよ…。神の教え、フランス語に刺繍、音楽を学んでも、噴き出す欲の数々にゾッとしつつも魅了された。
ラストシーン。常日頃生徒達を立派な淑女へ育てようと先生が唱えていた「縫い目は真っ直ぐ」が最終的に死体を包む為に役立つっていうエスプリの効きっぷりに拍手。
ひ ひふみれ いつの時代にも通ずる女たちの世界
starstarstarstarstar - 8年前
南北戦争下における、女たちの世界。
そしていつの時代にも共通する、女たちの世界。
細やかな刺繍の施されたパステル調のドレス、銀食器や燭台、綺麗に編み込まれた亜麻色の髪の毛…すべてが大邸宅に美しく映え、外の世界とのコントラストが恐ろしさを増… 続きを読む
南北戦争下における、女たちの世界。
そしていつの時代にも共通する、女たちの世界。
細やかな刺繍の施されたパステル調のドレス、銀食器や燭台、綺麗に編み込まれた亜麻色の髪の毛…すべてが大邸宅に美しく映え、外の世界とのコントラストが恐ろしさを増幅させる。
成熟も未熟も関係なく、女は魅せ方を知らぬ間に身に付ける。
どの女優も艶美で、そして狡さを兼ね備えていて気持ちが良い。
これを見て、男はどんな居心地の悪さを感じるのだろう。
知らぬ間に針を刺されていたような、そんな感覚。