笑顔というマジック
小森陽一の小説が原作の、熊本の遊園地グリーンランドを舞台にしたお仕事エンターテイメント。 よく言えば、奇をてらったところのない直球のストーリー。観客の期待や予測を裏切るような展開はほとんどありません。時に「うーむ」と首をひねるところも無き… 続きを読む
小森陽一の小説が原作の、熊本の遊園地グリーンランドを舞台にしたお仕事エンターテイメント。 よく言えば、奇をてらったところのない直球のストーリー。観客の期待や予測を裏切るような展開はほとんどありません。時に「うーむ」と首をひねるところも無きにしもあらず。 映像にしても、遊園地の楽しさやカラフルさがよく表現されているとは思うけど、見る者を驚かせるような絵はない。 それって、まさにこの物語の舞台である遊園地そのもの。 みんなどんなアトラクションでどんな体験ができるのか、あらかじめ分かっている。 でもそこで、一瞬でもマジックを感じることができて、現実から離れることができる、そんな体験を求めてやってくる。 そんな映画に対して脚本がどうの、絵がどうのと薀蓄交じりに講釈たれるのはちょっと違う。 では、この映画のマジックは何かと言えば、役者さんたちの笑顔に尽きる。 とくに全編に溢れる西島秀俊の満面の笑み。老若男女問わずシビれさせてくれます。 主役の波瑠ももちろんだけど、橋本愛の弾けるような笑顔にも目を奪われます。 とにかく気分が浮き立つ、楽しくなる映画を観たいという人にオススメですね。