ひ ひろき
レビューに騙されそうになった。
starstarstarstarstar - 8年前
レビューがあまりにも酷いから観るかどうか少し迷ったけど、細田さんの作品全部好きだったから観に行きました。
そしたら完全にその心配は杞憂に終わりました。
僕的には、
「未来のミライ」というタイトルが良くないのかなって思いました。魅力的なタ… 続きを読む
レビューがあまりにも酷いから観るかどうか少し迷ったけど、細田さんの作品全部好きだったから観に行きました。
そしたら完全にその心配は杞憂に終わりました。
僕的には、
「未来のミライ」というタイトルが良くないのかなって思いました。魅力的なタイトルで惹かれるけど。タイトルから想像していた内容とはかなりかけ離れていたのは否めません。
しかし、めちゃくちゃ色んなことを考えさせられました。また、子供の頃の自分のことを思い出しました。こういう映画もありだなって、ある意味新しい映画な気もしました。
レビューで敬遠してしまっている方々は、是非自分の目で確かめていただきたいです。
G GenerationBlue 「未来のミライちゃんは、いずこへ向かう?」
starstarstarstarstar - 8年前
怪作です。
お金を返して、
なんて図々しいことは申しませんが、
時間を返して……と言ってもよろしいでしょうか。
「君の名は。」であった、オープニング形式を意識されたんでしょうか?冒頭は山下達郎さんの曲とアニメ映像及びスタッフロールから始… 続きを読む
怪作です。
お金を返して、
なんて図々しいことは申しませんが、
時間を返して……と言ってもよろしいでしょうか。
「君の名は。」であった、オープニング形式を意識されたんでしょうか?冒頭は山下達郎さんの曲とアニメ映像及びスタッフロールから始まります。
まぁ、RADWIMPSのMVとも謳われる君の名は。ほど気合の入ったOP(MV?)というわけではないですが。
どうせなら「未来のテーマ」に合わせて、普通のTVアニメのOPみたいな映像を作ってしまった方が良かったんじゃないか?とも思いましたが……
う〜ん、山下達郎さんの無駄遣いという気がしてなりませんが、極めて勿体ない曲の使い方で、物語が始まります。
◯子育て(笑)描写について
→前提情報として……主人公くんちゃん(4)の両親は共働きです。くんちゃん一家は横浜郊外のお洒落なデザイナーズ一戸建てに住んでいます。世帯年収はおそらくですが2000万円以上3000万未満ほどかと思われます。
まず、ごく一般的な日本の庶民家庭とは、生活レベルがだいぶ違うことを頭に留めておかねばなりません。
人によって意見はあるでしょうが、私は劇中の子育て描写で極めて不快になり、終始眉根を寄せていました。
とにかくこの夫婦、「幼児」に対する働きかけ方や接し方がなっていない。言葉掛けも冷淡でかつ突き放したような物言いでショッキングなものです。
それに、幼児を置いて外に出て行ったり放って置いたりということを普通にします。保護者という意識や責任感が欠けているとしか思えません。
自分の子どもが本当に可愛かったら、大切だったら、目を離すことはしないでしょう。保護者の「保護」という言葉の意味を理解していない夫婦であって、見ているだけで耐え難いほどに気分が悪くなりました。
この一家の住居は、実は建築デザイナーである、くんちゃんの父親自身が設計したものなのですが、またこれがひどい家です。見た目だけ先行していて、階段や子供部屋など、使い勝手が全く考慮されていない。
くんちゃんにとっても、飼い犬のゆっこくんにとっても、極めて危険かつ生活しにくい構造となっています。
現代アート的建築も眺める分にはいいですが、まず幼児の親であるという視点がすっかり欠如していることに、言葉を失うばかりです。
早急に劇的ビフォーアフターに出演し、バリアフリー住宅にしてもらった方が、介護を見据えた家族の将来的にも、余程いいと思いますね。
ああ、あと、仕事で忙しい、は言い訳になりません。だって、みんなそうでしょう?仕事で忙しい中、みんな一生懸命に子育てをしてるんですから。忙しいなら、2人目を授かることはそもそもやめるべきです。
あんなネグレクト気味な育児をされたら、イヤイヤ期をとっくに過ぎているであろう、くんちゃん(4)がイヤイヤと喧しくのべつまくなしに喚き散らすのも仕方のない事です。
こういうふざけた保護者()ほど、外的要因で子どもが怪我したり事故にあったりすると、平気で「人のせい・社会のせい」にするものですよね。
車の往来がある駐車場とかでも、子どもと手を繋がない危険な保護者()がいますが、こういう無責任な、子どもの命を他人任せにするような夫婦なんだろうな、と。
◯母親について
劇中で母親が、くんちゃんから「鬼婆」と罵られるシーンがあるんですけど、自分のお母さんのことを鬼婆と罵るって、よっぽどの状況ですよ。児相案件じゃないですかコレ?
あとね、くんちゃんが寝てる時に「あなたは私の宝物」って囁くシーンがあるんですけど、あのさぁ……寝てる時じゃなくて、くんちゃんが退行して「ぼくのことも構ってよ!」って必死に喚き散らしてSOSを発してる、まさにその時にこそ、「Gyu! Gyu! (原文ママ)」と抱きしめて、このセリフを言ってやりなさいよと。まぁ、後の祭りですけどね。
◯父親について
仕事以外まるで役に立たない、毒にも薬にも亭主にも父親にもなれない類の人間、まるでダメな男、略してマダオ。
◯夫婦の絆(笑)描写
→ステレオタイプなイクメンマダオ&それに物申すヒステリック鬼婆……実際に幼児の子育てをしておられる、全国のご家庭の皆々様はコレを見てどのように思われたのでしょうか。
私には家族ごっこ、育児ごっこをしているおままごと夫婦にしか見えませんでした。
くんちゃんも将来、グレるとまではいかないまでも、親のことも親の愛も信頼せず、かなり刺々しい人格になるんじゃないかなぁ?乞うご期待!
◯ケモノ変化描写
→(必要性がわから)ないです。
(なんでそんな「現象」が起こったのか説明もやはり)ないです。
◯唐突な謎ホラー要素
→(これも必要性がわから)ないです。
◯唐突な戦時中描写
→いやぁ、「この世界の片隅に」は映画史に残る名作でしたね。
◯冒険要素について
→(子どもたちが期待するような一夏の大冒険みたいなものは)ないです。
◯主人公の成長
→(困難を乗り越えた先での人間的成長みたいなものは、あると見せかけて)ないです。
◯家族の絆の深まり、進展、成長
→(山も谷も落ちすらも)無い無い無いです。
◯未来ちゃんの掌の痣
→(くんちゃんが、赤ん坊の未来ちゃんに怪我をさせて、その痣が成長しても尚、ずっと残ってしまった……くんちゃんが幼くして背負った罪と贖罪、怨讐の果て……などという考えさせられる展開は言うまでもなく)ないです。
◯「過去から未来へつながる 家族と命の物語」
→これ、キャッチコピーの一文そのままですけどね。そりゃ血脈は脈々とつながってるでしょうけど、言うほど、家族だの命だのを、ていねいに描写してましたかね……
くんちゃん(4)は家族の歴史を垣間見る中で、大きな流れや出会いがあって、今の自分が存在していることを悟るわけですが、それが未来にどう繋がるんですかね……
ちょっと良くわかんなかったです。
もうね、いっそのこと「ママは小学4年生」とか観た方がいいんじゃないですか?
◯そもそもなぜ、時空を越えることができるのか?
→(その原理の説明からして)ないです。
くんちゃんが出会った全てが本当は、辛い現実から抜け出すために心の中で生み出した、ただのイマジナリーフレンドだった、というオチでも納得できてしまいます。どうしてくれんのこれ?
あとね、タイムパラドックスに関係してるのか知りませんけど、同一時間軸に未来の自分と現在の自分が同時に存在する事はできない、って劇中ルールがしっかりと提示されるんですよね。
それはいいんですけど、なぜかね、くんちゃんだけ、その劇中世界のルールを無視して同時に存在出来てるんですよね。
なので、くんちゃんは、時空間干渉系あるいは因果律操作系の強大な能力を有している特異な存在なのではないかと思われます。
つまりその、私も考察しようとしたんですけど……よく分かんなかったです。
未来から来たミライちゃんが、くんちゃんと一緒に時を越えながら家族の歴史を紐解き、家族の問題を一つずつ解決していく。しかし問題を解決していった結果、未来の在り方までも変わっていき、そしてついにはミライちゃんの存在までもが……
とかいう時間遡行モノ的によくある素直なストーリーだと思っていたんですが、そんな事はなかった……
一体、何が描きたかったんでしょうか?
ターゲット層はどの層だったんでしょうか?
ミライちゃんの未来は、というかこの一家の未来は果たして、いずこに向かっているんでしょうか?
とにかく、観終わって、お通夜状態、ポカン状態の劇場の雰囲気の中で私がふっと思ったのは、全く関係ない事ですけど、「宮崎駿さんって、色々と嫌な面もあるけど、クリエイターとして、やっぱりすごい方なんだなぁ」ということでした。
ワ ワンダーよにだ 良いアニメなのに面白くない
starstarstarstarstar - 8年前
起承転結の話を作るのが苦手な細田監督が、まさかの起承転結を捨てた作品を夏の東宝アニメ枠にぶっこんできた。
今回も賛否両論が既に世界で巻き起こってる話題作。
わたしは、すげぇ嫌いなんだけど、映像が素晴らしすぎて全否定できない悔しさで余計に… 続きを読む
起承転結の話を作るのが苦手な細田監督が、まさかの起承転結を捨てた作品を夏の東宝アニメ枠にぶっこんできた。
今回も賛否両論が既に世界で巻き起こってる話題作。
わたしは、すげぇ嫌いなんだけど、映像が素晴らしすぎて全否定できない悔しさで余計に嫌いって感じです。
別に作品が嫌いとかではなく、この中身のない話を作るために日本最高峰のアニメーター達が無駄遣いされてるのが嫌なんだ…。
やはり細田監督はアニメ演出の天才だと思う。
酷評したバケモノの子でさえ、演出は光ってたし、今作は演出のバケモノ作品と言ってもいいくらい映像美がすごい。
アニメーターの技術と監督の演出が監督作品過去最高に良い化学反応を起こしてると思った。
(くんちゃんの歩き方とか、寝てるだけの未来ちゃんの可愛さだけで画が持つって凄くない!?!?)
ただただただ、今作はあらすじというものがない。
だって起承転結の、「起結」しかないんだもの。
「くんちゃんという4歳の主人公に妹が生まれた。兄になった事を知る。完。」
これではまったく面白くない!!
話が面白くない!!
確かに細田さんは話を作るのが下手だけど、ちょっと切り捨てすぎじゃないかな!?
もちろん、自分の演出力を全力で発揮できるように構成してて、やりたい放題だから観てて気持ちいい部分もあるんだけど、
いや、観客はそんなの知らんがな、早く話を進めてよって感じ。
あとは、観た人の半分以上は思うだろうけど…、
2018年現在のエンタメや作品表現のトレンドを逆行している…。
なぜ今こんなの作っちゃったの?
(わたしは嫌いだけど)万引き家族が今の世のトレンドなわけで、
子育てをするお父さんは当たり前の世の中なのにわざわざ褒めるような描写を入れるのは時代錯誤なわけで、
全然わがままの度合いが普通の子のくんちゃんの子育てを(むしろ若いのに裕福で、親からの手助けも受けてる新米夫婦が)苦労してる風に描くのは、もうこれあかんやつですよ。
政治とか年金とか未来に対して色々不安がある現代において、アニメは夢を与えるものだけど、「恵まれてる家族の取るに足らない悩みと幸せな家族」を見せられても、なんか腹立つだけ!!
もうこれは、昔尖ってた細田監督もお子さんができて丸くなったんだろうが、その幸せをエンタメを混ぜずに自慢してきたら観客は不快なんだよ。
同じ事をリメンバー・ミーに言えるかもしれないが、あれはストーリーの完成度が高すぎて、その勢いで納得させられるし、泣かされるし、家族って良いよねって思わせられるから問題ないと思うんだ。
面白ければ人が空飛んでも許せるみたいな…。
それと、仕事中にくんちゃんがお父さんの机にお菓子を並べるシーンとか、お菓子を拾いながら進むか所とか、あれって完全にトトロだよね…。
オマージュのつもりなのかな?
なんか、比べられたくないであろう作品のシーンを使うって逆効果にしか見えないというか、パクリに見えるというか、マイナスにしか感じなかったな…。
声に関しては、本当に本当に上白石萌歌ちゃんは悪くないし、お姉ちゃんの「君の名は」と比べられる重圧の中がんばってたけど、
まったくもって4歳時の声と喋り方じゃないんだよな。最初に聞いたときは「これで2時間我慢せにゃいかんのか。」と思ったもん。
クレヨンしんちゃんみたいな、周りをすべて声優で固めた場合は大丈夫だっかもしれないけど、周りをほとんど俳優にしてリアリティを出してる中でのあの声は違和感バリバリだった…。
割と褒めようと思って書いてたけど結局文句の方が長くなってしまった。
何回も言ってるけど、細田さんは演出の人だから原作あるやつをやるか、めちゃめちゃ良い脚本を他の人に書いてもらってそれを監督した方が良いと思う。
もうこれは、この内容でGOを出したプロデューサーの責任だし、興行が良かろうがこのままだとスタジオ地図の未来はやばい気しかしない。
あと余談なんだけど、観ていて背景美術が異様に美しくなるシーンがあって、めっちゃ男鹿さんのDNAを受け継いでる人がいる!!!すげえ!!と思ってたら普通にエンドローンに男鹿さんの名前あって、なんだよ本人かよ。となった。
(わたしと同じ人いないかな…)
(´-`).。oO(次回作に期待)
r ruca
タイトル詐欺
starstarstarstarstar - 8年前
低評価が並んでいますが、これは
タイトルと予告編から受けたイメージと
実際の内容とのギャップの為であり、
作品自体の評価にはあたらず、
宣伝の仕方が悪かったと言わざるを得ません。
まあ、いかにお客さんを観る気にさせるかが
宣伝の役割なので… 続きを読む
低評価が並んでいますが、これは
タイトルと予告編から受けたイメージと
実際の内容とのギャップの為であり、
作品自体の評価にはあたらず、
宣伝の仕方が悪かったと言わざるを得ません。
まあ、いかにお客さんを観る気にさせるかが
宣伝の役割なので仕方ないかもですが。。。
これまで細田監督は一貫して
「家族」をテーマに描かれており、
作品毎に切り口が変えてあるだけなので、
その事が分かっていれば
今作も楽しめる内容であり、
紛れもない細田守作品です。
今回描かれているのは、
とある若い家族の日常であり
若干のファンタジー要素はあるものの
過去作に比べ、劇的なカタルシスを
迎えるわけでもありません。
人によっては物足りなさも感じるでしょう。
が、この映画の価値はそこにはなく、
観終わった後で映画の内容に照らし合わせて
これまでの自分の人生、家族、
そして先祖に想いを馳せる
その「きっかけ」となってくれるのが
この映画の真価ではないでしょうか?
その意味では自分がこれまで
どんな人に囲まれ、
どんな人生を歩んで来たのか
が重要であり、良くも悪くも
他人の評価は全くあてになりませんので、
ぜひ一度ご自分の目で観て、
感じる事をおすすめします。
豆 豆もやし boltネタバレ
期待していただけに残念
starstarstarstarstar - 8年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
細田守作品が好きで、時をかける少女 から バケモノの子 まで全て面白く世界観も大好きでした。今回の作品は、話の盛り上がりもなく展開もぶつ切りで感動もしませんでした。