いいですね。
静かだけど芯のある映画といえます。ある意味で反戦映画ですね。
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監督を務めるのは『半落ち(2004年)』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した佐々部清。大森南朋とEXILEのパフォーマーであり、俳優としても数多くの作品に出演するAKIRAの2人を主演に迎え、平和と安息を願う詩で人々の心を掴んだ北原白秋と、その白秋のリズムを持った詩に深く感銘を受け数々の名曲を作曲した山田耕筰の人生を描く。北原白秋(大森南朋)は隣家の美人妻・俊子(松本若菜)に気もそぞろ。逢瀬を俊子の夫に見つかり姦通罪で入獄になる。白秋の才能を眠らすまいと与謝野夫妻が奔走し釈放されるが、恩も顧みずのうのうと俊子と結婚する。その刹那、俊子は家出、入水自殺を図るが蟹に足を噛まれ断念。そんなおバカな白秋と洋行帰りの音楽家・山田耕作(AKIRA)に鈴木三重吉(柳沢慎吾)は童謡創作の白羽の矢を立てる。才能がぶつかり反目する二人だが、関東大震災の惨状を前に打ちひしがれた子供たちを元気づけるため、手を取り合い数々の童謡を世に出す。しかし、戦争の暗雲が垂れ込める中、子供たちを戦場に送り出す軍歌を創るよう命ぜられてしまう......。
静かだけど芯のある映画といえます。ある意味で反戦映画ですね。
あの有名な童謡「この道」の作者 北原白秋と山田耕筰の物語だ。 あまり期待せずに見たのだが、かなり良かった。私は大森南朋という俳優は使いどころが難しい俳優だと思っているのだが、本作の北原白秋役は当たり役。無邪気で、泣き虫で、だらしない、だが憎めない人間味あふれる人間像を生き生きと演じて、彼の代表作となった。 女にだらしなく、隣の人妻に入れ込む白秋を与謝野晶子がたしなめる。お前が言うか!って感じで面白い。この隣の人妻役の松本若菜がとっても美しい。与謝野晶子役の羽田美智子も良い。 飲み屋に集まる白秋の友人たち。石川啄木、高村光太郎、萩原朔太郎、室生犀星らが集い、あたかも日本版「ミッドナイト・イン・パリ」のよう。 「赤い鳥」の連載が始まってからは、日常の台詞の中に、誰もが知る童謡の歌詞が自然に使われていて、これはもう「ずるい」って言ってもいいレベル。「こんなヒントでこの詩ができていったの?」なんて、ついニヤニヤしてしまう。 中盤以降に出会うAKIRA演じる山田耕筰。こちらも最初は懐疑的に見ていたんだが、どうしてどうして、たいへん素晴らしかった。「たたら侍」のときの武士には違和感を感じたが、大正時代の芸術家にはピッタリハマった! AKIRA登場後はバディものに変わっていき、ついにタイトルにもなっている童謡「この道」の誕生へ向かう過程はガンガン楽しくなっていくんだが、だんだんと日本にも戦争の足音が聞こえてくる…。 もしかしたら年齢限定かもしれないけど、大人にはかなり楽しめる。試写会場では一般試写にもかかわらず拍手が起きた。エンドロールにかかるATSUSHIによる「この道」も心にしみた。 懐かしく、あたたかく、日本の心を伝えてくれるような、素晴らしい作品だった。
あまり観ない感じの作品だったけど、観てよかった。
いつの時代も男は女性に振り回されるものなんだなと思いました。
童謡を作る裏側の話。 北原白秋と山田耕筰の絆に感動でした。 もっと暗いお話かと思っていましたが笑いあり、感動あり、涙ありで素敵な作品でした。 大森さんの安定感、AKIRAさんの意外な姿、羽田さんの与謝野晶子の存在感、圧巻でした! 舞台挨拶、本当に楽しかったです。 監督、本当に最高のキャスティングだったと思います。