日本人にはわかりずらい。
いま韓国で上映して欲しい。なかなか重い内容です。実話がもとらしいが70年代の日本の学生運動だね。ただ韓国の場合事情が違うけど。今こそ再び立ち上がれ韓国の学生達よ。
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『ファイ 悪魔に育てられた少年』のチャン・ジュナン監督が『哀しき獣』以来、7年ぶりの共演となるキム・ユンソクとハ・ジョンウを迎えて、韓国全土を巻き込んだ民主化闘争の実話を描く。1987年1月、全斗煥大統領による軍事政権下の韓国。徹底的に北分子を排除したい南営洞警察のパク所長(キム・ユンソク)が指揮する取り調べは、日に日に激化していた。そんな中、ソウル大学の学生が行き過ぎた取り調べ中に死亡する。隠ぺいのために警察は親にも遺体を見せず火葬を申請するが、何かおかしいと感じたチェ検事(ハ・ジョンウ)は検死解剖を命じる。解剖により学生は拷問致死であったことが判明するが、政府は取り調べをした刑事二人を逮捕することで事件を終わらせようと画策する。これに気付いた新聞記者、刑務所看守(ユ・ヘジン)らは、事実を白日のもとにさらそうと奔走するが、警察による妨害もエスカレートしていく。また、拷問で仲間を失った大学生たち(カン・ドンウォン)も立ち上がろうとしていた......。
いま韓国で上映して欲しい。なかなか重い内容です。実話がもとらしいが70年代の日本の学生運動だね。ただ韓国の場合事情が違うけど。今こそ再び立ち上がれ韓国の学生達よ。
タクシー運転手を見て、マンガ「沸点」を読んで、ある程度韓国の民主化運動の歴史は知っていたけれど、やはり普通の人たちが、政治のおかしさに立ち上がっていった歴史はすさまじいものだったというのがよく描かれた作品だと思う。 自分たちで政権の民主化を勝ちとっていったからこそ、パククネの問題にだって黙ってない国民性が生まれたのかなと。 しかし韓国映画の拷問シーンはいろんなもので何度も見ているけれど、今回の1987もなかなかにつらかった。なぜそこまでリアルに描かなきゃいけないのかなとも思うけど、きっと現実はあんなもんじゃない。 映画としてあえて拷問シーンを描かないという手法もあるとは思うけど、なぜコリアンシネマはこんなにリアルなのかしら。 誰かといろいろ話したくなる映画でした。
実際に起こった事件をベースにした作品って近年の韓国映画では定番って感じがする。 1987年に起こった「民主化運動」をベースにはしているが作り物だよって言われても、リアルすぎる描写の数に後半は観ていて胃が痛くなった。 この作品を通じて多くの人に知って欲しいという意欲は理解できるのだが、あまり良いイメージを持たない人もいるのではないかと思ってしまう。 ふと上映終了後そんな事を考えていたが、それはそうと作品のパワーがものすごいため見終わった後の疲労感がとてつもなかったです。 あらゆる政治的な背景があり、北朝鮮との確執から度を越した制裁が下されていく。 それを隠蔽する政府と公安。 人間が起こす想像を超えた行動の数々に観ていて身震いしました。 あらゆる登場人物の行動や言動が至るところで目につき、正直理解に苦しみました。 でも追い詰められた人と大きな力や組織に制圧されている状況で自分の考えなんて通せる訳がない。 逆らったり目立った行動をすれば自分の命、家族の命が危険に晒されます。 しかし「今のままでは駄目だ」と大きな力に立ち向かおうとする人々が今作の主人公です。 検事、新聞記者、刑務所看守、活動家の大学生など立場は違えど「今より良い国にしたい」という強い思いを感じました。 ただ、方向は違えど国を良くしたいと思っているのは政府や公安もそうなんですよね。 考えても考えても誰もが納得する解決策は見つからないんだろうな。
頭では映画だと分かっているのに、いつの間にかドキュメントを観ているような錯覚に陥る。負の歴史を正面から見据え、考える。韓国映画のこの姿勢に感嘆。
韓国で実際に起きた事件なのに知らなかった。 真実が1番重い武器な気がした。 いろんな衝撃があって、目が離せない約2時間でした。
1987年と言えば88年のソウル五輪の前年で、五輪は当時子供ながらに記憶していますが、まさかその前年にこんな事が起きていたとは考えたこともありませんでした 韓国映画をたまに見ますが、え?これがほんの少し前の出来事!?と驚く事が良くあります。とは言え既にこれも30年前の出来事ですが… 実際犠牲になった方の写真が出てきたりリアリティあります。なんとも言えない気分で見終わりました
2018年50本目 作品:1987、ある闘いの真実 演出:★★★★☆ ストーリー:★★★★☆ 映像:★★★★☆ キャスト:★★★★☆ 音楽:★★★☆☆ 総評:★★★★☆ コメント:韓国民主化闘争の黒歴史を描いたいわばドニュメンタリーに近い映画。1980年の光州事件がテーマの「タクシー運転手」とは全く印象が違っていて、”エンタメ要素”がほとんどない純粋に史実を映像化した感じの作品。今では身近な隣国が、つい30年前まで(&ソウルオリンピックの前年まで!)”自由”が当たり前ではなかったことにショックを受けた。忘れられない映画。 鑑賞費:1,100円(109シネマズ 相鉄ムービル限定特典)
無論自身が事件の当事者であるはずもなく ましてや韓国人でもない身の上で この映画の良し悪しは語れないのかもしれない。 ただ、言えることは 先頃の「タクシー運転手」もそうだが 人目に触れさせずに覆い隠そうと思えば わざわざ掘り起こさずに闇に葬ることができる 自国の負の歴史をしっかりと 映像作品として遺そうとする気概を この映画からもひしひしと感じる。 折しも劇中で描かれる事件は ちょうど30年前のこと。 「風化させない」と口で言うのは容易いが こうしてお金と労力をかけて 後世に残していくという努力は 我が国日本にも大いに必要なことではないのか。 (って、いつもおんなじこと言ってるような 気もするが…) 韓国の人がこの映画を観てどう感じるのか 大いに語り合ってみたいと思うとともに 他国に起きた出来事の映画ながら そんなことばかりを感じさせられた2時間でした。 [18:55]シネマート新宿・劇場1️⃣
タクシー運転手はエンタメ要素が多いので極論すればアクション映画としてだけでも楽しめると思うのだが、こちらは歴史的事件の再現ドラマ的なつくりになっている。そうしてみると、ヨニの存在が意外に重要。ノンポリの一般人が巻き込まれて覚醒していくことを描いていることなどは再現ドラマとは一線を画すポイントのひとつとなる。靴のエピソードは象徴的。キム・テリが可愛いのもよろしい。
史実を映像化。民衆の力は素晴らしい。
アメリカと中国・ソ連の権益の取り合いだった朝鮮戦争の後、37度線で共産主義に準じる北朝鮮と反共を謳う大韓民国に分割された朝鮮半島の歴史に想いを馳せる。全斗煥大統領時代の光と陰の内、治安本部対共分室にフォーカスした映画。 2012年の「南営洞1985」と合わせて見て大韓民国の政治の一端を知る。
人間の恐ろしさに泣き、真実を追い求める人々の勇気に感動して泣き、結局、泣きっぱなしの映画だった 1987年に韓国で起きた民主化運動について、ある学生の死をきっかけに、自由を求めて水面下で動きはじめた人々を中心に描く 当時の韓国政権は「打倒!共産主義」をスローガンに警察の明らかに行きすぎた赤狩りにも目をつぶっていた その結局、対北の部署は「何をやっても許される」ならず者集団へと変化していく 彼らは本来なら「打倒!共産主義」のはずなのに、やっていることは、まるで北朝鮮幹部の虐殺と同じという、ミイラ取りがミイラになったような集団だった キム・ユンソク演じる所長も最初からおかしな人間ではなかったはずだ 彼個人の北朝鮮に対する思いと、その思いを利用する国から与えられた権力によって、歪んだ愛国心の塊になってしまったのだろう そんな彼らを観ていると、 「真の愛国心」について考えさせられる たとえ、その行いが間違っていたとしても、大統領府のお気に召すように行動し、その考えを他人に押し付けるのが、本当の愛国心なのだろうか それよりも、国をより住みやすい国にするために意見を言い、反対意見があれば議論し、国や国民の明るい未来のために貢献するのが、本当の愛国心だろう この映画でいえば「愛国心」という大義名分の元、言論統制をする警察は本当の愛国心からは程遠く、拷問して殺された学生の真相を暴くために「真実の伝書鳩」をしていた人たちこそ、本当の愛国者だと思った そんな真実を追い求める人々が、負け試合と分かっていても、その火の中に飛び込んでいく姿は、とても力強く勇敢で、涙なしでは観られなかった 彼らは何も特別なことをしていない 検事は法に則って事件の捜査をし、記者は真実を報道し、刑務官は受刑者の秘密を守り、牧師は嘘をつかず真実を語っただけだ それぞれが、自分の良心に従って当たり前の行動をしただけなのだ しかし、彼らが生きていた時代は、そんな当たり前のことが許されず、とても勇気のいることだったのだ その一人一人の行動が、周りの人々を動かし、国をも動かしていく 自分の良心に従って、当たり前の行動をすることが、周りの人を動かす これが、真実の物語だからこそ、その重みをズシリと感じる映画だった
31年前にこういう事件が韓国であったとは知らなかった。この事件をいろんな人物の視点で描き、善悪に囚われず作り込まれている点は評価出来るが、一方では登場人物が多く、警察内の関係性が分かりづらく、韓国の情勢もいまいちわからない為にこの映画のみでは理解が難しい。事実を基にしているのだからもっと人物を絞って細かく描いて欲しかった。
先月「タクシー運転手」を観たばかりなので、本作品も興味深く観ました。韓国映画、凄い!史実を基にした作品は本当に面白いです。池上彰ではありませんが、今を知るには現代史を知る事ですね。必見です! ハリウッド映画では「デトロイト」を思い起こしましたが、もっと面白いです!!