監督の才気が伺える
謎の病原体が世界を震撼させる中、山奥で暮らすポール一家とそこに訪れたウィル一家の同居生活を描くA24制作の心理ホラー映画。 極限の状況でお互い疑心暗鬼になる品現模様を描くのがテーマ。だから「それ」の正体が明かされないのにも不満はなし。遊星からの物体Xを思い出した。 怖がらせる演出や凝った撮影などから監督の才気が伺える。次回作であるこちらもA24制作の「WAVES」が楽しみ。
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『イット・フォローズ』の製作陣と、『ア・ゴースト・ストーリー』などの映画会社A24による極限心理スリラー。監督は、全米のインディペンデント映画賞を多数受賞した経歴を持つトレイ・エドワード・シュルツ。主演は『ザ・ギフト』で長編初監督と主演を務めた俳優ジョエル・エドガートン。夜やってくる正体不明の“それ”から逃れるため、 森の中の一軒家に隠れ住むポール(ジョエル・エドガートン)一家の元に、ウィルと名乗る男とその家族が、助けを求めてやって来た。ポールは“それ”の侵入を防ぐため「夜、入口の赤いドアは常にロックする」というこの家のルールに従うことを条件に、彼らを受け入れる。うまく回り始めたかに思えた共同生活だったが、ある夜、赤いドアが開け放たれていたことが発覚。互いへの猜疑心と、迫り来る“それ”への恐怖が、少しずつお互いの家族の本性を露にしていく。
謎の病原体が世界を震撼させる中、山奥で暮らすポール一家とそこに訪れたウィル一家の同居生活を描くA24制作の心理ホラー映画。 極限の状況でお互い疑心暗鬼になる品現模様を描くのがテーマ。だから「それ」の正体が明かされないのにも不満はなし。遊星からの物体Xを思い出した。 怖がらせる演出や凝った撮影などから監督の才気が伺える。次回作であるこちらもA24制作の「WAVES」が楽しみ。
題名のItが何だったのか、私にはわかりませんでした。 結局究極の状況に立たされると信じられるのは、自分だけなのかと言う事を感じ取りました。
面白かったなぁ 極限状態で表れる人間の本質 この世で何が怖いかって、人間が一番怖いんじゃないのと思ってしまう作品 謎の病気が蔓延する世界 森の中の一軒家で暮らす 父、母、息子と犬一匹の家族 ある時、一人の男性に 「水を分けて欲しい」と言われ、 その男性家族と共同生活をすることになるのだが… 日本で現在「水道を民営化するかどうか」が話題になっているけど 将来的には、人々は「飲み水」を求めて争い合うだろうと、よく言われている 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のように この映画で描かれるディストピアでも「水」が重要な役割を果たしている 食料を持つ家族と、飲料水を持つ家族が共同生活を始めるにあたり 上位に立つのは、飲料水を持つ家族 しかし、共に生活するうちに 「自分たちの聖域を奪われるのでは…」と疑心暗鬼になっていく そこで人は「他人に対する寛容さ」を求められる しかし、現実として、人は、どんどん疑心暗鬼に、どんどん狭量になっていく… 人は、ルールを作り、それが守られている間は安心して暮らしているが それが破られた瞬間、平常心を失ってしまう… その時、人間の本質が表れる 「外で何が起きているのかわからない」という恐怖が、人を不安にさせ、平常心を失っていく この映画で描かれている恐怖は ゾンビでも、疫病でもなく 人の心に潜む暗闇(ダークサイド)なのだと思った それ<人間の狂気>は、世界が静寂した夜中にやってくる まるで舞台劇のような密室劇で展開する異色のホラー 一味違う作品を求めている人にオススメの作品