メディアとしての表現の仕方の違い
実写でやったばかりの大ヒット作をすぐにアニメでリメイクする意味。最近流行りのこのメディアミックスの意味を確かめに劇場へ。 珍しく渋谷で見たら、観客はほぼ高校生と大学生のみ。さすが渋谷。だがその中に5人くらいはっきり白髪・禿頭の老人がいるの… 続きを読む
実写でやったばかりの大ヒット作をすぐにアニメでリメイクする意味。最近流行りのこのメディアミックスの意味を確かめに劇場へ。 珍しく渋谷で見たら、観客はほぼ高校生と大学生のみ。さすが渋谷。だがその中に5人くらいはっきり白髪・禿頭の老人がいるのはなぜ? まあ、私もどっち?と言われれば老人よりではありますが、おもしろい構成だ(^^)。 ストーリーは同じなわけだから、当然その違いを確認しながらの鑑賞となる。 真っ先に感じたのは、実写版は主演の浜辺美波の個性と魅力に寄っていたのだなぁ、ということ。慣れるまで声優さんの声が浮ついて聞こえて馴染まなかった。あれだけの大ヒット作を受けてのアニメ化だから、声優のLynnさんも相当にプレッシャーはあったろう。 そういう違和感に慣れてくると、こういうフィクションに気持ちよく没入できるメディアとしては、実写よりアニメの方が優れていると実感した。よくある少女マンガからの実写化もそうだが、実写の方がイメージと違うとか、大げさすぎる演出が浮いてしまったりするが、アニメだとなぜかその辺が全て許せてしまう。大げさな演出が違和感なく見れるのは、メディアとしての表現の仕方の違い? ただ「もう泣いていいですか?」後の嗚咽は実写版の北村匠海くんに軍配。私、あのシーンでの彼の演技に感動しちゃったもんで。 途中、劇場版のくせに止め絵が多かったり、もっと金かけて作ってほしいと思ったシーンもあったが、総じてよくできたアニメ化だったと思う。人によってはこちらの方が琴線に触れる人もいるかと。 とりあえず、見て損はなし。 (ラストシーンで、後ろに見えたお墓が「五百久」家。なんだこれ? 気になって調べたら「イオク」家。何かつながりのある名前? 監督の趣味? 気になる、気になる(^^)。)